2018/10/02

たいしょ

10月から市のごみ収集日が変わったのを忘れていて、朝、燃えるゴミを出しに行ってしまった。ごみ収集所に向かうと一人のおじいちゃんが座って何かを見てるなあと思ったが、その後ろ姿におはようございますと言いながら収集檻にゴミを入れようとすると、

「そうか、今月から変わったんだなあ」

とつぶやく独り言。
はっとしてその時初めて収集日が変わったことを思い出し、「そうか、今月から変わったんでしたね」と言って彼を見ると、「火と土になったんだな。あとは一緒だな。」と教えてくれる。彼がさっきから見ていたのは収集日を記した看板だった。

「知らない人もいるんだろうな」

と言って収集檻の中、すでに何袋か入っているのを見ながら帰って行く彼。
「水と土ですか、しまったなあ」と言って入れかけた自分のごみ袋を戻そうとすると、

「おう、たいしょ、いいんだよっ。一日だけだから。明日取りに来っからさ」

と、こちらを見ないで声を掛けつつ去っていった。
大工の棟梁のような口調で。

その「大将」という呼びかけがうれしかった。なんとも言えない親しみと私への気遣いがこもっていた。

思えば、あの看板を見ている時間は不自然に長くてそもそも私に注意する為に待っていたように思えるが、、
その注意の仕方が、さも自分も知らなったかのような口ぶりによって角が立たないようにするエレガントなやり方。

明日もいるかな。明日も行ってみるかな。

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2018/10/01

駒ヶ根ハーフマラソンに出てきた

実は密かに今年はハーフの自己ベストを更新したいとか思っている。前回自己ベストを出したのは一昨年だが、その年は秋に何本かハーフを走って調子が上がり11月の戸田でベストが出た。今回もその作戦で何回かハーフを走る予定。後半の手賀沼か戸田で出せたらなと思っている。さあ、シーズンイン。


その秋のハーフシリーズ第一弾。駒ケ根ハーフマラソンを走ってきた。


シーズン最初、いつもの越後湯沢秋桜マラソンではなく駒ケ根ハーフを選んだのは、春になかがわハーフマラソンに出てこの地の印象がとてもよくまた来たいと思ったから。


駒ケ根ハーフに挑むにあたって作戦を立てた。前日に千畳敷カール、走った後に温泉に行く作戦だ。こんなことは珍しい。無計画で知られるおれだ。ロープウェイの時間とかバスの時間とかも調べた。


そういう慣れないことをすると、昔から「雪でも降るんじゃないか」と言われることになっている。今回は台風が来た。結果、計画はおじゃんだった。


台風の影響はそんな観光計画どころか、大会の開催自体が危ぶまれる事態にまで及び、大会ホームページの暫定的な「開催の方向」という発表を頼りに、10:00新宿発スーパーあずさに乗車。ルックス・ライク・工業用3Dプリンター。
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車内のランニングシューズの民、上諏訪で降車するのは駒ケ根を走る人達、降車しないのは松本マラソンを走る人達であろうか。私は降車。在来線で岡谷まで行き昼はん。
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すでにかなりの雨脚。すでに千畳敷カールはあきらめている。飯田線に乗り換え。初めての飯田線せっかくの飯田線だが車窓は雨降り。


15時過ぎに駒ケ根駅に着。計画が狂った関係でやたらと時間が余ってるので二回目の昼はんをとったり和菓子屋で大福を食ったりしている。雨脚は相変わらずの勢いだが駒ケ根駅前の商店街はアーケードがあって雨を避けられるので助かる。

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そろそろチェックインできる時間となり、苦手な傘をさして、明日のスタート地点に寄り道してから今日の宿に向かう。傘を差しても膝から下が濡れてしまうような雨の中、スタート地点では明日の準備をしているスタッフの姿が見える。ありがたいというか申し訳ないような気分だ。


宿についてチェックイン。予約時には禁煙室の空きが無かったが一応希望だけ出しておいたところ、空きが出たということでちゃんと禁煙室を用意してくれた。うれしい。ついている。


