2018/04/16

2018長野マラソン

記念すべき第20回の長野マラソン。2009年にこの大会を走って見たくて走り始めた自分も東日本大地震と長野県北部地震で中止になった2011年も含めて今回で10回目の参加ということでとうとうシルバーゼッケン。気が引き締まる思いで大目標3時間30分、中目標35分、最低ライン自己新を期して臨んだ。


前日。今回はじめて参加する会社の同僚を乗せて9時頃クルマで出発。ビッグハットで受付を済ませ、会社のブースを他人の振りで通り過ぎ、20回記念のせいかいつもよりすこーし華やかなExpo会場でスタート前に摂る赤のアミノバイタルと脚が攣らないためのお守りとしてメイタンの2Runを調達し、長野マラソン神社で自分の名前を確認し、NHKのブースで誘われるまま腕に付けた加速度センサを振っての神門アナウンサーの実況付き腕振りバーチャル100メートル走みたいなのに参加し、アミノバイタルのステージで千葉真子さんが「最新の天気予報では明日の雨のマークが消えました」という情報を聴いて会場を離れ、同僚に善光寺などを精一杯案内した後解散、6時頃実家に到着し、明日の準備。

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桜が終わり紅色のハナミズキが咲くビックハット。

翌朝4時半起床。なんだか気温が上がったのか暑くて夜中に目が覚めあまり良く眠れず。ウェザーニュースの予報と昨日の千葉発言を真に受け、傘も持たずスタート前に被るビニルも持たず雨をまったく考慮しない体制で家を飛び出す。..ちょっと降ってるな。


飯山線で北長野駅に到着、ここから民家の庭先に咲くハナモモを見ながらスタートの東和田運動公園まで歩くのが好きだ。おのおの好き勝手な経路からだんだんスタート地点の大通りに合流していく感じがワクワクする。そしてアンダーワールドのボーンスリッピーがワクワク感に拍車をかけるはずだが、あれ、掛からない。今年はなんか全体的に選曲が変わったな。


小雨の中、体育館には入らず階段の辺で上っ張りを脱げばもう走れる恰好。荷物を預け、スタートブロックに入る。スタートを待つ間も小雨。被るビニルを持ってこなかった自分は濡れるがままだがもうそんなことは知ったことか。それより「競技通告ブロック閉鎖時間 係員は...」みたいな放送が刻々と流れて、自分のようなレベルの走者でも、さあこれからレースが始まるぞといった選手気分を味わわせてくれる長野マラソン。今日はむしろ暑さに対する致命的な弱さを持っている自分にとっては3年ぶりのチャンス、と気分高まり号砲聞く。

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小雨のスタート前


スタート線を越えたところでガーミン時計のボタンをオン。作戦は、善光寺さんの大門までは-10秒くらいにペースを抑え、大門からの中央通り下りの楽しさは本能に任せるままに堪能、10キロ地点で中目標キロ5分5秒を目安に調子よければ5分もありという感じ(ネットタイム計算)。結果25キロ時点で平均ペース4分58秒、大目標ペース。


何しろこの小雨で涼しい天候がありがたい。しかも真島のホワイトリングを過ぎてからの堤防区間はいい感じの追い風。脚もまだ全然残っていてペースを調整しているくらいだ。今日記録を出さないでどうする、と気合を入れつつ更埴橋を渡る。そういえば前回自己新を出した2015年もこの橋を渡りながらそう思ったなと思いつつ反対側の堤防に右カーブしたとき右の腿に違和感。そういえば2015年もここで最初の痙攣の兆しがあったんだった。


気温はむしろスタートより下がってきてるくらいで、これも2015年と同じだ。その2015年に本格的に腿が攣ったのは30キロ手前の堤防を降りる下り。やばい。やっぱり攣り始めた。高速道路をくぐって30キロ過ぎ、国道沿いの2つのアップダウンは登りはむしろ調子良く下りが内転筋に響く。再び高速をくぐって堤防に戻り消防団の応援を聴いて左折した32キロの給水所、ここで予定より早く黒のメイタンを背中から取り出しマウスにイン。おかやま、愛媛の成功を踏まえカフェインの効き目を良くするため1週間のカフェイン断ちをしてきた俺だ。メイタンの効き目は期待通りでここまでの4キロの平均が5分20秒近くまで落ちたペースがメイタン後の3キロ目標の5分5秒に回復。岩野橋を渡り35キロ地点。


