2020/03/25

この間、というか、こないだ。と言ってもだいぶ前、まったくこのタイミングで言うことではないが、
ラジオで子供電話相談室を聞いていて、ある先生の答えが興味深かった。
子供の質問がどんなだったのかは覚えてないのだが、答えはこんな内容だった。

・ドイツ語にuウムラウトという文字がある。uに点々がついたやつ。発音は「う」。
・発音は「う」。眉間にしわを寄せて「う」と発音。これは困ってるときの表情に近い。
・ある研究で、このu(ウムラウト)が多い本のページを読むと、読むだけで人は心が暗くなることがわかった。
・感情に関係する大脳辺縁系というところが顔の筋肉ともとてもよく結びついてるから。

つまり感情と表情は双方向に影響しあうという話だが、文字を読んでるだけで感情に影響するというのが面白い。

類推すれば「あ」行の音は口を開けて笑ってる表情に近いので、おそらく楽しい感情と連結していると考えられる。

このブログもなるべく「う」行の音少なめ、「あ」行の音多めにしていきたい。

 

| | コメント (2)

2020/03/13

4年半

金曜日。腎臓、術後4年半の検査、画像にも血液にも尿にも主治医曰く「問題ありません」とのありがたい見立てを頂き無事にクリア。ほっとしている。なんだかんだ言って心のどこかでいつも気にしているので、区切りがつくたびに晴れ晴れとした気持ちになる。前回やや高かったクレアチニンの値も少し下がって良かった。

次の検査は9月、大きな区切りとしての5年となる。5年前、手術後一ヶ月で右脇の手術の創を押さえながら走った富山マラソンは思い出深く心に残っている。5年経過を記念して今年は走りたいと思っている。

ということを言うと、だったら手術後3週間で走った手賀沼エコマラソンはどうなのかと言う意見も出てくるが、手賀沼は毎年出てるからいいんだ。

大学病院の出口が工事中で聖橋を回るには遠回りになるので渡らず、反対側から近道をして湯島聖堂、それから神田明神、湯島天神経由で上野、朝はん抜きの腹をなんとかするため入った中華屋。人がまばらな店内。最大限の歓迎とマキシマムな料理の腕で腹も心も最大に満足。

 

Es9zr29umae21xc Ws002556

帰り際に出会った道草を食う神田明神の神馬・あかりちゃん。同郷。信州のご出身。

 

 

| | コメント (4)

2020/03/08

歩いている

昨日。土曜日。CT検査をしてもらいに御茶ノ水の病院へ。普通なら浅草橋駅で乗り換えるところ乗り換えず御茶ノ水駅まで二駅歩き。満員電車を避けたということでは特になく土曜なので総武線も混んではなかったんじゃないかと思う。

ではなんで歩いたのか。せんじ詰めれば歩きたかったからだ。

9月の駒ヶ根ハーフマラソンを皮切りに今シーズンここまでハーフ4本、フル3本を走った。すべて自分のコース記録を更新。そのうち10月の寺泊(ハーフ)と11月のつくば(フル)は自己記録を更新。なんなのかこの好調は。

理由は歩いたからだと思ってる。レース当日朝にチャーハンを食うようになったからという説もあるが、冷静に考えて一番の理由はやっぱ歩いたことだと思う。

歩いたと言っても競歩ではない。散歩。去年の5月くらいから朝晩に散歩するようになった。朝は猫を見ながら夜は星を見ながら近所をのんびりと歩いている。それまでは油断してると一日座りっぱなしの仕事なので一日の歩数が3千歩未満ってことが珍しくなかったのが、いまはだいたい1万~1万5千歩くらい。練習は増えてないけど活動量が増えて明らかに体調が良くなり流れで走りもラクになった実感がある。

補強工事の囲いが取れてやけに真っ白になったアーチを眺めながら病院到着。いつもはクリップボードに挟んで渡される問診票が今日は安全策であろう紙だけ渡されて机の上で記入。造影剤を使わない単純CTなので気楽に完了。

いつも帰りは聖橋から湯島聖堂・湯島天神経由で上野まで歩くが、今日は進路を変えてニコライ堂経由で朝と同じ浅草橋へと歩いて電車に乗って帰宅。やっぱりどこかで満員電車を避ける心理が働いたと見える。