大会ホームページを確認すると情報が更新されており、午後の現時点でもなお開催の方向とのこと。こうなったらありがたく走らせてもらおうと思い、雨で体温を奪われることを想定し対策として夕はん。さっき昼を食ったばかりだ。
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翌朝は4時半に自然起床。雨がやんどる。外に出て会場まで歩くと、スタッフの皆さんが朝早くから準備をされている。交通整理の準備も始まっている。係の人にあいさつしながら、荷物預けの場所や更衣室など確認。


牛丼屋で朝はんかるーく食って宿に戻った頃にまた雨が降り出した。走る格好に着替えて荷物をまとめチェックアウトする頃は、雨は止んでいる。降ったり止んだり。台風らしい天気になってきたが、まだ風が無いのが幸い。


会場で荷物預けに荷物を頼んで外にでようとしたときに、また激しい雨。出るに出られずみんな屋根の下でしばらく雨宿り。隣人と自然に会話が始まる。


スタート時間が近くなって観念、数百メートル離れたスタート地点にエイヤーと移動。スタート地点では左右のアーケードが雨からのシェルターとして見事に機能している。


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スタート5分前みんなアーケードからわらわら出てきてスタートブロックに並ぶと、申し合わせたように雨も弱まるのが見事だ。弱雨の中、9時スタート。


前半は下り基調、後半は上り基調のコースだと聞いているので、後半に備えて脚を貯めておかねばとは思うものの、台風で気分が高まってるのかついペースが上がる。序盤7キロはキロ4分30秒台のペース。夏以降7キロをキロ5分以内ですら走れてないおれだが、どうなのか。


前半下り基調と言っても実際には下って下って上っての繰り返しのようなコース。ガーミンロガーの「階数」が反応するくらいの上りがいくつも現れる。地脚ができてない奴はどんどん脚を削られる。そして8キロくらいに設けられた試練の「アップダウンヒル」で叩きのめされる。つまり自分がそうだったので間違いない。こんなに上りに弱いとは思わなかった。


「アップダウンヒル」を上って下ると橋の上でアイスを配ってくれている。事前に聞いていて楽しみだったのに、消耗しすぎて受け取る元気がない。距離は残り半分。絶望的な気分だ。


その橋を渡ったら左折。天竜川右岸の堤防区間に入った。水かさを増した天竜川の流れは荒々しく、茶色の濁流を間近に並走していたら野生の記憶が目覚めたのかなんだか元気が出てきた。気分が晴れてきた。いつの頃か忘れかけてた荒ぶる胸の思いだ。アクセルためてルーズな空見上げる。(アクセルを"ためる"という意味が実はわかっていない)


と、空も晴れてきた。時折り日差しがのぞく。ようやく景色を見る余裕もできた。左右のアルプスの山こそ見えないが、稲刈りが進んだ秋の伊那谷に心癒される。


中盤が終わって後半。前半下った分を今度は上る寸法だ。雨の中コースに出てくれている地域の皆さんの応援が心に染みる。大声でなく近くの人に話しかけるように励ましてくれるのが印象的。「来年はいい天気になるからまたおいな」と優しそうなおじいさんの声が聴こえる。ぜひ来たいと思ってアクセルためる。


後半はだいぶペースを落として、1時間50分をかろうじて切るくらいでゴール。いいよいいよ。シーズン最初はこのくらいで。例年第一弾に選んでる越後湯沢でもいつもこのくらい。しかもガーミン獲得高度は越後湯沢を超えてる(改めて確認したら越後湯沢の高度上昇453mに対し駒ヶ根312mだったのでこれは間違い。何を見ていたのか老眼のなせる業)し、それでこのタイムなら上出来。と御都合主義的脳内処理を経て満足に浸る。


完走タオル、記録証、ドリンク、梨をいただき、メイン会場に移動。荷物を受け取り着替え、濡れたウエア類を持参した大型ジップロックに仕舞い、濡れたシューズは持参した吸水のための雑紙を詰めてから靴袋へ。珍しく抜かりが無い。