今まで追い風だったのでここからは向かい風。望むところ。今日は風に強いことで有名なベルギーの自転車チームクイックステップのジャージで臨んでいる俺だ。波のように寄せては返す両腿の攣りをボーネンの顔で誤魔化す。


その後、メイタンの効き目は37キロで切れ、代わりに雨に濡れながら声援を送ってくれる沿道の応援に励まされるたび、沿道の応援1mm軽くなり、という前半の確か12キロ地点くらいに掲示されていた川柳を実感し、ゴール地点のスタジアムに入る手前ブラスバンドの演奏で、高専時代の恩師が指揮を執っている姿が目に入り感激のあまり立ち止まって駆け寄りたい衝動をこらえながらゲートをくぐり人工芝を半周してゴール。3:38:09(3:35:55)3年ぶりの自己新。


35分切りには少し及ばず(ガーミン時計の平均ペースばかり見ていて、GPSの誤差を計算する頭が無かった)残念ではあったが、これがいまの実力だと思う。1月~3月の走行距離は482km。距離こそ去年一昨年とほぼ同じだが、質的には散歩のような走りが多く、直前の練習でも調子が今一つ上がっていなかったが、気象条件のおかげで去年や一昨年よりもいい結果が出た。とはいえうれしい。自己新のうれしさはやっぱり格別。

今回初めて参加した同僚、長野マラソンの感想は「エイドを地元の特産を出すなどして充実してほしい」というものだった。同僚はいわゆる旅ランの人なのでそういう感想も当然。でも、自分にとっての長野マラソンの魅力はいっちょ前に選手気どりで走りに集中できるところなのであまり必要を感じないというか、むしろ今のストイックなエイドの方が気が散らなくて好ましいというか、むしろその費用があるなら35キロ地点に黒のメイタンを置いてほしいというか(半マジ)。実際、昨年から30キロでアミノバイタルを配る(ことを許可:たぶん公式エイドではないと思う)という方向に強化していて、特産のエイドという意見は一定数あるのだろうが、あえてそっちに行かないのが、ランナーのベストへの必然性に基準を置く(と自分が感じる)長野マラソンらしくて好きだし、実際助かる。観光志向の大会も魅力だけど(出るけど)、競技志向というのも一つの魅力なのでそういう大会はそういうコンセプトのままがいいなあ、なんて思ったりして。とはいえ、あまり大会をリピートしないその同僚、長野は来年も出ると言っているのでちょびっとうれしい。

今年も実家でもう一泊。やたら飯がうまい。そのうまい米、ゴゴミやとうたち菜といった山菜などお土産をたくさんもらって、昨日と変わって気持ちよく晴れたまだ風の冷たい春の信州をリーブ。



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「うさぎ追いしかの山」方面からふりさけ見れば、昨日は雲隠れだった飯綱山。


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2018/03/31

花を愛し歌を歌い45周

一気に暖かくなったもんだから、花もいろんなのが一気に咲いて、そこらをほっつき歩いてるだけで楽しい。先週は大好きなコブシとハクモクレン。なんで好きかというと一つは名前を知っているからというのが大きいが、もう一つは「せーの」という感じであちこちの木で申し合わせたように咲くところもいい。桜も週初めに咲き始めたと思ったら今日になって完全に満開。黄色いレンギョウや華やかなハナモモももう咲いている。愛すべき生まれて育ってくサークル。天使たちのシーンの一節を思い出してみたりする。