Ws002553 食べかけの檸檬 聖橋から放る 快速電車の赤い色がそれとすれ違う

Ws002554 川の向こうの白いのが聖橋。相変わらず写真がひどい。

 

| | コメント (8)

2020/02/24

マスクの問題

近年、老眼だ老眼だと一人でえばってるが、不思議なのは例えば風呂に入ると良く見えるようになるし、目薬を差すと良く見えるようになるし、なんなら度の入っていない眼鏡(パソコン眼鏡とかサングラス)でも掛けただけでもと良く見えるようになる。確かにドライアイがかなりひどい自覚はあるので、見えづらさにドライアイの影響がだいぶあるような気もしている。

仕事中マスクをすることが多いのも、そうすると目がラクになって集中できるというのが一つの理由で、マスクと鼻の隙間から抜ける呼気がうまい具合に目を保湿するんだと思う。

だがここにきてマスクの入手が困難になっており無駄な使い方はできないのでマスク作戦はやめている。でもその割には目の調子が良い。なぜだろうか。花粉症のせいで涙の出が良くなり目の潤いが改善しているからだろうか。と、花粉症に無理やり活路を見出している。

 

| | コメント (2)

2020/02/16

マークの問題

Ws002531

写真は、上から順番に
・アディゼロボストン8(2020年入団)
 まだ見ぬ強豪(レース未使用)
・アディゼロボストン3(2019年入団)
 現フル記録保持者 3時間34分
・ズームフライフライニット(2018年入団)
 現ハーフ記録保持者 1時間35分
・ウェーブエアロ16(2017年入団)
 前フル記録保持者 3時間35分


今年はボストン8(黒)を新調して張り切っていて、1月の館山は雨だったので初登板を見送ったが(おニューが水浸しになるのを躊躇)、先日の愛媛でいよいよ初登場の予定だった。しかし愛媛でも結局使用を見送ったのは、1週間前に試し履きをしてみて右の小指が押されて痛いことが判明したから。

愛媛では急きょエアロ16(赤)を代打に立て、結果的に自分の愛媛のベストを9分上回ることができて良かった。ベテランが期待に応えてくれた形だ。

さて。小指まわりに関しては前にも痛い目にあったことがある。ズームフライfk(青)だ。ボストン8(黒)の痛さもそれと同じ。走ってるうちに小指が内側に押され捻挫していくというもの。さては、と思ってシューズを見比べたところ原因がわかった。それはマークの位置。小指が捻挫するシューズは2足ともマークが小指の位置まで進出している。下の写真の黄色い線がだいたい小指の位置、赤丸が問題の箇所だ。

Ws002531_20200216185801
ボストン3(青)では真ん中辺りだった3本線がボストン8(黒)ではおれの小指を押す為にずいぶん前に移動しやがった。しかもでかくなって。ズームフライFK(青)のニケの翼も確かにおれの小指を狙う位置だ。

ロゴマークは意匠面だけでなく足を保護するような機能面の役割も持たせてあったりして、3本線やニケの翼の位置は横アーチを守る意図であそこに置かれてるような気もするが、自分の場合それが裏目に出た形だ。

どうしたもんか。マークを切ればいいんだろうか。

ちなみにズームフライfk(青)は練習で時々使ってるうちに多少なじんできて(へたってきて)、ハーフくらいの距離は何とか行けるようになった。5本指ソックスではなく袋状のソックスの方が指が広がらない分ダメージが少ないこともわかってきた。切らずにもう少し使ってみるか。というか左は大丈夫で右だけ痛くなるというのは自分の走り方に問題があるとしか思えない。4月の長野までになんとかしたい。

| | コメント (2)

2020/02/10

愛媛マラソンにでてきた(2020)

2年ぶりの愛媛マラソン。一番生き返る愛媛マラソン。今年は絶好の天気で景色素晴らしく終止楽しいまま謎の快走、前回のこのコースのベストを10分上回る、他のコースを含めても史上3番目のタイムとなる良い走りができてうれしがっている。


ランネットのタイムで追っていくと、

■Start 00:02:29
・寒さをある程度警戒して背中のポッケにホカロンを携行したりビニールを被ったりしてきたが太陽のサポート素晴らしくはっきり言って不要。号砲=坊ちゃん電車の汽笛が鳴ってからの2分少々でビニールは脱いで畳んで背中のポッケに。ホカロンは仕方ない背中の荷物だ。スポーツ腹巻も今さら脱ぐわけにはいかない。靴の中で指が滑るのでシューズの紐を少しきつく締めてみる。

