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2018/10/01

駒ヶ根ハーフマラソンに出てきた

実は密かに今年はハーフの自己ベストを更新したいとか思っている。前回自己ベストを出したのは一昨年だが、その年は秋に何本かハーフを走って調子が上がり11月の戸田でベストが出た。今回もその作戦で何回かハーフを走る予定。後半の手賀沼か戸田で出せたらなと思っている。さあ、シーズンイン。


その秋のハーフシリーズ第一弾。駒ケ根ハーフマラソンを走ってきた。


シーズン最初、いつもの越後湯沢秋桜マラソンではなく駒ケ根ハーフを選んだのは、春になかがわハーフマラソンに出てこの地の印象がとてもよくまた来たいと思ったから。


駒ケ根ハーフに挑むにあたって作戦を立てた。前日に千畳敷カール、走った後に温泉に行く作戦だ。こんなことは珍しい。無計画で知られるおれだ。ロープウェイの時間とかバスの時間とかも調べた。


そういう慣れないことをすると、昔から「雪でも降るんじゃないか」と言われることになっている。今回は台風が来た。結果、計画はおじゃんだった。


台風の影響はそんな観光計画どころか、大会の開催自体が危ぶまれる事態にまで及び、大会ホームページの暫定的な「開催の方向」という発表を頼りに、10:00新宿発スーパーあずさに乗車。ルックス・ライク・工業用3Dプリンター。
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車内のランニングシューズの民、上諏訪で降車するのは駒ケ根を走る人達、降車しないのは松本マラソンを走る人達であろうか。私は降車。在来線で岡谷まで行き昼はん。
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すでにかなりの雨脚。すでに千畳敷カールはあきらめている。飯田線に乗り換え。初めての飯田線せっかくの飯田線だが車窓は雨降り。


15時過ぎに駒ケ根駅に着。計画が狂った関係でやたらと時間が余ってるので二回目の昼はんをとったり和菓子屋で大福を食ったりしている。雨脚は相変わらずの勢いだが駒ケ根駅前の商店街はアーケードがあって雨を避けられるので助かる。

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そろそろチェックインできる時間となり、苦手な傘をさして、明日のスタート地点に寄り道してから今日の宿に向かう。傘を差しても膝から下が濡れてしまうような雨の中、スタート地点では明日の準備をしているスタッフの姿が見える。ありがたいというか申し訳ないような気分だ。


宿についてチェックイン。予約時には禁煙室の空きが無かったが一応希望だけ出しておいたところ、空きが出たということでちゃんと禁煙室を用意してくれた。うれしい。ついている。


大会ホームページを確認すると情報が更新されており、午後の現時点でもなお開催の方向とのこと。こうなったらありがたく走らせてもらおうと思い、雨で体温を奪われることを想定し対策として夕はん。さっき昼を食ったばかりだ。
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翌朝は4時半に自然起床。雨がやんどる。外に出て会場まで歩くと、スタッフの皆さんが朝早くから準備をされている。交通整理の準備も始まっている。係の人にあいさつしながら、荷物預けの場所や更衣室など確認。


牛丼屋で朝はんかるーく食って宿に戻った頃にまた雨が降り出した。走る格好に着替えて荷物をまとめチェックアウトする頃は、雨は止んでいる。降ったり止んだり。台風らしい天気になってきたが、まだ風が無いのが幸い。


会場で荷物預けに荷物を頼んで外にでようとしたときに、また激しい雨。出るに出られずみんな屋根の下でしばらく雨宿り。隣人と自然に会話が始まる。


スタート時間が近くなって観念、数百メートル離れたスタート地点にエイヤーと移動。スタート地点では左右のアーケードが雨からのシェルターとして見事に機能している。


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スタート5分前みんなアーケードからわらわら出てきてスタートブロックに並ぶと、申し合わせたように雨も弱まるのが見事だ。弱雨の中、9時スタート。


前半は下り基調、後半は上り基調のコースだと聞いているので、後半に備えて脚を貯めておかねばとは思うものの、台風で気分が高まってるのかついペースが上がる。序盤7キロはキロ4分30秒台のペース。夏以降7キロをキロ5分以内ですら走れてないおれだが、どうなのか。


前半下り基調と言っても実際には下って下って上っての繰り返しのようなコース。ガーミンロガーの「階数」が反応するくらいの上りがいくつも現れる。地脚ができてない奴はどんどん脚を削られる。そして8キロくらいに設けられた試練の「アップダウンヒル」で叩きのめされる。つまり自分がそうだったので間違いない。こんなに上りに弱いとは思わなかった。


「アップダウンヒル」を上って下ると橋の上でアイスを配ってくれている。事前に聞いていて楽しみだったのに、消耗しすぎて受け取る元気がない。距離は残り半分。絶望的な気分だ。


その橋を渡ったら左折。天竜川右岸の堤防区間に入った。水かさを増した天竜川の流れは荒々しく、茶色の濁流を間近に並走していたら野生の記憶が目覚めたのかなんだか元気が出てきた。気分が晴れてきた。いつの頃か忘れかけてた荒ぶる胸の思いだ。アクセルためてルーズな空見上げる。(アクセルを"ためる"という意味が実はわかっていない)


と、空も晴れてきた。時折り日差しがのぞく。ようやく景色を見る余裕もできた。左右のアルプスの山こそ見えないが、稲刈りが進んだ秋の伊那谷に心癒される。


中盤が終わって後半。前半下った分を今度は上る寸法だ。雨の中コースに出てくれている地域の皆さんの応援が心に染みる。大声でなく近くの人に話しかけるように励ましてくれるのが印象的。「来年はいい天気になるからまたおいな」と優しそうなおじいさんの声が聴こえる。ぜひ来たいと思ってアクセルためる。