今日は近くの運動公園へ。陸上トラックの外周に沿って桜が満開で、いい具合の風もあったので桜吹雪がいい塩梅に舞っていて、いーつか誰もがー花を愛し歌を歌いー、とそんな鼻歌を歌いながら気持ちよく30キロ走スタート。1周660メートルを45周。途中左の内踝が痛くなって思ったほど良くは走れなかったが、なんとかキロ5分のイーブンペースを最後まで保ててよかった。意外な充実感。

給水は駐車場にボトルを置き合計1リットル摂取、エナジー補給は無し。体重は前後で2.2kg減。発汗量は3.2リットルの計算。相変わらず10キロ1リットルの法則。本番にむけてこれが最大の心配。

長野マラソンまで2週間。やけに好調だった(本番では失速した)昨年や一昨年ほどには調子は上がっていないが、(直前まではあまりパッとしなかったが)本番では現在までの自己ベストを出した2015年の時に近い感覚。自己ベストを更新するという謎だろうか。2015年みたいに日差しが無く走りやすい天気になるといいのだが。


関係ないが、最近、駐車場の担当が変わったようで、先日来、私のエリアはこの2頭の受け持ってくれている。ありがたい。Ws001221


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2018/03/22

佐久鯉マラソン(昨年)

エントリが迫ってきて、今年も出たくなってきて、しかし今年はほかの予定との関係が厳しくどう移動できるかが課題なので、昨年を参考にしようと去年書いた自分のブログなど見てみたところ、見当たらない。どうも書いたままポストしてなかったようなので以下、昨年の大会のこと今頃投稿。

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(20170504)

今回初めての参加。エントリーしたきっかけはバルトだったと思う。漢字で書くと把瑠都だったと思う。そして上野選手。この二人のゲストに目がくらんだ。長野県開催ということもポイントだった


それで更に情報を得ようと過去の大会の情報などを調べてみたら、初夏のとってもさわやかな佐久を走ってる写真が魅力的だった。そしてその時、長野マラソン3週間前という最も気力の充実していたタイミングだったため、エントリボタンをクリックする指に勢いがついたというのもある。


当日。鉄道だと始発でも間に合わないので移動はクルマにした。3時に起きて4時に家出、7時過ぎに到着。幸い連休渋滞はかわせた。


佐久ICで高速を降り県道に降りてすぐの岩村田のあたりで、向こうの山並みを背にバルーンフェスティバルの熱気球がたくさん浮かんでいる風景を見て、来てよかったと思った。壮観だった。爽快だった。


7時半前に会場に駒場公園に到着し、第一駐車場は8割方埋まっていたもののまだ空きがあって無事駐車。佐久長聖高校のバスがあってさすが地元。


受付のグランドに行ってもうその時点で風景がいい。つづいて更衣室に使わせてもらう佐久創造館に行くと玄関のところに無造作に把瑠都氏と上野選手がいてびびる。とりあえずニヤニヤしながらその脇を通って館内に入った。二人のゲストがエントリのきっかけだったとか言いながらおれは何をやっているのか。


着替えを済ませ荷物は更衣室に置き開会式に参加。上野選手の指導による準備体操、把瑠都さんのナイスガイ感あふれる挨拶。

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開会式が終わって10キロの部までまだ時間があるので暇に任せてアップなどして過ごす。スタート10分前にグランドに集合。天気は良く日差しはチクチク痛いくらいの強さ。スタートするとグランドの砂埃がすごい。乾燥してる。


公園内を2周してから公道に出ると向かい風がきつい。もうすでに心臓が苦しいが、道路の左手の牧場で牛がいたり子ヤギがめーめー鳴いたりしていて楽しい。


前半はずっと向かい風のやや登り基調。暑さもあって無理してないつもりなのにめちゃくちゃ苦しい。しかし5キロくらいで折り返すと風は追い風しかも下り基調になって、この辺から急に元気が出てきた。しかも景色がどんどん良くなって楽しくてしょうがない。


