カテゴリー「マラソン」の記事

2018/05/06

佐久鯉マラソン~信州なかがわハーフマラソン

春の信州シリーズの後半として、5/4佐久鯉マラソン、5/5信州なかがわハーフマラソンに出てきた。後半ということは前半があったのかということになるが、あった。4/15長野マラソン。後付け。

4時に家出、16号~外環~関越~上信越道で7時過ぎに会場到着。曇っていて風が冷たい。寒い。今年はバルーンが飛んでなかった。受付を済ませ、自販機の缶コーヒーで腹を温めながら開会式を待っていると日が出てきた。そうすると途端に暖かく新緑に包まれた初夏の景色が美しい。

開会式の前に準備体操を列の前でこなす。それはもちろん大会ティーシャツに「把瑠都」と書いたゼッケンをつけたニコニコしているゲストの把瑠都さんを間近で見るためだが、明日エストニアに帰国するというのに良く来てくれた。準備体操も普段そういうのはすっかり省略してしまっている自分には結構ためになった。

開会式。佐久市長からもその旨、国会議員そして大統領になるため帰国するという紹介があり拍手が起こる。大統領になってほしいという拍手だろうか。それとも来てくれたことに対する拍手だろうか。そして把瑠都さんの挨拶はそうした紹介とは関係なく屈託がない。続いて競技委員長からの競技説明。マイクの高さがあってないことに気付き、すかさず歩み寄りマイクの高さを合わせる元大関・把瑠都。さすがだ。競技委員長も一言「すみません」だ。


もうこれを見ただけで来たかいがあった。満足な気分で更衣室に向かい着替え。着替えて更衣室から出てくるとファミリー2kmの部を走る把瑠都さんがちょうど通り掛かったところ。苦しそうな表情。ニコニコしてない把瑠都さんを見たのは今回後にも先にもこの瞬間だけだ。

>Ws001237Ws001236_2


10kmの部。和やかに9時45分スタート。まずは公園内を2周。1周目、やたら脚が軽い。準備体操の効果だろうか。2周目。早くも胸が苦しい。浮かれすぎ。公園を出て3km過ぎて、今年も子ヤギさんたちがめーめー往年してくれて、これだけで来たかいがあったと思ってちょっとアクセルを踏む。5kmで折り返してここまでは追い風。ここからは向かい風。スタートから前に行ったり後ろに行ったりしてた帽子にエストニアと日本の国旗を立てて大会を盛り上げていた御人もその旗を帽子からリムーブし手に持ち帰るほどの風。


胸の苦しさが解除されたのはこのあとしばらく下った残り3kmの看板あたり。残り1kmからの今年は上野選手がいない上りを一人でこなし、残り500m、別の部の小学生と並走。強敵。なかなか抜けない。将来の世界選手権候補に違いない。ゴールして、今年も秀逸なはがきサイズの完走証。水をもらって把瑠都さんのチョコをもらって、昼はんは出店の佐世保バーガー。応援しながら半分食ったところでバーガーのバー具の部分を地面に落とす失態。バーガーを食うのは難しい。

そんな爽快な佐久をお昼にリーブ。小諸あぐりの湯で汗を流し、国道142経由で、次の目的地、なかがわハーフ略してナカハマの受付に向かう。


途中、駒ヶ根に入り、白をまとった駒ヶ岳が雲の隙間からうっすら見えただけで感動。いちおう長野出身だけど、北信出身なので南信に来たのは初めて。山が違う。山塊がいちいちでかい。駒ヶ岳を見上げる角度が違う。ははーと恐れ入る。


一旦、今日の宿(駒ヶ根ICちかく)の位置を確認して、そのまま中川村へ。


受付会場に近づき、橋を渡る。この明日スタート直後にわたる橋が、もうすでに俺の心をつかむ。受付会場の駐車場に車をとめて徒歩で速攻で橋に引き返す。なんて深いんだ。眼下に深く緑の川。


受付。ゼッケン引換券を見せるとゼッケンを渡す前に「道、どうでした?遠くから大変でしたね」と。「いや結構スムーズでした」とここまで策を走ってきたことを忘れて答えるくらい心揺さぶられ、さらに俺の心つかまれる。「今年最後なんで特別のゼッケンです」と言って、シルバーゼッケンを渡される。先日の長野マラソン以来だが、ナカハマは今回初出場なので申し訳ない限りだ。

続いて抽選。「こんにちは」と言っておじさんに声を掛ける。「こんにちは」と返したおじさんに封筒を見せて「どの箱でもいいですよ」と言われた左から2番目の箱から1枚引く。14番。案内された14番のテーブルに行くと、「わー、あたりですよ」と別のおじさん。洋ナシジュースをいただく。

もうすでに俺は中川村に移住してもいいんだという気分で、ナカハマンの後頭部を写真にとったりした後、ひとまず中川村をリーブ。宿ちかくの飯屋、ソースカツ丼で明日に備える。