参加案内に入っていた抽選会の券でタブレット端末をタッチする式のくじを引きレトルトカレーが当たった。同じく参加案内に入っていた交換券で今度は「かっぱすいとん」の振る舞いを受ける。ありがたい。草餅色の団子が入っているところが「かっぱ」なのだろうと推察。頓智が効いている。
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続いて、ソフトクリームを持っている人がいたのでそっちに向かおうとしたその時、会場案内から飯田線の最終列車の案内が聴こえてきた。12時46分の列車を最後にそれ以降の列車は運休と言っている。まじか。時計はもう11時50分を回っている。まだ走っている人もいるが大丈夫だろうか。


苦手な傘をさし駒ケ根駅に移動。徒歩数分。運行状況を確認したところ12時46分最終で間違いないらしい。とりあえずその場で切符を購入してから、昼だけは食っておこうと駅前商店街に戻り「水車」で駒ケ根名物ソースカツ丼。店内は大混雑で列車の時間に間に合うか少し冷や冷やしたが大丈夫だった。うまかった。時間ジャストな感じで飯田線に乗り込む。こちらも大混雑を予想したが、まったく混まずに座れた。1時間に1本の飯田線。1本前は自分がコールした時間くらいなので、それに乗れた人はかなり脚の速い一部の人だとすると、鉄道で帰る予定の人残り大半はこの列車に乗らないと今日帰れない。あるいは高速バス利用者が多いのだろうか。後泊の予定だったらいいのだが。


などと余計な心配をしながら終点の岡谷に到着し、そして数分後に出発する今度の特急スーパーあずさ20号がこれまた新宿方面の本日最終、それ以降は運転取りやめだと知る。なんなのか、この瀬戸際で助かってる感じは。ついてると言っていいのだろうか。


スーパーあずさは甲府で混雑のピーク。指定席車両のデッキや通路も開放してホームにあふれた人々=この後の便を予約していた寝耳に水な人たちだということがその後の愚痴を聞くとわかる=を受け入れる。


列車は11分遅れで新宿到着。総武線、都営浅草線と乗り継いで18時過ぎに最寄り駅着。またしても自分が家まで歩く間だけ晴れていて苦手な傘を使わずに家到着。ついているといっていいのだろうか。次は3週間後、寺泊シーサイドマラソンだ。


それはともかく、スーパーあずさ、富士見駅近く、車窓から思わず撮影した、旧立場川橋梁。なんじゃこりゃ的構造。
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2018/09/23

ずっと欲しかった 自転車

「探してた・手に入れた」フリッパーズ・ギター/カメラ・カメラ・カメラの節で


条件は、
・いわゆる「ワイドハンドル」イージーライダーのバイクみたいに手首がラクなやつ
・サドルにバネが入って柔らかいやつ
・買い物かごがついている
・町の自転車屋
・駐輪場においても盗まれない、つまりは極めて何事もないありふれた目立たなさ


最初驚いたのは、近所に街の自転車屋さんが無いということ。20年くらい前に引っ越した時にはあったはずだが、今ではホームセンターや大型スーパーの自転車売り場くらいしかない。

その自転車売り場を巡るなかで、買い物自転車でも結構するのを知った。最初は1万くらいを目安に考えていたが、その倍くらは仕方ないかと思った。


そんな中ふと思いついたのは、市の再生自転車。自分もかつて修行の未熟さからつい駅前に留めてしまった自転車を回収されてしまったことがあり、その時、そうして回収された自転車は一定期間受け取りに来なかった場合処分され、その一部は再生自転車として格安で販売されるということを知った。


市のホームページで調べてみたところ、そういった自転車を取り扱ってる自転車屋のリストが紹介されていて、一番の最寄りは隣の隣の市の自転車屋だった。


なぜ放置された市じゃなくて隣の隣の市なのかについて、多少釈然としなかったが、とりあえず行ってみた。


驚いたのは、放置自転車でイメージする普通の買い物自転車だけでなく、スポーツ自転車ロード自転車などもたくさんあったこと。たとえば新品なら20万後半といった感じの見たピナレロのCFRP自転車ほぼ新品などが普通にある。しかも格安。つい当初の目的を忘れて手を伸ばしそうになったくらいだ。なんでこんなのが放置され市から払い下げになるのか理解に苦しむ。


店はちゃんとした店。主人が親切でいくつか試乗させてもらい、当初の予算で念願の買い物自転車購入。うれしがって乗り回している。


Flipper's Guitar - Camera! Camera! Camera!