ラスト1キロくらいからの登りが結構きついが、坂の上に一緒にスタートしてすでにゴールして戻ってきたと思われる上野選手が見張っているので手が抜けない。しかも選手がまばらなので上野選手と1対1な感じになって気まずい。というか喜んで右手を挙げながら「ご苦労様です」と言うと、右手を合わせると「いいですよもう少しです」と声を掛けてくれた。やたら力が湧き残り500メートルをダッシュのようなスピードでゴール。
(10キロの部、46分14秒、実質9.6kmくらい)

ゴールしてすぐにゼッケンの裏のセンサーの回収。まだ心拍数が最高に上がっているときに立ち止まったので心臓も止まるかと思ったが大丈夫だった。そのあと記録証の発行。係の人がゼッケンのバーコードを読み取る式。この記録証が秀逸なのはそのサイズ。だいたいハガキの大きさ。普通はA4サイズでもらうことが多くゴール直後のバタバタしてるときに貰っても邪魔で困るものだが、はがきサイズだとペットボトルのふたを開けるにもちょいと指に挟んでおけば済むので楽だった。


あと、ゴール後にスイーツコーナーなるサービス企画で焼き菓子を貰ったが、これが矢鱈うまかった。
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解散後バルーンフェスティバルにちょっと寄ったあと、せっかく来たので小諸の懐古園に足を延ばし、たまたま再開直後だった小諸市動物園にも寄ってフンボルトペンギンの前で長居をし、 美術なんかにまったく興味のなかった中学柔道部の県大会が小諸で開催され2回戦敗退した帰りに柔道部の顧問だった美術教師に連れられて拝観して以来の思い出の小山敬三美術館に寄って感動のあまりポストカードを購入し、帰宅。

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ということで、本日エントリー締切日、締切2時間前に思い切ってエントリしてみた。


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2018/03/19

2年半検診

久しぶりに御茶ノ水。手術後2年半のフォローアップ検査。朝の満員電車に揺られながら、もう相当な昔、記憶のかなたから自分が就職先を決めるうえで「満員電車に乗らずに済む勤務先」「ネクタイをしなくて済む職場」だけを考えていたことを思い出す。たしか情報誌をペラペラめくって3分くらいで決めた記憶がある。バブルだったもんで。それにしても毎朝こんな通勤をしている人たちはすごい体力だと冷やかしではなくほんとに、病院に着くころにはくたくたなおれ思う。

そのダメージが検査に影響しないか心配はあったが、検査の結果に大きな問題は無く一安心。まあ小さな問題はちょこちょこあって、腎臓に関してはクレアチニンが値が正常範囲をわずかに超えている。あと、ヘモグロビンとか赤血球関係が相変わらず正常範囲より低くて満員電車に対する弱さとマラソンの弱さを裏付ける形。

Ws001217 湯島聖堂からニコライ堂

この病院に行った帰りはいつも、朝はん兼昼はんを腹に入れたあと聖橋を渡って、昔聴いたさだまさしの『檸檬』を頭の中で再生しながら湯島天神に参るのが習慣。梅は終わって桜はこれからな感じのはざま感が好ましかった。


それはともかくデイヴィッド・バーンの新譜。良い。先週からこればかり聴いている。


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2018/03/05

打ちひしがれた老人

レースの翌日は足腰の調子が良くていい調子だ。

普段はだいぶガタがきていて椅子から立ち上がるときや歩いていて方向転換するときとか、やたら膝や腰がポキポキ言ったりなんかして力強さに欠けるというか不安定というか定まらない感があるが、レースを走った翌日というのは足腰にやたら力強さを感じ、方向転換も安定し、音もせず静かなもんだ。筋肉が張っているせいだろうか。残留応力みたいなもんだろうか。引張の残留応力は疲労強度を落とすんじゃないのか。

しかし一人で走ってるときにはなかなかこうはならない。なぜか。気合だろうか。

さて、昨日のレースの直後はあんまりタイムが伸びなかったのと疲労とで打ちひしがれた感が高く、エルビスコステロの打ちひしがれた老人を聴きたいような気分だったが、過去の走りと比べてみたら、序盤中盤はベストを出したときよりも速かったことがわかってジャクソンブラウンのランニング・オン・エンプティを口ずさんでいるところだ。序盤の向かい風にムキになりすぎて後半失速したのだな。
Ws001162緑が今回。16キロ以降のエンプティ感が笑える。クリックで拡大