■5km 00:28:34(26:05)
・坊ちゃん電車に手を振って走り出しいきなり右のアキレス腱が痛い。こういうのは普通は着地を調整しながら走ってるうちに治まるものだが治まる気配がない。いつもと違うということで思い当たるのはいつもよりきつく締めたシューズの紐。平和通りに出て2キロ付近で立ち止まりシューズの紐を緩めてみたら、あっけなく治った。1分のロス。

■10km 00:54:04(25:30)
・平田の坂を上って下りたらいまや恒例、「いずれ着く」のプラカード。いずれ着くの人は「ここで待っとるよ。ここで待っとるよ」と2回言った。

■15km 01:21:07(27:03)
・やっぱりシューズの中で足が滑って滑って足裏に水膨れができとる感触。直前のメンバー変更で選定されたシューズと靴下が合っていない、ないしはシューズを洗ったときの脱水が足りず洗剤が残ってた可能性も頭をよぎるがそんなこと知ったことか。おれは楽しいんだ。この後の大好きな立岩川沿い光徳院への上りに備えてパワーウェイトレシオ対策(トイレ)。90秒のロス。

■20km 01:46:41(25:34)
・浜田省吾風のサングラスで「路地裏の中年」とワイシャツの背中にマジックで書いた人が近くを走っているなあと思っていた。そしたら沿道から「浜省がんばれ」と掛け声。浜省「ありがとうございます」。続いて「夕べ眠れた?」の掛け声。笑って腰が抜けそうになった。もちろん歌詞を引用した応援。なんて反射神経なんだ。それに対して浜省「うん眠れた」。これはどうなのか。

■25km 02:11:46(25:05)
・立岩川から光徳院。大好きな区間。実はここまで暴走したいのを我慢してキロ5:10の安定ペース(ロスタイムを除いて)を保ってきたがこの区間は上りなので好きなように走ったら、ガーミン時計はキロ4分台。走りながら固形物を食べるのが苦手ながらこれだけは取ろうと思ってた山田屋のまんじゅうを補給所でゲット。親切にも包装紙を少し剥がして渡してくれたので、かじかんだ手でも簡単に中身を取り出せ、口に入れたらあまりにうまくて一口で飲み込もうとしたら喉が詰まり、その時だけ若干のタイムロス。

■30km 02:37:12(25:26)
・なにが驚いたかって28キロ地点「いずれ着く」のニセモノがいたことだ。明らかに違う人物が同じサイズの「いずれ着く」のプラカードを持って立っていた。笑ったなあ。いやニセモノというのは失礼。のれん分けかもしれない。

■35km 03:02:36(25:24)
・そして平田の坂の手前、本家「いずれ着く」はここで待っていた。約束を守る男だ。そして「だいじょぶだいじょぶ、行けるよ行けるよ」と励ましてくれるこの安心感。初代は実在した。はっきり言ってダミーがいた28キロ以降は疑心暗鬼で、それに気を取られてるうちに設定ペースより早い。

■40km 03:28:32(25:56)
・トンネルを二つくぐって野球部の応援に手を振ってたら更に元気が出て復路の平田の坂。こんなにラクにクリアしたのは初めてで、登りはともかく急な下りを下れる脚が残っていたことは今まで無かった。楽しい。

■Finish 03:39:28(10:56)
・40キロを過ぎて、「ハイネケン!」と聞こえたのはまさしく自分に掛けられた声ではないか。このブログの読者の方が私を見つけて応援してくれてるのだ。振り返り「ありがとう!」と手を振ったら俄然ペースが上がって本日最高のペースのままゴール。前回の愛媛より10分も早いまさかの3時間40分切り(グロス)。この難コースで自分歴代3番目の好タイムが出るとは想像もしてなかった。


何が良かったのか。気象条件が絶好だったと言える。ゴールして足の裏や指が豆だらけだったのも前半の暴走を抑えるのに役立って結果的に後半にペースを上げられた気もする。元気が良くて沿道の応援がいつもより笑顔なもんでこっちまで笑顔になった。知ってる人の応援の威力。あと昨年出られなかった分、余計に楽しかった。