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14歳の国

遊園地再生事業団の「14歳の国」早稲田ドラマ館で観てきた。おもしろかった。緻密でタイトな構成で素人の自分なんかが言うのもなんだが、今まで見た中でも完成度の高さを感じた。

自分が宮沢章夫さんの芝居を初めてみたのはたぶん「ヒネミの商人」で、CSのシアターテレビジョンで観た。

実演を初めて見たのは「ジャパニーズ・スリーピング」だったと思う。2010年だ。

今回観た「14歳の国」は本で読んでいたので概要は把握していた。舞台は中学校、体育の授業で生徒がいない教室で、教師が生徒の荷物検査をする。こそこそしつつ、教師どおしの会話が宮沢作品独特の不条理さでドリフトしていく。

初演は20年前、1998年に神戸のニュータウンで14歳の少年による衝撃的な事件の直後に発表された。

早稲田の駅で降りるのは初めて。変なティーシャツの若者や武士の装束の若者が歩いてて早稲田だなと思う。会場の早稲田小劇場ドラマ館、グーグル地図を観ながら歩いたが最初気付かず通り過ぎてしまった。さすが小劇場。こじんまりとしている。

ようやく開場を待つ列に並ぶと、通りがかった中学生A「何の列だ?」B「芝居じゃね?」A「サウンドトラックじゃね?」A「え?」B「サウンドトラック」

君たちは芝居をしてるのか。笑ったじゃないか。

続いて通りがかった壮年男性はこういう「ほほうドラマか」。こちらはきわめて凡庸だ。


今回は事前にWEBで予約し、当日名前を言って代金を支払うシステム。列に並んでからハッとして中身を確認した財布には千円札2枚。代金は3.8枚分必要。焦って一旦列を離脱し銀行を探すも、小銭入れを持っていたことを思い出し中を除くと小銭を合わせてなんとか間に合うことが判明。ほっとした。なぜ家に出るときに確認しないのかと思う。


開場になって中に入ると、狭い空間に面積の5割を占めるかという舞台があってそこに机と椅子が15セット並べられているのだが、その向き、その近さにびびる。近すぎて緊張するからつい後ろの席に座ってしまう。舞台は鉄板(?)で作られているように見える。どうやってこれをここに入れたのか。それともここで溶接したのだろうかか。


いよいよ時間になってお決まりの開場案内のアナウンスが流れる中照明が変わっていき、そのアナウンスに被さるように校庭で遊ぶ子供たちの声と音楽が流れ、役者が登場。この始まり方がおそろしく恰好よく、何か始まる感が高まる。


印象に残ったシーンはたくさんあるけど、その一つ。

そういえば机からものを落とす生徒がいる、話から脱線していき、机が狭いんじゃないか→生徒の体格も変わった→私も弁当を落とした→私の授業中についにあるものが落ちました→何だと思うか→「隣の生徒です」この「隣の生徒です」の、こう文字で説明しても全然伝わらないが、「感に堪えぬ」という狂気ともいえる口ぶりがツボにはまったなあ。笑った。


先生間の温度差、疑心暗鬼、自分達がしていることの後ろめたさと肯定、会話はあるけどコミュニケーションは断絶、そして一番「不良」な美術の先生が「あなたの見たいのはこれでしょう」と言って机の裏面にガムテープで隠されていたナイフを見つけ出し、「首謀」の学年主任の先生に見せる。ラストはそのナイフを戯れに握った教師が、ほかの教師から握り方を指導されているうちに、別の教師を刺す。美術の先生が再び学年主任に「あなたはこれが見たかったんでしょう」。