エルビス・コステロのアルバム「ブラッド・アンド・チョコレート」収録の Batterd Old Bird。アマゾンやウィキペディアをみてみると、今ではすっかりブラッド・アンド・チョコレートというカタカナタイトルで統一されていてちょっと心配になり念のため我が家のシーディー棚から引っ張り出して確認。間違いない。MSI TOKYOというレーベルががんばって1991年国内販売したシーディーでは、タイトルはこう書いてあった。打ちひしがれた老人。いつ聴いても名曲。

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2018/03/04

千葉県民マラソン

木更津南ICを降りると正面遠方にニョキニョキと赤白しましま煙突、その根元にプラント。今回、練習のつもりだしハーフだし近場だし、という感じであまり調べもせず、富津の岬を海を眺めながらのどかに走るようなつもりでふらっと来てみたが、そうか考えてみたらこの辺は工業地帯。会場の近くに巨大な重機があったりして楽しい。


風は西風。かなり吹いてる。コース(ハーフ)は、まず西の方向に向かい、富津岬で折り返して中盤は東の方向に向かい、火力発電所でもう一度折り返してラストは西に向かってスタート地点に戻る。
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練習のつもりとか言いながらコースが平坦だという噂だったので、あわよくば自己ベストもあるで、とひそかに思っていて、人を風よけにつかうという姑息な手段も使ったが、ラスト5キロは暑さにやられたせいか脱水のせいかランパンのゴムがキツかったせいか腹が痛くなってしまって、向かい風のなか失速してしまい駄目だった。結局思ったペースで走れたのは追い風区間だけ。


気温は17℃くらいまで上がったのだろうか。湿度70%くらいあって風はひんやりしてたのでそれほど感じなかったが、日差しは強かった。日焼けした。


岬の方は防風林があって走りやすかった。波が飛ぶのか道がところどころ濡れていた。コースからは海が見える所はあんまない。磯の香り。「応援に出てくれっていうからよー」というおっちゃんの話し声が聞こえる。おそらく大会アンケートで応援が少ないという声があって動員がかかったものと思われる。申し訳なさでいっぱいだ。我々は走らせてもらっている立場だ。


工業地帯区間も悪くなかった。発電所のあたりすこーし小高くなっているのか、折り返しで来た道を振り返るとなんか古墳群方面に見晴らしがよくて気持ちよかった。


そう、富津には古墳がたくさんあるというのでせっかくだから帰りにでも見てくればよかったのにすっかり忘れていた。


ゴールして、アクエリアス350mlを貰い一気飲み、すぐに記録証を発行してくれて、海苔のみそ汁無料サービスがうまい。海苔といえば参加賞も地元富津産「焼き海苔」。地元ならではの参加賞というのがいい。しかも軽くてかさばらない。持ち帰るのが容易。


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2018/02/06

2018愛媛マラソン

今年も運よく当選、愛媛マラソンを走ってきた。だいぶ寒くて手はかじかんだが脚の動きに支障が出るほどではなく、愛媛マラソンの中ではこれまでで一番いい走りができてうれしがっている。


いつも通り前日土曜日、羽田発12:30のJALの便で出発。昨日の金曜日、関東では結構な降雪があって、思い出したのは4年前の初参加の2014年、土曜日に全国的な大雪で飛行機は欠航し新幹線でぎりぎり間に合ったときのことで、今年は一日違いでよかった。今日は晴れていて無事に離陸。

そしていつも通り、客室乗務員さんの愛媛マラソン応援機内アナウンスを聞いて気持ちよく松山に着陸。いよてつリムジンバスはすでに満員で一時的に発券中止の状態。それじゃ定期バスで行こうかと思ったところ、いよてつの係の人が、いま掛け合って増便してもらったので、少し待ってくださいね。いま車庫から出てるところです。いう意味のことを、行ったり来たりしながら案内してくれたので、待つことにした。人のよさそうな人間味ある係の人の立ち回りを観察してると時間を感じなかった。