写真。

Ws002527

スタート。右のアキレス腱が痛い筆者。(南海放送のユーチューブより)

Ws002476_20200211085001

10キロ過ぎ。最初のトンネル。登りたくなるようなみかん畑。

Ws002477

続いて二つ目のトンネル。登りたい。

Ws002479

トンネルの中。若いこだま。

Ws002482

21キロから中間点。大好きな立岩川。

Ws002483

光徳院まで登って山田屋まんじゅうを貰って22キロ、緩やかに右折すると景色が開け、海とぽっかり浮かんだ島(鹿島?)が見える最高の下り。

Ws002487

本物。35キロ平田の坂の上り口の好青年。

Ws002529

37キロ、平田の坂を下り終えたカカト着地の筆者。

 

--
前日の土曜日、羽田で飛行機の座席に着くと隣の人からいきなり「愛媛マラソンですか?」と話しかけられしばし会話。その方は「私は走りませんよ」と言いながらも1年おきに荒れる天気のこととかコースのこととか詳しく、聞けば松山在住の方とのこと。別れ際にもずっと手を振ってくれて、愛媛に着地した時点でいい気分だった。

空港から受付に向かうためリムジンバスに乗ると、前の席のじいちゃんと荷物や案内に忙しい運転手さんとのやりとり。
「運転手さん5時半のJRに間に合う?」「えー?さっき出たのがJR行きだったんやけど、ちょっと待ってな」「JRの松山駅行きたい」「5時半ってゆうた? 間に合うよ」
運転手さん大忙しでぶっきらぼうなようだけど、とても優しい。じいちゃんもいい味。人と人との近さを感じて、大好きな愛媛に来たなあと思う。

いつも地元の大会を除けば常に一人参加だが、今回は珍しく会社の同僚も参加。先に来ていた同僚と合流し、御同役では夕飯など。といって大街道に向かったが、一昨年まで夕飯を食べていた出雲屋さんが何処にもなくて、どうやら店じまいされた模様。おばあちゃんたちが一生懸命やっていて好きだったのに。残念だった。

走り終わって路面電車、宿のある勝山町で降りると、片手に杖を持ったおばあさんが次の電車を待っていた。自分も信号待ちだったので立ち止まると話してこられた。
「今日マラソンあったの?」 ええ、ええ。走ってきました
「道後温泉混んどるね」 ああ、参加賞で券もらうからみんな行くからね
「行こうと思ったけどじゃあ行かなくて良かった」 そっか混むもんね、ごめんね
「いいやいいんだよ。教えてもらって良かった。」
「走ってそのままお湯に入って帰れば一番いいさ」
「どこから来なさった?」 千葉からです
「あの人は、高橋さんは来た?」 来ました。高橋尚子さん。コースでみんなを応援して。
「あの人に応援されれば力出るだろ」 うん。でます。
(信号が青に変わって)
「私も渡るんだ、温泉行かないから」
(10cmほどの段差を降りるのに難儀されてたので、手を貸して一緒に渡る)
「はは、(信号が)赤になっちゃった」 大丈夫ですよ。
「それじゃあ」 それじゃあ。(おばあさんいつまでもお元気で)
かっこの中は心の中で言ったけど、声に出して言えばよかった。


愛媛に行くと通りすがりの人との会話がある。おじいさんおばあさんと話ができる。
それが大きな楽しみだったりするなあと思う。1年に1回は必ず行きたい。来年も行きたい。

 

翌朝、松山城を登り石垣に沿って上り、アサヒで鍋焼きうどんといなり寿司と和田ラヂヲさんの絵を堪能し、道後温泉に浸かり、お土産の山田屋まんじゅうを購入し、街路樹のクロガネモチの実の鮮やかな赤を眺めながらリムジンバスで松山の街をリーブ。空港で仕上げにジャコ天。

 

Ws002492

問1、一六タルトはどのように巻いているでしょうか。伊予鉄路面電車。

Ws002493

うどん屋さんアサヒに行く途中の道端で。

 

| | コメント (6)

2020/01/27

館山若潮マラソン(2020)