翌朝。駒ヶ根の宿から朝8時に再び中川村に到着。第五駐車場からスタート会場に向かう道のりの景色が、さらに俺の心をつかみ、つい隣を歩く見知らぬおじさんに声を掛ける。「今日は暑くなりそうですね」「そうやね。26℃っていうてたよ」「予報ですか、天気」「うん」「でも空気渇いてるから(さわやか)」「そやね。」


更衣室はあるが、そこらで適当に着替え、荷物預けもあるけどその辺に適当に荷物を置き、開会式。司会進行の「村にはおじいさんおばあさんしかいないと思ったら大間違いです、小学生から歓迎の言葉です」といった意味の紹介を受けた小学生の歓迎の言葉、「いままで生きてきてこんなに大勢の人を見たのは初めてです」

続いて地元の音楽家やダンサーによるパフォーマンス。その後半は、この大会を始めるきっかけとなった小澤さん(71)への感謝として捧げられ、それに対し小沢さんが深々とお辞儀をしハンカチで涙をぬぐう場面を、たまたま間近で見ていた初出場の自分も涙をぬぐう。

そのあと、競技役員から競技説明。出だしで「この流れでいきなりまじめな話ですみません。」

続いて、準備体操のエアロビクス「時間が押してるので手ばやにやります」

スタートゲート前に集合。スタート前のコース説明。うわさには聞いていたが秀逸。たぶん実行委員の、たぶんオフィシャルのブログを書いてる方だと思うが、スタート前のほんの5分くらいの時間に笑いあり涙ありで飽きさせない。これを聴けただけでも来たかいがあったとさえ思う。

以下、記憶をもとに意訳(録音できなくて残念...)

・スタート直後に牧ヶ原橋を渡ります。年々老朽化が進み強度は今最低の状態です。この3900人が一斉にわたると、おそらく橋は崩落。先ほどドローンで感動的な映像を録ると言いましたが、それは皆さんが橋から落ちていく姿になる可能性があります。
・スタートから3kmは急な上りです。たいていはこの3kmで疲労困憊。リタイア寸前に陥ります。ハーフマラソンでたった3kmでリタイア。嫌ですね。やめるなら今です。
・この大会には実行委員長がいますが、影の本当の立役者が小沢さん。小沢さんがこの大会を立ち上げました。その小沢さん、実は今、ある病気と戦っていて、人生のラストスパートに入っています。小沢さんにひとこと頂きます(小沢さん、胸がいっぱいで何も言えません。ただ、ありがとう、ありがとうと」
・3kmの登りを過ぎると、給水所があります。その給水所にいるのが、「あいこ」さん、です。皆さんぜひ「あいこさんありがとう」と声を掛けてください。これが私からのサプライズです。このあいこさん、小沢さんの奥さんです。
・登り終わると、ずっと下りです。昨年のトップ選手はこのくだり、100を9秒台で走ってました。
・下り終わると次の強敵が待ち構えています。いわゆる田舎の香水です。みなさんリタイア寸前です。
・そんなに速く走ることはありません。各所に私設エイドもあります。なるべくゆっくり走って長く村を堪能し、体重を増やしてゴールに帰ってきてください。


自分は北信の出身で、実は南信にくるのは今回初めてだったのだが、みんな朗らかで、沿道で応援してくれるじいちゃんばあちゃんもみんな笑顔で、小学生のスピーチから始まるユーモアあふれる感じというのは、南信だからというのかどうかはわからないけど、北信とは違うものがあるなあ、いいなあと思った。


そしてスタート。ご案内の趣旨に倣い時計は見ない。橋を渡ると確かに上り。10%くらいだろうか、自分なら自転車で間違いなく足を着く傾斜。そこを6分から6分30くらいのペースで楽しく登る。なんでペースが分かるのか。それはちょっとだけ時計を見たからだ。


「それカメラですか?」空手の胴着の走者から声を掛けられる。今回実は親指サイズの小さいビデオカメラをもって走っていて、坂を上る背後に見える山があまりにきれいだったのでそれを向けていたのだ「ああ、ええ」と相変わらず気の利かない返答。


これに限らず、ランナー同志でこんなに会話があるマラソン大会は初めて。そして、撮影したはずの絶景が操作ミスのせいでほとんど録れていなくてびびる。


苦しいけど美しい坂を登り終えて下り。前方に白い山。気持ちよく下ったり、道端で応援してくれていた老夫婦お手製の梅漬けがあまりにうまくて感動のあまり引き返し感謝を述べたり。


