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2018/11/27

つくばマラソン

初めてのつくばマラソン。
お膳立てされたコースはとても走りやすく、終始いい気分のままゴールできた。

大会のコンセプト(事前の印象)は「甘えるな」(勝手な想像)
公式サイトや参加案内に、ブドウ糖とティッシュと絆創膏は携行せよ、心肺蘇生法を身に付けよ、飯は三食食え、間食はするな、練習せよ、と言ったことが書かれている。完走タオルとか完走メダルとかそういった虚飾も排除。いいなあと思った。

そんなイメージを念頭に緊張しながら会場入りし実際に走ってみると、走るために必要十分かつ考えられたサポートに加え、各所に設置された会場案内の看板がわかりやすい。路面の凹凸を注意してくれる係の人の声がとても優しい。沿道の応援も温かい。築き上げられてきた伝統の質の高さを感じる。

天気は気温が低くて最高。日差しも並木がさえぎってくれるのであまり気にならない。北に向かって進む序盤は前方に筑波山を望みながら、中盤は関東平野を感じる広々とした眺めに解放感を覚えつつ、無理に追い越さず自然にスペースができたときだけ前に行く。


ちょうど21キロのあたりで交差点を左折したとき道路の左に吹奏楽団。私が来たのを見計らってとしか思えないタイミングで「銀河鉄道999」の演奏開始。今だ。と思って黒のメイタンをマウスにイン。「銀河鉄道999」と「黒のメイタン」の組合せは、昨年のおかやまマラソンで謎の快走をもたらした実績がある。


走っていて笑いが込み上げてくるようなことはあまり無い。逆にあまりあるようだと人に心配されてしまうともいえる。今回はこのハーフを過ぎたくらいから、笑いが込み上げてきて楽しくてしょうがなかった。前半抑えていたので脚が余っていたのもあるし、それで次々の人を抜いていくのも楽しさに拍車をかけたのもあるし、なにより「銀河鉄道999」と「黒のメイタン」が脳のどこかに効いてると思った。

キロ表示の看板にはいちいちいかしたコメントが書いてあるのだが、22キロか23キロの看板「縁石に座って休むことは まったくおすすめめできない」が素晴らしく、また笑う。


コース全体の傾向としては、解放感の前半に対し収束感の後半。ゴールに向けて後半、徐々にカーブが増え建物が増え人が増えていく収束感が、またいい感じに気分を高める。


残すは残り5、6キロ、陸橋を上って下りて朝来た道、筑波大学の黄色い並木道に入り、距離調整の折り返し区間をこなし、残り2キロ。どこも痛く無いし呼吸も穏やか。いかん。力が余っとる。加速。41キロのちょっとした丘で聴こえたロッキーのテーマに合わせ階段を駆け上がってバンザイするイメージで駆け上がったら左の内転筋が攣った。


最後、いちょう並木を左折して陸上競技場に入るとゴールの大時計が12時55分まであと10秒だったので全力疾走。12時55分(正味時間3時間45分)には4秒及ばなかったが、フルを走ってこんなラストスパートができたなんてすごいな。やっぱトラックは走りやすいな、と思いながらゴールゲートをくぐって減速して、イオンウォーターを貰って飲み始めたところで左の内転筋が本格的に痙攣。3分ほど動けず固まったこの充実感。


マラソンを走るようになって10年、何がおもしろいかって自分の記録を更新できたときほどおもしろいことは無い。だからタイムにはこだわりたい方なのだけれど、タイムとは別に「良く走れた」ときのうれしさってのもあって、今回はまさにそれだった。


10月からのハーフ4連戦ははっきり言って失敗だった。目標だった自己記録の更新もならず、走っていてちっとも楽しくなく、ゴール後の爽快感も得られず、マンネリの危機だった。更にタイムにこだわるあまり、調整と称して次のレースまで練習を控えるので、結局全然距離を走れないという悪循環。でも今回、結構良く走れたのは、練習としてそれなりの意味があったのかなと思った。


痙攣が収まって記録証を発行してもらい、続いて紙バッグを渡される。この紙バッグが素晴らしく重宝で、記録証だけでなくその後に受け取る「うまい棒」「醤油」「参加賞(事前選択式で私はランドクシャを頂いた)」などなんでも入る。


ゴール地点からメイン会場に向かう途中に水道があるのもポイントが高い。コンクリートの立ち上げ壁から蛇口が3つ出ている感じの野球部員が使う感じの水道だ。

顔を洗って、荷物をコインロッカーから取り出し、更衣室で着替え。通常の荷物預け所もあるが、コインロッカーがかなり用意されていて、いずれも100円で利用できる。鍵はポケットに入れておいたので、すぐにとりだせた。


水だけ1本買って会場をリーブ。学園都市駅行きのシャトルバスは使わず、つくば駅までの徒歩30分を選択。つくば駅は始発なので座れるというのも理由だが、走ったあとはこのくらい歩いておいた方がダメージが残らないということを最近学習したという理由もある。帰りのエネルギーとして駅近くの蕎麦屋で鴨せいろを腹に入れ、つくばマラソンの紙バッグを持った人達であふれるつくばエクスプレスで帰宅。



Ws001520

秀逸な紙袋


Top4
自己top4のキロペース推移。こんな右肩上がりは初めて(前半遅いからとはいえ)

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