コースから見える範囲でさえブルーシートで覆ったままの屋根があちこちに見え9月の台風15号の傷あとがいまだ癒えぬ館山。冷たい雨風が降りしきる寒い中のマラソンとなったが、いまだ修復もままならぬままその冷たい雨風にさらされる住まいと生活。マラソンどころじゃない状況の方もたくさんおられるだろう。しかし沿道からの声援は例年に増して大きくありがたく、何度も胸を打たれ励まされながら、昨年のタイムを1分ほど短縮して自分のコースベスト。


天気予報は10日前から雨。最初あった雪マークこそ消えたが雨マークは前日になっても消えない。何度ブラウザをリロードしても消えない。寒さ対策雨対策が必要そうだ。

当日、7:00に駐車場に到着し寒くてびびる。ほんとにこの中で走るんかと思う。雨はともかく風が冷たい。とりあえず行動用に持参した長靴でメイン会場をうろうろ回る。つくばマラソンでシューズが泥だらけになった反省を生かした形。足元だけは非常に快適だ。

服装では、スポーツ腹巻、アームウォーマー、ランニング手袋、そして手袋の上に薄いビニール手袋を被せて対策した。あと透明なカッパを着た。下はランパンなのが心もとないが何とかなるだろう。暖房用のエネルギとしておにぎり3個摂取し、エイヤーと雨に飛び出せば寒さはそれほどでもない気がしてきた。

スタートの列に並んでシューズに雨が浸み込んできてつま先の感覚が冷たさで怪しくなってきた。スタート前の挨拶で金さん。走り出すとブルーシートの屋根がたくさんあることがわかる、こんなときに走らせてもらうことを感謝しなければいけない、という意味のことを言ってくれた。金さんの掛け声で、がんばろう館山、ありがとう館山と皆で声を上げ、スタート。

今日は雨にくじけずに出走しただけでも大したものなので。今日は(心拍センサをつけ忘れたこともあって)体の声に従って感覚で自由に走ろうと思った。10キロ過ぎ。体の声に従い先ずはトイレで小用。カッパを着たまま走ってるのにほとんど汗もかいてない。考えてみたら発汗量の多い自分にとって寒さは味方だわ。

今回は補給所の充実が素晴らしかった。名物だったクリームパンが今回はゴール後のみとなり補給所では提供されなかったが、一方で、スポーツ羊羹、アミノバイタル粉、アミノバイタル赤ジェルが用意され、自分的にはパーフェクトな内容。ゴミ箱もたくさん遠くまで用意してくれていて、その分たくさんの係員の協力があったことと思うが大変ありがたかった。

普段は走りながら固形物を食べることが苦手なため避けているが、今日は体の声に従ってスポーツ羊羹を掴んだので食べてみたらやたらうまかった。

前半はやけに好調でらくらくキロ5分、自己記録更新もありそうな勢いだったが、22キロで折り返した途端に少しペースが落ちてきた。どうやら好調だったのは追い風の助けがあったようだ。どうもおかしいと思ってた。折り返して向かい風を感じる。そして体が冷えてきた。手がかじかんで給水の紙コップがよく掴めない。

マラソン寒かったランキングを頭の中で考え始める。1位は雪が降った長野マラソン、2位は雹が降った愛媛マラソン。今日は去年の東京マラソンを抜き愛媛に並んで同率2位に浮上。ふと、カッパの上だけ袖から腕を抜いて腰に縛っていたのを思い出す。脳みそも凍えて動作不良のようだ。慌てて再び袖を通しなおして多少ましになった。ふと隣を見れば原始人の恰好をした半裸の男が追い越していく。寒くないんか。どういうこんぞ。

30キロの上りの手前では左の腿が攣りそうな気配。久しぶりだな。上り下りはなんとか無事にこなし、海岸線沿いのフラワーラインに戻ったところでついに痙攣。スピードをゆるめ俯きながらだましだまし走ってると応援の人が顔を覗き込んで励ましてくれ、ありがとうと声を出すと少し元気がでる。

左の四頭筋に続いて右の内転筋が攣り、左のハムストリングスが攣り、右の僧帽筋まで攣り模様。しかし一度に来ないで一つずつ順番にくる当たりが怪しい。体の声ではなく脳みその声なんじゃないのか。今日は体の声に従う決めたおれだ。