その後、無事に到着したリムジンバスに乗り、まずはホテルにチェックイン。荷物を置いてから受付会場の南海放送へ。受付の高校生から頑張ってくださいという言葉とゼッケンを受け取り、明日の補給食の展示をチェックし、お濠を渡って公園で参加賞のティーシャツを受け取り、観光協会からの県外参加者への参加賞を受け取り、早くも受け取ってばかりだ。

場内放送は明日の寒さと低体温症対策を繰り返し訴えている。スポーツ店の出店も防寒グッズの品ぞろえを強化している。ウェザーニュースの予報では明日の最高気温3℃とのこと。私はtenki.jpの最高気温1℃風速7m/s曇りを覚悟してきたのでむしろ少し気が楽になったくらいだ。そんなことを思ってにやにやしながら会場を一回りするうち、開会式の時間を逃してしまった。仕方ないので少し早いが夕飯にしようと徒歩で大街道へ行き出雲屋さんで鯛めし。そのあと少し近所をブラブラしてると弱い雨がパラパラと降り出したので、宿に逃げ込み明日の準備。


翌朝、5時半に目覚ましを掛けてその30分前に目が覚めるのは毎年恒例。ホテルの朝はんの時間は少し遅いので近くのコンビニへ調達に。表に出ると風が強くてかなりの寒さ。1時間予報だとこの後さらに気温が下がる予報なのが笑える。こういう悪コンディションの時の方がなぜかワクワクするなあと思いながら速攻で部屋に戻って朝はん。ジョー・ストラマーを聞いたりラジオ体操をしたりしながら準備。9時に宿を出て会場へ。いよてつで。会場まではほんの1キロほどの距離だが、少しでもいろいろと温存する作戦だ。体温とか。脚とか。


ただこの時間になってみると、思ってたより寒くない。日差しが出てきたからだ。荷物を預けて、トイレ行列に並んだらスタートブロック締め切りに間に合わなそうなのであきらめて、割り当てのDブロックに並ぶ。Dブロックの列の右方には日陰を作る木があるが、その日陰よりぎりぎり前方に並べたので日差しを存分に浴びられる。


開会式は、今回も走る愛媛県知事の見事に簡潔な挨拶、市長、ゲストランナー土佐さんの挨拶。といつものようにキビキビ進行したと思ったら、その次の初参加の渋井さん、それまでの人たちから一転こっちが心配になるようなゆっくり口調で、初めて市民マラソンというのに出るけど。朝も早くからトイレに行列して、1時間も前から寒い中スタートの列に並んで、何がおもしろいんや。と言った意味のコメント。笑った。


その後、誘導にしたがい、「道後温泉にゃー。山田屋まんじゅうにゃー。和田ラヂヲにゃー」という猫ひろしの掛け声を右手に聞きながらスタート地点の県庁前の道路に移動。和田ラヂヲを採用した点は評価したい。


ビルの日陰を避け日向に位置取りたいという思惑ひしめく中、10時号砲。私は透明ビニルカッパを着たまま3分30秒のロスでスタートライン追加。

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スタート前。県庁前。

走ってる道中は、

 ・マイボトル作戦。改良(輪ゴムでストラップ)成功。
 ・平田の坂が楽しくてしょうがない。
 ・いずれつく、のプラカードの人、今年は多弁
 ・ゲストの渋井さんが所在なさそうに一人で走ってたので声を掛けた
 ・立岩川から光徳院まで登って右折し下りに差し掛かる手前の風景がきれい
 ・後半トイレで手がかじかんで服装を整えるのに手間取りすぎて笑った
 ・なのに、背中のポケットに桐灰の「はる」を予備で入れておいたことをすっかり忘れてた。
 ・36kmで計画通り黒のメイタン摂取
 ・平田の坂を上って下ってメイタンが効く予定の平田交差点を左折したところでペースアップ。
 ・その直後、本気を出した渋井さんがすごい勢いで追い抜いていくのでついて行く。
 ・ついて行けるはずがない。
 ・それでもキロ5分くらいで走れてる。メイタンが効いてると思った。
 ・41kmからの1キロは4:37/km。メイタンはすごいと思った。
 ・最後ゴールに向かってお濠を渡る左折、電光掲示板を見ると13:49:06。瀬戸際。
 ・それを見て最後のスパート。