会話のずれていく感じと諧謔の裏に潜む心ザワザワとさせるもの。芝居をそれほど観てるわけじゃないので特に思うのは、役者の体や視線が目の前にあるという生々しさが、それを希釈無しに伝えるので本当に緊張する。本や映像と一番違うのはその緊張だと思った。

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2018/09/21

3年経過

癌の予後の目安として5年がよく区切りとされる。
英語で言うとファイブ・イヤーズって感じ。というのはデイヴィッド・ボウイの曲名。


自分の場合、腎臓の腫瘍を切り取ったのが2005年の9月なのでまだスリー・イヤーズ、まだまだアマチュアだが、今日その3年目の検査をクリア。


普段はそんなことがあったとはもうすっかり忘れてるけど、検査のたびにちょっと思い出すので、何にもなかったということに、ちょっとらくらくしている。


今日病院に行って、3年前に主治医だったi先生と一緒にサブ的に入院と執刀を担当してくれたw先生が転勤になったことを知る。w先生はマラソンを走る人だったのとそのフランクな人柄もあり、入院時には普通怒られそうなこと(3週間後の手賀沼ハーフを走ってもいいのか、1か月後の富山マラソンを走って大丈夫か、とか)も訊けたし、質問するたびに励まされた恩人。主治医のi先生が転勤するときに「大学病院だから転勤は仕方ないんです」と言っていたが、今回は挨拶もできなかった。残念。

一方、新たな担当のt先生がいい。診察室に「お願いします」と言って入室すると「よろしくお願いします」とわざわざ席を立ってお辞儀をしてくれるのに驚くし、退出時に「ありがとうございました失礼します」と言うとまた席を立ってお辞儀をする気配を感じることにびびる。というのもあるが、何しろ説明が生真面目で丁寧。CTの画像をこちらに向けて一つ一つの断面について説明してくれるし、血液の値についても丁寧にコメントしてくれる。そうして患者に丁寧に時間を割いてくれる一方、次回の予約の書類を届ける際に、待合室からたまたま見えた診察室から事務室にダッシュして届けてる姿を目撃するにつけ、むしろ応援したくなるような気分。

とにかくt先生の見立てでは、なにも問題なし。一つ一つの結果についてその根拠を含めて伝えてくれるから、安心・安心・大安心 という天才クイズのテーマソングを歌いたくなる気分だ。


まあとにかく、2年経過して、転移は確認されず、血液の値も概ね問題なしとのこと。差し当たってはあと2年はこのまま維持し、その暁には天才クイズじゃなく、ファイブ・イヤーズを歌いたいものだ((歌詞は逆の意味なれど)。


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2018/09/10

あたま変化なし

もう9年も経つとさすがに普段は意識してないが、2年毎の経過観察で撮ったMRI画像をみると、その時はさすがにがっくりくる。なんでこうなってしまったのか。

今日がその2年ぶりのMRIの日。画像を観ながら「やっぱり(血管が)無いですね」と言うと「普通なら半身不随ですね。死んでてもおかしくないです。薬飲み続けてくださいね。」と明るい声で説明してくれる主治医。こっちもつい笑ってしまう。最高。いつも救われる。

何しろ血管が閉じてしまった原因がわからないので気を付けようが無い。代わりに血液を届けてくれる細々した血管を詰まらせないよう気を付けるのみだ。水分、休養、納豆。わからないが。


左が2009年。狭窄はあるがまだかろうじて通っている。その後2年で完全閉鎖。
右が2018年(今日)。変化なし。
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2018/09/02

東京JAZZに行ってみた

土曜日ははじめて東京JAZZに行ってみた。コーネリアスとR+R=NOWと民謡クルセイダースを観てきた。

座って観るコーネリアスは初めてだったが没頭できるせいか、立って観たときよりも何か胸に迫りくるものがあった。ただどういう具合なのか位置的な関係のなのかわからないが、音がやたらでかくて不快に感じるほどで、後半は指で耳を塞ぎながら聴いた。これでちょうどいいくらいだった。むしろ過剰な残響やノイズが適度にキャンセルされてまるで from Nakameguro to Everywhere ツアーの時のようにクリアで快適。ちなみにNHK-FMで生放送されていたのをあとで録音で聴いたら会場で耳を塞いだときと同じようにクリアな音だった。なんなのか。