などと抵抗しつつ、つい脳みそで残り距離とタイムの計算を始めてしまうからだめだ。自己ベストは無理でもコースベストは残りキロ6分でもセーフだと脳みその声。するとそれまでなんとかキロ5分半で食い止めていたペースダウンが途端にキロ6分まで落ちそれより上がらなくなるから不思議だ。

背中のポケットからハチミツを取り出して口に入れるとジャリジャリする。まさか寒さで固まったのだろうか。残り3キロくらいの給水で温かい麦茶を貰って飲んだ。冷えてたお腹が回復しゴールまで行ける自信が出てきた。残り2キロで3時間45分のペースランナーに追い越された。自分の時計ではキロ6でもグロス3時間43分の計算なのだがどういうこんぞ(山梨弁)。残り1キロ、カッパを着たままだとゼッケンが見えなくてオールスポーツの写真でゼッケン検索ができなくなることに気づいて今頃カッパの前を開ける。ゴール。らくらくした。3:43:02(3:41:26)。

待っていた高校生が椅子まで案内してくれ計測タグをシューズから外てくれる。雨が降ってても冷たいだろうに申し訳ないくらいだ。続いてクリームパン、バナナ、温かい砂糖入りの麦茶。クリームパンはあまり好きじゃなくて普段は食べないのだけど館山で貰うクリームパンはほんと美味い。そしてゴール後のバナナはなんでこんなにうまいのか。

Ws000719




前半の貯金は後半の借金の図。
下:ペース、上:3時間40分ペースからの離れ(秒)

 

館山のみなさん本当にありがとうございました。また来ます。

| | コメント (7)

2019/11/25

つくばマラソン(2019)


2回目のつくばマラソンは風雲たけし城みたいでおもしろかった。雨と泥んこがひ弱な温室ランナーのメンタルを削る。俺のような。記録に関しては秋のハーフが好調で自己新を出せたので、もしやつくばでも自己新が出るのではと思っていたら、本当に出た。驚いた。ひ弱なのに。

雨の予報。会場である多目的グランドは土のグランドなので水溜りや泥がひどくなることは予想できた。また過去大会のブログなど少し調べてみても前日が雨だった2016年の状況など参考になった。

走れるように最高のコースを用意してもらうんだから自分のことは当然自分でする。お客じゃないんだから、という当たり前のことを思い出させてくれるのがつくばマラソン。観光オリエンテッドなマラソン大会が過保護さを競う一方で、硬派な大会に属するつくばは参加者の自主性を重視してるところが結構好きだ。使うべきところに使い省けるところは省いて参加費やボランティアの負担を増やさないことは大切だと思う。

ということで対策はしてきた。具体的には「荷物の少量化」、更衣室が使えないと想定して「着替えない」、そして大事なのは泥にシューズが浸かる「心の準備」だ。

結果として心の準備はしないよりはましだったがまだ新しいシューズが泥に沈んでいく様はなかなかショッキングなものだった。一方、会場では臨時のシューズカバーとしてレジ袋のようなものを足に装着している人がいて、心の準備よりもはるかに効果的なようだった。来年の参考にしたい。というか来年は晴れていただきたい。


レースはウェーブスタート(持ちタイムよりも10分控えめに申請した謙虚なEブロック・第三の波)の利でスタートのロスほとんどなし。ただ水溜りの影響で進路変更が多くて思ったほどペースが上がらずスタート待ちの雨冷えもあってか1キロも走らずすでに脚の筋肉が張っている。こりゃだめだとこの時点で思う。そしたら俄かに頭の中、U2の"Staring at the Sun"が自然と流れ出す脳みそが歌い出す。

アルバム「POP」収録の、自分の内面を見るのが怖いから太陽を見つめて目を潰す、と歌うとりわけ深刻な歌だ。いかん。なぜよりによってこの曲を選ぶのか脳みそ。自分のゴールタイムを見るのが怖いのか脳みそ。しかし今日は太陽は出ていない。ただちに脳に再生のストップを申告し、深刻さを打ち消す意味で、代わりにストーンズの「シンパシー・フォー・ザ・デビル=悪魔を憐れむ歌」を歌い出す。自分の中では調子の出る曲として知られる曲だ。歌うのはもちろん頭の中でだ。