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トンネルの応援団

そんな感じで、フルマラソンのラストをフルガスで走れる脚が残ってるなんて出来過ぎ。おれとは思えない快走。タイムもこのコースで一番いいタイムだった。3時間49分53秒(正味 3時間46分20秒)


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フルガス5秒前


いい走りができてただでさえうれしい中、完走タオルをかけてもらい。ハイタッチ攻めを受けさらにうれしい。そしてお接待コーナーに向かい、真っ先にいただくのはいもたき。走りながら食べるのは苦手な自分にとってゴール後の松山青年会議所がふるまってくれる「いもたき」こそが楽しみだった。いもたきの温かさで背骨がしびれる。いもたき最高。寒い日はいもたきに限ると俺の胃袋が思った。それからパスコのパン(うまかった)、JALのスープ(手も温まった)、JA愛媛のおにぎり(喉カラカラでもふっくらしっとり)、ヤマキのスープ(だしが効いてる)、などでおなか一杯。


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いもたき(上)とJAえひめ謹製おにぎり(の入った袋)(下)

着替えるのを忘れて食ってたらさすがに体が冷えてきたので、上着だけ羽織って会場をリーブ。本格的に冷え切ったところで道後温泉に到着。参加賞の入湯券で神の湯につかる。きもちよすぎて何も考えられない。極楽。


職場に愛媛大学から新卒で入ったのが一人いて、たびたび「愛媛に帰りたい」と口にする(本人は東京出身)のだが、よくわかる。自分も愛媛に帰りたい。来年も抽選に当たりますように。


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2018/01/26

愛媛マラソンが近い

いつも冬と言えば大根ばかり煮ていたが、今年の冬は主に南瓜を煮ている。主に本みりんで煮ている。大根に比べるとすぐに煮えるのですぐに食べられるのはいいが、暖房としては物足りない。

南瓜の話はいいのだ。10日間予報にいよいよ愛媛マラソン当日の松山市の予報が出た。いよいよ出た。もちろん伊予とかけている。予報によれば、晴のち雪、最高気温1℃、風速7m/s。最初に見たとき思わず笑ったほどだ。寒そうだ。
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まあまだ9日先なので、予報はどんどん変わってくだろう。これから毎日チェックして一喜一憂していきたい。

ところで南瓜だが、先週たまたま乱切り半額で売ってたのを無造作に買ってきて適当に煮てみたらやたらうまかった。ラベルをみたら「りょうおもい」という品種だった。そうかやっぱ品種か。そう思って近所のスーパーを探してみるが、もう見当たらない。


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2017/12/09

フクロウの声は聞こえなかったが

夕方、膝が若干不安なのでゆっくり冬枯れの景色を眺めながら走っていたところ、家から4キロほどのところ、白井の市民プール手前の雑木林から何か羽ばたきを感じたので反射的に視線を向けると、フクロウのような茶色で、フクロウのように頭がでかく、フクロウのように顔が平らな飛翔物が木から声もなく羽音もなく飛び立ったところだった。


ひょっとしてあれはもしやフクロウなのではないかと気が付いたのはそれから十数歩進んだところだったというのが間抜けなところで、振り返って飛んで行った方角を凝視しても冬の夕日がまぶしく光るだけでフクロウ姿はもはや見つからず。