さすがなのはNHKホール、コーネリアスのステージは映像とのシンクロが要であるが、スクリーンがいいのかプロジェクターがいいのか、その映像がきれいだった。

ロバート・グラスパー率いるR+R=NOW。ジャズと言われるとまずクイーンのバイシクルレースが入っているアルバム名を連想するくらい何もわかっていない自分だが、このバンドが凄い演奏をすることは最初のドラムが聞こえた瞬間これはやばいと思った。手数は多いがしなやかなので小川のせせらぎのように滑らか。後半、ベースのソロが始まると他のメンバーはみんなドラムセットの後ろになんとなく集まって写真を撮ったりじゃれあったりしている自由さ。そのソロにドラムが合流し、ロバートグラスパーはデタラメに弾いてるんじゃないかというキーボードの即興。リズム隊とキーボードがそれぞれてんでバラバラの演奏をしてるうちにいつの間にか位相が揃っていく怒涛のラストに度肝を抜かれた。ジャズってやつは。最後に演奏を続けたまま一人ずつメンバー紹介をして終わる、という
終わり方もかっこよかった。

ステージ上は2台の台車カメラに加えてさすがNHKホール、クレーンカメラが自由自在に伸びていた。10月14日にBSプレミアムで放送すると場内アナウンスが言っていた。楽しみだ。家にBSは無いが。


NHKホールから外に出て、ずっと観たかった民謡クルセイダース、ケヤキ並木のステージは少し雨が当たっていたが満員。ラジオやシーディーで聴いてこれは盛り上がるだろうとは思っていたが、予想通りの大盛り上がり。「東京ジャズの飛び道具です」と自己紹介。日本の民謡をラテンのリズムに乗せて歌い、物珍しさで集まったジャズな人たちのドメスティックな本性を一発で鷲掴み。
例えば、会津磐梯山
 小原庄助さんなんで身上潰した、朝寝朝酒(中略) → 「もっともだーもっともだ」
例えば、炭坑節
 月がでたでた月が出た → 「はー ヨイヨイ」
 さぞやお月さんけむたかろ → 「さぞヨイヨイ」
このドメスティックなコール&レスポンスの快感と言ったら。そしてさらにシーディーにボーカルの塚本さんメグさんのサインを貰い、来てよかったと思ってアラヨイショ ヨーイショ ヨイショ ヨーイショ ヨーイショ と串本節を唱えながら帰宅。

串本節はこんな感じ
https://youtu.be/Pmg60MGEkv0?t=112

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2018/08/20

花火の粉

今朝、駐車場に行ってみると、クルマに黒いつぶつぶした感じの粉が積もっていて、すぐに昨夜の花火大会のだなと分かった。地域の盆踊り大会の催しで毎年500メートルほど離れた運動場から打ち上げられるのだが、かつてこんな風に明らかに積もったことは、記憶にはない。良く見ると降灰は自分と隣のクルマに集中しているようだ。その後ろには風が吹くと葉っぱを降らせてくれる杉のような木が立っている。この木が集塵機のように働いたと思われる。


もちろん苦情を言うつもりは毛頭なく自分も一番近所の花火を毎年楽しんでいるわけだが、天気予報で今日、雨のマークがついていたことには期待した。しかしどうやら降ったことは降ったが黒いつぶつぶした感じの粉を洗い流すほどは降らなかったようで残念。むしろ腐食を促進するのに適した雨量だったという見方もできる。火薬って硫黄とか含んでるんじゃなかったか。今夜のもう一降りに掛けている。