5キロを過ぎて跨道橋を超え大通りに出た辺りでようやく体が楽になってきた。「悪魔を憐れむ歌」の威力は絶大、歌い続けた成果だ。この曲は永遠にリピートできる構成なのが便利。いざというときは「フッフー」というバックコーラスを歌えば力が湧く。このあたりから5分前スタートの第二の波から遅れた集団に追いついて渋滞は悪化したわけだが「プリーズ・トゥー・ミーチュー ホープ・ユー・ゲス・マイ・ネーム オー・イエー」と歌いながら機嫌よくかわして余裕で進む。

この秋にハーフマラソンを4本走ったが、ハーフを超える距離は4月の長野マラソン以降一度も走れていない。中間地点を過ぎるとそんな思い出さなくてもよいことを思い出す。頭の中にまたU2が流れ出す。脚も重くなってきた気がする。いかん。と思い、黒のメイタン(カフェイン入り)を舐め、ストーンズを歌って持ち直す繰り返し。

今回、人の真似をしてメイタンジェルはタレビンに入れて携帯した。ちびちび飲めるのが非常に便利だった。そして黒のメイタンの気付け薬としての効果も相変わらず絶大で、ひと舐めでだいたい2キロは行ける。一方、これは気のせいだといいのだが、カフェインには便意を誘導するという一面、今回そちらの効果も初めて実感する場面があった。ほんの数分無視して治まった程度の弱いものだったので影響はなかったし、雨と風でおなかが冷えていたことも一因だと思うが、メイタンに頼りすぎてはいけないという今後の教訓だ。

雨は朝の1時間予報のスタートの頃にやむという見積もりより少し長引き30キロ過ぎまで降っていた気がするが、気温も16℃くらいとやや高めだったので、体感的にはちょうど良いくらい。37キロを過ぎ、序盤に越えた跨道橋に戻ってくるといよいよ帰ってきたという気持ちになって集中力が増す。このコースの好きなところ。

30キロを過ぎる辺りからペースを維持するのにだいぶ苦労していたが、この跨道橋の上りは平気で一気に加速しごぼう抜き。再び平坦になるとペースが上げられない。心拍数も呼吸も大きな筋肉もまだ余裕があるが、小さい深部筋とか関節に痛みがあってフォームを保てない。この辺が長い距離を練習してなかった影響か。再びU2が掛かりそうになるがグッと抑えて、ようやく自己新が確信できるところまで来たので、脚が攣らないように今のペースを保つことに集中。

そしてゴール。それまでのベスト2018年の長野を1分半くらい更新して初めて3時間35分切り(中途半端)。

あとで家に帰って2018年の長野と比較すると、36キロまでほぼ同タイム(長野が8秒早い)で37-38kmの平均心拍数はつくばが161bpmに対し長野が141bpm、だいぶ長野の方が余裕。一方、長野ではこのあと37キロで脚が攣り(当時癖がついていた)失速。つくばでは攣らなかったのでなんとか更新できた。脚が攣らなかったというまぐれで長野を上回ったのだなあ。でもうれしい。ありがとうございました。

 

Ws002551

おニューのアディゼロボストン3(青)でゴールの競技場に入るフラット着地の筆者(右端)。

| | コメント (4)

2019/11/11

成田POPランに出てきた(2019)

2016年、2018年に続いて3回目の参加。
ちょっと散歩にくらいの軽さでふらりと北総線に乗り込み数駅で成田湯川駅。マラソン会場の中台運動公園まではバスも出てるが発車までの十数分を待つのが嫌なので、今年もまあ歩く。3キロ余り。気温10度以下で秋晴れ。毎回天気がいいので歩いてて気持ちが良い。

運動公園に着いてまず受付でゼッケンを受け取り、参加賞を受け取る。参加賞は毎年工夫して違ったものを呉れる。2016年はトートバッグ、去年はタオル。今年は簡便式のナップザック。いずれもうなりの絵が入っているのがポイントではっきり言って気に入っている。

併設の体育館が控室になっていて男女の更衣室が使える。とりあえずジャージを脱げば走る恰好なので着たままのウエアにゼッケンを安全ピンで留めて(配布されるゼッケンはゼッケンホルダ用の穴が空いていない)、脱いだものをリュックに入れて荷物預けに持ってい行く。荷物預けは必要な人だけ荷札にゼッケン番号を書き荷物に括り付けて係の人に渡す式。