もし本当にフクロウだった(としか思えないのだが)としたら、野生の姿を見るなんて初めてのこと、奥信濃の自然に囲まれて育った幼少期でも記憶にないし、そもそも北海道くらいにしか生息していないんだと思っていたが、帰宅して「オッケイグーグル」と一応行ってみた後「白井市 フクロウ」とキーボードから入力してエンターを押してみると、ブラウザのグーグルさんが紹介するページには、白井市にもフクロウが棲息しているといった情報。


フクロウだった。感激だ。


フクロウと言えば、それはまだ家のテレビが地上波アナログテレビが映っていた頃に見たNHKスペシャルの「世界里山紀行 フィンランド」を思い出す。ある農家の軒先の老木にフクロウが巣を作った。その住人はフクロウが大好きで、巣を作ったことを知った時には心臓が止まるほどうれしくて、木下で一晩過ごした、という話。大好き。


おれもこれからあの木の下に行って一晩過ごしたいくらいな気分だが今晩も寒い。雪国育ちとしては関東の寒さごときを寒いと言ってたまるかと思わなくもないが、0℃を下回るとやっぱり寒いし風邪でも引いたらことだ。なので今晩はやめとくが、明日も行ってみよう。なんならすべての練習コースを市民プール経由にしてもいいんだおれは。楽しみが増えた。


フクロウの声が聞こえる - 小沢健二

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2017/11/25

ひさびさに膝が痛くなった

実はおかやまマラソンを走ってから右膝の皿の下に痛みが出て、今日まで約2週間続いてて、たのだが、朝燃えるゴミを出しにいったら右の股関節に痛みが出たりしたもんで、さすがにこれはおかしいと思って、今日の午前中は右脚を調べていた。休みだったので。

そしたら右の四頭筋にやけに凝っていて指で少しグリグリするとやたら痛む場所を発見。位置は大転子の一寸下のあたり。3dmくらい下のあたり。

これはいわゆるトリガーポイントってやつだと思ってしばらく指でほぐしていたら、膝の痛みが一気に引いてびびった。

トリガーポイントといえば、自分は走る量が増えると(といってもせいぜい月間150kmくらいだが)右腿の裏側に坐骨神経痛だか梨状筋症候群だかそんな感じの痛みが出がちで、そういうときは大体「しっぺた」というのは方言なのだろうか、いわゆる大殿筋の窪みのあたりから、筋肉の隙間を指で探っていくと凝っている部分があって、それをほぐすと痛みが引くことが自分の中でが知られていた。
しかし膝の皿の痛みがこんなとこから来てるとは、まあわかってみればわからなくもないけど、わからなければわからなかったなあと思った。

おかやまマラソンの後半はいつもとは違う謎の快走だったのでいつもとは違う筋肉が疲労した影響が膝に来たということかと思う。そういえば前にも右の皿が痛くなったことがあった気がして日記をたどると、2015年の長野マラソンの後だった。これもまさしくいつもとちがう走りで自己ベストを出したレースだった。練習と違う走りをしちゃいかんと思った。


覚え書き

 膝の痛み詳細
   ・右の膝の皿の下
   ・マラソンを走った後から2週間続いていた
   ・ジョグをしたあとしばらく痛む。
   ・椅子に長時間座っていても痛む。
   ・歩いていてもなんだか膝が不安定。

 トリガーポイント
   ・右の大転子の下あたり、四頭筋(大腿直筋)
   ・指でグリグリすると明らかに周囲と異なる痛み
   ・椅子に座ってる状態でグリグリしてもわからなかった。
   ・立って「気を付け」の状態でもわからなかった
   ・右足を緩めた「休め」の体勢だとよくわかる

 効果
   ・トリガーポイントを右手の指先でグリグリほぐしたら膝の皿の痛みが引いた。
   ・しばらくしたら膝の痛みは戻った。またトリガーポイントをほぐしたら痛みが引く。
   ・その繰り返しでだんだん良くなってきた。
   ・夕方10キロジョグ。段差を踏んだりして痛みが出たらその都度四頭筋をほぐした。
   ・ジョグの後、痛みは出なかった。その後もいまのところ痛みは出ていない。

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