後半はだいぶペースを落として、1時間50分をかろうじて切るくらいでゴール。いいよいいよ。シーズン最初はこのくらいで。例年第一弾に選んでる越後湯沢でもいつもこのくらい。しかもガーミン獲得高度は越後湯沢を超えてる(改めて確認したら越後湯沢の高度上昇453mに対し駒ヶ根312mだったのでこれは間違い。何を見ていたのか老眼のなせる業)し、それでこのタイムなら上出来。と御都合主義的脳内処理を経て満足に浸る。


完走タオル、記録証、ドリンク、梨をいただき、メイン会場に移動。荷物を受け取り着替え、濡れたウエア類を持参した大型ジップロックに仕舞い、濡れたシューズは持参した吸水のための雑紙を詰めてから靴袋へ。珍しく抜かりが無い。


参加案内に入っていた抽選会の券でタブレット端末をタッチする式のくじを引きレトルトカレーが当たった。同じく参加案内に入っていた交換券で今度は「かっぱすいとん」の振る舞いを受ける。ありがたい。草餅色の団子が入っているところが「かっぱ」なのだろうと推察。頓智が効いている。
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続いて、ソフトクリームを持っている人がいたのでそっちに向かおうとしたその時、会場案内から飯田線の最終列車の案内が聴こえてきた。12時46分の列車を最後にそれ以降の列車は運休と言っている。まじか。時計はもう11時50分を回っている。まだ走っている人もいるが大丈夫だろうか。


苦手な傘をさし駒ケ根駅に移動。徒歩数分。運行状況を確認したところ12時46分最終で間違いないらしい。とりあえずその場で切符を購入してから、昼だけは食っておこうと駅前商店街に戻り「水車」で駒ケ根名物ソースカツ丼。店内は大混雑で列車の時間に間に合うか少し冷や冷やしたが大丈夫だった。うまかった。時間ジャストな感じで飯田線に乗り込む。こちらも大混雑を予想したが、まったく混まずに座れた。1時間に1本の飯田線。1本前は自分がコールした時間くらいなので、それに乗れた人はかなり脚の速い一部の人だとすると、鉄道で帰る予定の人残り大半はこの列車に乗らないと今日帰れない。あるいは高速バス利用者が多いのだろうか。後泊の予定だったらいいのだが。


などと余計な心配をしながら終点の岡谷に到着し、そして数分後に出発する今度の特急スーパーあずさ20号がこれまた新宿方面の本日最終、それ以降は運転取りやめだと知る。なんなのか、この瀬戸際で助かってる感じは。ついてると言っていいのだろうか。


スーパーあずさは甲府で混雑のピーク。指定席車両のデッキや通路も開放してホームにあふれた人々=この後の便を予約していた寝耳に水な人たちだということがその後の愚痴を聞くとわかる=を受け入れる。


列車は11分遅れで新宿到着。総武線、都営浅草線と乗り継いで18時過ぎに最寄り駅着。またしても自分が家まで歩く間だけ晴れていて苦手な傘を使わずに家到着。ついているといっていいのだろうか。次は3週間後、寺泊シーサイドマラソンだ。


それはともかく、スーパーあずさ、富士見駅近く、車窓から思わず撮影した、旧立場川橋梁。なんじゃこりゃ的構造。
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コメント

一枚目の写真はスーパーあずさなんですね。一瞬ゴミ箱かと思いました(笑)世の中には面白い顔の電車があるもんですね。四国にへばりついてる出不精な人間には新鮮というか、斬新すぎます。

台風シーズンのマラソンもヒヤヒヤしますね。そのおじいさんの気持ちもよーく分かります。天気が悪いと責任感じちゃうんですよね。

帰りの電車、うまく乗れて良かったですね。それを逃したら帰る術はあったんですか?私は旅慣れしていないから、予定の乗り物に乗れないとなると大パニックになってしまいます。

話ぶっ飛びますけど、例の大阪の逃走犯が近くのバイクショップに二回も訪れている事が分かり、ゾッとしてます。そんな事知らないから、夜中にプラプラとコンビニに行ったり、戸締りしないまま寝たりしてました(^-^;

投稿: 脱走犯 | 2018/10/10 18:57

そんなニアミスがあったんですか。驚きました。
そういえばこの駒ヶ根のマラソンで、「逃走中」と書いたシャツのランナーと後半にしばらく並走したのですが、逮捕の翌日だったタイムリーさもあってか、沿道から「逃げ切れー」の声が飛びかい大人気でした。あれ「脱走中」だったかな?いや「逃走中」だったはず笑。

「世の中には面白い顔の電車もあるもんですね」と言われると私もまったく同感だったもんで、つい写真を撮りました。スーパーあずさの新型だそうです。いい乗り心地でした。

帰りの電車は間一髪でしたが、何も考えてなかったですね、逃したらどうしたんだろうと思います。反省ですね。


投稿: nbb | 2018/10/10 21:01

脱走さん

追伸。来年の愛媛マラソン落選でした。ガビーン
再来年行きます!

投稿: nbb | 2018/10/10 21:28

ガビーン、誠に残念です(T-T)

今までが奇跡的って言えばそうなんですけどね。何年も落選続きの人がいる訳で。

次回までお待ちしております!

投稿: 脱走犯 | 2018/10/10 22:38

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