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2019/04/06

ふきのとう

実家の兄がふきのとうを送ってくれた。ふき味噌とふきの酢漬け。雪国からの春のおすそわけ。


ふきのとうも例にもれず、子供の頃はなにが好きでこんな苦いのを食うのかわからなかったものの一つだが、50を過ぎたいまでは、こんなうまいものはないと思うから不思議。


ふきのとうというともう一つ思い出す。小学校の自分のクラスの学級通信のタイトルが「ふきのとう」だった。学級通信というか、児童の作文とか先生から父兄への連絡とかを記載したボールペン原紙で書かれた通信。ボールペン原紙と言ってる時点で懐かしさが募る。


クラスと言っても自分が通った小学校は1学年1学級。特に自分の学年は人数が少なくて、男子6人女子7人の13人学級だった。3年から6年まで担任してくれたのは新卒の女性教諭だった。「ふきのとう」を毎月届けてくれた柳原小学校の後藤先生、お元気だろうか。


春のこの時期というともう一つ思い出すのは、あれは中学を卒業し1年たった次の年。家から大道にまでの数十メートルの私道、まだ1メートル近くある積雪を、トレーニングとばかりにスノーダンプで除雪していたときだ。近所の一学年下のタダシ君が通りかかったと思うと「北高合格したんです。ありがとうございました」とわざわざ近くに来てうれしそうに挨拶してくれたことだ。北高は地元の進学校。小さい集落なので小学校のことはいつもつるんで遊んでいたが、中学に入ってからはあまり話すこともなくなっていた幼馴染が、こうしてわざわざ改まって挨拶してくれたことが、地元の同級生から一人離れ市外の学校に通い少し人恋しさを感じていた自分にとって、なんとなくうれしかったのだ。

 

春になると、ふきのとうの苦さを味わうと、スノーダンプで掬った雪を流す小川のせせらぎとともに、そんなことを思い出すのだ。桜のエフェドリンでやられてるのだろうか。

 

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コメント

ふきのとう…しばらく食べてないです。好きな食べ物は?って聞かれると「その季節にしか食べれない物」って答える私としましては、とっても羨ましいです。ほとんどスーパーでは見掛けないですから。
ふきのとう、子供の頃は苦手だったのですか?私は「うどの酢味噌あえが好物」というおかしな子供だったので、ふきのとうも好きだったかもしれないんですが、食べた記憶がないのです。土地柄なのかしら?あまり家の食卓には出てきませんでした。

先日はご近所さんから筍を頂きました。みかんと同じく「買うものじゃない、貰うもの」って感じです(笑) もう何年も買ってません。

投稿: 脱走犯 | 2019/04/21 11:14

うどの酢味噌あえ、なかなか渋い子供ですね。「その季節にしか食べれないもの」ってのもいいですね。誰かに聞かれたらこっそり真似してみたい。

みかんのことは耳にしますが、愛媛は筍もですか、知りませんでした。太いやつですかね?私の郷里では、根曲がり竹という細いのが採れて、やっぱりご近所さんから「貰う」みたいです。

投稿: nbb | 2019/04/22 19:47

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