スタート・ゴールの陸上競技場では開会式が始まっていて、うなりが愛想を振りまいている。大人気だ。スタート30分前にトイレに並ぶ。トイレには番号の紙が貼られていて「5番どうぞ」「14番空いてます」といった風に優秀な係員が誘導してくれるの秀逸なシステム。

そして競技場内ではスタート前の給水も用意されていて、ポカリスエット一杯と水一杯を貰って飲んだ。たっぷりと注いでくれたので若干お腹がカポカポしたがもらった物は全部飲み干すのがおれのスタイルだ。今日の強い日差しが予想される中、きっとこの水が脱水症状からおれを救ってくれるだろう。

トラックではスタートの数分前まで解放されていて、ウォームアップの人、応援に来た人、楽しくてしょうがないという風な子供、めいめいがそれぞれ好きに走っていおり、記憶が定かではないがスタート5分前くらいにようやく招集がかかってみんな目標タイムが掛かれた看板に従い整列するというすがすがしさ。コンパクトな大会ならではの小回りが利いた運営が快適でトイレや時間で慌てることがまったくない。

コースは序盤が下り基調のアップダウン、中盤が平坦でカーブの連続、終盤は上り基調のアップダウン。いわゆる序盤・中盤・終盤隙が無いね、というやつ。前回書いたとおりだ。コースは厳しいが秋晴れの下総台地の長閑な景色を眺めながら走るのはなかなか爽やか。ちなみに読み方は「しもうさだいち」だ。

1時間41分少々でゴールに到着。去年より一分以上早く到着できたので上等上等。スタート前の給水が功を奏したようだ。

成田POPランではうなりのヘルメットを被って走る一団がいて(下の写真)うらやましい。はっきり言ってかぶりたい。
Ws002186

待ち時間、気づけばペットショップボーイズの「サバービア」を口ずさんでいるサバーバンな成田湯川駅。透明壁のすぐ向こうを走るは北千葉道路。
Dsc_3668Dsc_3669Dsc_3670Dsc_3675Dsc_3676

| | コメント (0)

2019/10/28

手賀沼エコマラソン2019

ゴールしてまず今年は特別に25回記念タオルが配布され、これがビニール袋に入れたのを渡してくれるので、その後にバナナ、ポカリスエット、ヤクルト、アミノバイタル粉を次々と受け取ってもそのヘナヘナ袋に入れられるのでとても重宝だった。

そして配布されたポカリスエットのサイズが最高だった。900ml。曇で暑さは感じ無かったものの気温はそこそこ高かったので先週の寺泊と同じく3リットルくらい発汗してる感じであり、直ちに命を守る行動をとってください、と危険レベル4が脳みそから発令される中、900mlはありがたかった。仲間のゴールを待つ中、頂いたものをすべて摂取し(タオル除く)、危険回避に成功した。

タイムは先週よりもだいぶ遅かった。人数の多い大会なので最初の5キロくらいは思うようなペースで走れない上、やたらとインターバルが掛かって脚が疲れてしまうので、記録更新はあまり期待はしてなかった。それでもコースのベストが出て良かった。

それよりもやはりこの大会で楽しいのは楽団だ。今年は例年よりも多くの箇所で楽団の応援があったような気がする。スタート前に場内アナウンスで楽団名と応援ポイントの発表があるのだが覚えきれないので、できればパンフレット記載してほしいところだ。

今年は5キロ過ぎの和太鼓の人たちが非常に良かった。BPM=95前後の拍子がおれのステップにバッチリ合って折しも渋滞が解消されたタイミングとも重なりここからリズムに乗れた。その興奮冷めやらぬまま続いて7キロ手前で聴こえてきたのはコンガのリズム、今年もハイライトは風早中学楽団の演奏だ。「負けないで」とか「パプリカ」とかそういったありふれた定番曲は演奏せずひたすら南米のグルーブで楽しませてくれる彼らが好きだ。私が通過したときはちょうど曲間だったようでコンガに合わせて他の楽器の人たちは手をたたいていた。先生も手をたたいていた。おれもたたいた。楽しかった。

Ws002088
朝7時準備が進むメイン会場。左に見えるのがゴールのゲート。右奥の茶色の建物が先日の大雨でも手賀沼の氾濫を食いとめた北千葉導水ビジターセンター。

Ws002089
あぶない!

| | コメント (0)

«寺泊シーサイドマラソン(2019)