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2018/08/10

特定のユーザでssh接続エラー 発生と復旧

今まで普通に入れていたサーバに、ユーザアカウントでssh接続できなくなり、よくわからないが php.ini の設定を直すことで復旧したその顛末をノート。


サーバ機
 VineLinux5.2(イントラ上)
 openssh-server-5.2p1-3vl5

現象
 ・一週間前まではそのユーザで普通にログインできていた。
 ・一週間ぶりにそのユーザでログインしようとしたところ入れない。たとえば、
   Win機からTeraTermProでssh → ユーザ名とパスワードを入力してOKした途端TeraTermProが終了
   他のLinux機からssh → パスワードを入力してEnterしても、プロンプト表記が変わらない
 ・その時のserver側のログ /etc/secure にはこんな行が残る。
    sshd[4007]: fatal: Access denied for user (ユーザ名) by PAM account configuration
    sshd[4006]: Failed password for (ユーザ名) from (IP) port 64400 ssh2

 ・ちなみに rootでは入れる(Win機からも他のVine機からも)
 ・それに、他のユーザでログイン後に、su すれば、その不具合ユーザに入ることもできる

復旧まで
 ・クライアント側の known_hosts からそのサーバのエントリを消してみたりPAMの設定を確認したり
   → 変化なし
 ・サーバ機のリブート shutdown -r now
   → 変化なし
 ・胸に手を当てて先週の記憶をロード
   → そういえば、1週間前くらいに php.ini の以下の1行、いじっていた。まさにssl 関係。
   extension=php_openssl.dll (有効にした)
 ・これを再び無効にしてみた
   ;extension=php_openssl.dll
 ・apache再起動 /etc/rc.d/init.d/apache2 restart
   → 直った。


再現性の確認
 ・その後再び extension=php_openssl.dll を有効にしてapacheを再起動してみたが、
  現象(接続エラー)は再現しなかった。


ちなみにphp.iniに件の変更は、file_get_contents の社内プロキシ越え(https)のテストのためで、
 PHP Warning: file_get_contents(): SSL: crypto enabling timeout in
 PHP Warning: file_get_contents(): failed to open stream: Cannot connect to HTTPS server through proxy
といったエラーで失敗している。設定そのものよりこれらのエラーの影響が残っていたのだろうか。(テストに関しては別のCentOS7機で何事もなく成功)


細かいことはわからない。おれ機械屋なもんで。


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2018/06/23

収穫の初夏

長野の実家の兄がきゅうりと根曲がり竹を送ってくれた。
きゅうりは何しろ実家のがうまい。プロのきゅうり。
届いたらまず一刻も早くかじってみることにしている。


まず新鮮なのがなにより。あと、種類が違うのか畑の作り方が良いのかわからないけど、
スーパーとかで売ってるのと明らかに皮が柔らかく、明らかに味がうまい。
そして一番うまいのが、実はスーパーでは売ってないこの小さいやつ。
曲がってるやつは将来流通に乗らないので小さいうちに取ってしまうんだそうだが、
こうやって無駄にしない。無駄にしないどころがそれが柔らかで一番うまい。
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根曲がり竹は、近所の人から貰ったとのことで、そのおすそ分け。
もちろん、サバの水煮の缶詰で煮る。
もちろん、剥いだ皮は指に付けて遊ぶ。それが基本。
ほんとこの根曲がり竹の濃い滋味というのはなんなのか。そしてサバ水煮との相性といったら。
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ちなみに、先週は笹餅を送ってもらった。
山向こうの越後の笹団子のように餡が入ってるわけではなく、餅だけを笹に挟んだのシンプルな一品。
これも北信州で育った自分にとっての懐かしい味。
まだ柔らかい餅を包む笹の香りがさわやか。砂糖醤油ないしはきな粉を付けシンプルに食べるのだ。
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あと、山椒の実も貰った。
これももちろんまずは一粒かじってみる。
昔はこれをかじると目が良くなると言って、子供は度胸試し的にかじったものだ。
舌が最高にしびれる。
たくさん貰って全部生でかじるわけにはいかないので、
お湯でさっと茹でて冷凍保存することにした。
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貰ってばかりの人生だ。
田舎があることの幸せ。


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