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2014/01/28

館山若潮マラソン2014

筋肉痛が治まったので書いている。
日曜日、館山若潮マラソンを走ってきた。

4回目。例年天気の予測がつかないことで有名。
昨年は事前の天気予報は冬の嵐だったのが、当日は穏やかに晴れて富士山の見える
絶好のコンディションだった。
だから今年も予報では雨+強風の荒れ模様だったが、あんま心配はしてなかった。


3時半に起きて5時半に家出、チーバくんで言うと黒目の辺り。
駐車場の館山第一中学校、チーバくんで言うとつま先の辺りに着いたのが朝7時。
晴れていた。暖かい。やっぱり大丈夫だった。空気が生ぬるい。


回転の良いシャトルバスでスタート会場へ。10分ほどで到着し受付をすませた。
富士山が見えるかなと思って海のほうに行ったが見えなかった。
軽く筋肉を伸ばしてから野球場に戻り、フェンスの近くに場所を居場所を定める。
いつの間にか風が強くなってきてウエアにゼッケンをつけるのに苦労。そして寒い。
場内アナウンスでは気温14℃だというけれど、嘘なんじゃないかというほど寒い。
召集時間が来たのでウィンドブレーカを脱いだが寒いので簡便式のビニールポンチョを被った。


3時間半~4時間の人の召集時間は9時40分。スタートまで20分。寒いかった。
回りは半袖短パンの颯爽とした人ばかり。自分はポンチョ。恥ずかしい。恥ずかしい。恥ずかしい。。。
自意識を発動して何べん念じても体は一向に温まりもせず。
代わりなのか副作用なのか知らんが何だが尿意を催してきた。


号砲からスタート地点まで2分ちょい。この膀胱はおれの膀胱ではない作戦で進
む。昨年は2キロくらいからいい感じにばらけて同じペースの集団に乗れたが、
今年はなんか人が多くて乗れない。置いてけぼり。
簡便ポンチョを3キロで脱いで腰に挟む。
6キロくらいからようやくペースに乗れた、
と思ったところでおれの膀胱じゃない作戦が終了、
7キロ地点、コンビににににに駆け込む。

ファミリーマートの兄ちゃんにお礼を言って急発進。ロスタイム2分。
軽量化したせいかロスタイムに焦ったせいかピッチはあがり、18キロで目標のキロ5分に対して
ほぼロスの回収が完了。そしてここから失速開始。

前半飛ばしすぎて後半失速というのは良く聞くが、体験したことは無かった。
考えてみれば決まったタイムを目指して走るということが無かったから。
つい昨年この大会で思わぬ好タイムが出て欲も出るまでは。つい欲をだしてしまってこの結果。

しかし18キロで失速するとはなあ。あと半分以上も残っている。呆然としながら虎についていく。

そう、頭に虎を被ってる人が折り返しくらいからずっと近くを走っていた。
沿道から「がんばれしまじろう!」の声援があったとき、勇敢な青いシャツの男が虎に聞いた。

青「しまじろうなんですか?」
虎「いえ虎なんです」

笑った。


30キロくらいの山間部に入り風が弱まると、帽子から滴る汗の量にびびる。
失速のもう1つの原因はまちがいなく脱水。前半は強風のせいで発汗に気づき難かったが、
10キロ過ぎくらいですでに脱水の時特有の疲労感を感じていた。
寒さに馴化した冬の17℃というのはかなりの威力で、給水所で毎回カップ2杯ずつ飲んでも追いつかない。
脚をつらせて道端でストップしている人も例年より多かったように思う。


自分の脚もつりそう。
登った分の下りで挽回しようと思ってもつりそうな脚には結構急な下りが多くてむしろスピードを落とさないと
下れない坂が多いという悲しさ。損した感の高さ。

それでも頭が朦朧としている分、歩くという選択肢を思いつかなかったのが幸い、
身体が明らかに左に傾いているが修正できないまま惰性で走っているうち、ようやく38キロ地点、
このカーブを曲がり海岸沿いのコースに入るとやっと帰ってきたという気分になる。
そして毎年いかした応援で笑わせおれの膝を崩壊寸前に追い込んでくれる応援名人のおばちゃんが今年もいた。
今年は「残り4.3キロ がんばれ」というボードを持ちコーラスのような声で応援してくれていた。
昨年の「残り2分だよ!」という応援に比べてこの正確さはなんだ。

しかしこの応援でなにかうれしくなってしまった。
いつもならスタートから感じる楽しさが今日ようやくここにきてきた。おばちゃんのおかげだ。
そこからゴールまで4.3キロは前を向いていい気分で走れた。手元の時計で3時間50分をなんとか切ったくらい。
昨年より5分くらい遅い。

ゴールしたときに場内アナウンスが
「まもなく金哲彦さんがゴールします。みなさん拍手で迎えてください」
と言うので朦朧としながら待っていたがなかなか来ないので拍手を断念、
記録賞を貰って、無料サービスのトン汁へゴー。やっと生き返る。
そのあとなるべく地元の出店を選んで買い食いしてから回転の良いシャトルバスで駐車場へ。


館山を走るのは今回で4回目だったが、地元の人たちが一生懸命で出るたびに好きになってくる。
大会運営も毎回工夫し改善されている。感謝だ。
そして何しろフルマラソンは苦しさを久々に思い知った、それが今回の思い出。

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