そんななかもしかして一番驚いたことは給水所。これでもかとばかりに私設も含めて3km毎かそれ以上頻繁にあるのだが、どの給水所も紙コップが散乱していない。みんなちゃんとごみ箱に入れる。なんなら入れ損ねて地面に落ちたコップを引き返して拾って入れなおす奴までいる(おれ&others)。なんなんだこれは。というか、自然にこういう気持ちにさせる何かがここにはあった。こんな美しい村を走らせてもらってることへの感謝、じいちゃんやばあちゃんや沿道の人たちへの感謝。


「おもてなしという一方的なものを私たちは考えていない、そうじゃなくて大事なのはわかちあい。村のじいちゃんばあちゃんの応援にもし何かを感じたら、ぜひそれを伝えてください」という意味のことを何かで読んだ気もする。コトラーで言えばマーケティング3.0、spiritの段階が実現されているともいえる(ほんとか)。


7kmくらい、あまりにアルプスがきれいなのでやはり道端で応援してくれている方に立ち止まり「あの、白い、あの、きれいな山はあれ、駒ヶ岳ですかね」と思わず尋ねると「ああ、あれはね、南駒、南駒ケ岳です」と応えてくれる。「ああ、そうなんですか南駒ケ岳なんですね、そーか、南なんですね、いやー、きれいなもんでずっと見ながら走ってました。じゃあ駒ヶ岳は?」「ええ、あの右側に少し頭が見えているのがね」「あーあー、あれがね、そうですか、駒ヶ岳は」

1,2分立ち話をしていただろうか。おじさんにお礼を言い、踵を巻き上げたきれいなフォーム、4分30秒台で再スタート。「わーい」と叫びつつ(心の中で)。


そうしてところどころで立ち止まり、わーいと(心の中で)叫びつつダッシュする、などして、田んぼ、水力発電所、天竜川、などを見ながらあっという間に残り2km。有名な「ガリガリ君エイド」で自分的にはおそらく30年くらいぶりのガリガリ君をかじりながら最後の急坂を登り、そして最後下って、レッドカーペット敷かれたゴールをゴール。


ゴール後にはフルーツやリンゴジュースの振る舞いがあり、さらに、おにぎりとバナナとドリンクが入った袋を貰う。おにぎりは市販ではなくラップに包まれたお手製だというところに感激。回復をスーパー助ける。3千数百人分を握ってくれたのだろうかと思う。

そういえば後半15kmくらいの天竜川の堤防に花の植わったプランターが延々と並べられていて、疲れが出てきた頃、しかも向かい風の中、心癒された。これも想像してみれば手間のかかる地道な作業にちがいなく、それを人手不足のなかあえてやる、選手が疲れるポイントだからやってくれてるのだろう、心意気に胸が一杯になる。

これに限らず、運営のあらゆるところに工夫やアイディアが感じられ良く考えられてるなあと感じた。いずれもお仕着せではなくて手作り、しかも手間暇かかる類いのもの。熱意のあるメンバーだからできたこと。だからこそ魅力にあふれ愛される大会になったのだろう。そして継続が難しくなった理由でもあるのだろう。


ゴール後、最後のランナーがゴールしたあと、みんなでゴールのレッドカーペットを走る「終了式」をするというので待つ。なかがわハーフマラソン、今回で最後。数名の有志で運営していた中スタッフの人員確保が難しくなってのことだと聞く。ゴールから結構時間がたっているのに、みんななんとなくブラブラしてそれを待っている。そして最後のランナーがゴールし、終了式。ゴールゲートの上に上がった、小沢さん、実行委員の方にみんな手を振り感謝の言葉を掛けながら最後のゴールをくぐる。こんな大会に最後参加できてほんとに良かった。


帰り際すれ違った数名に中学生に「ありがとうございました」と声を掛け活舌の悪さに怪訝な顔をされるも、満足な気分で駐車場へもどる。途中、すれ違う参加者に「ご苦労さまでした」と声を掛けられる。こんな大会初めてだ。自分もまねして追い越すたびに「ご苦労さまでした」と声をかける。スタート直後に並走した空手家と偶然出会い、2,3言葉を交わし、駐車場到着。


ただちに参加案内に割引券が入っていた「こまくさの湯」に行き、駒ヶ岳を展望しながら汗を流す。仕上げに「ミニソースカツ丼セット」。マラソン大会が終わってもいつかまた来たい。

Ws001228Ws001229Ws001230
Ws001232Ws001233Ws001234


| | コメント (0)

2018/03/22

佐久鯉マラソン(昨年)

エントリが迫ってきて、今年も出たくなってきて、しかし今年はほかの予定との関係が厳しくどう移動できるかが課題なので、昨年を参考にしようと去年書いた自分のブログなど見てみたところ、見当たらない。どうも書いたままポストしてなかったようなので以下、昨年の大会のこと今頃投稿。

--
(20170504)

今回初めての参加。エントリーしたきっかけはバルトだったと思う。漢字で書くと把瑠都だったと思う。そして上野選手。この二人のゲストに目がくらんだ。長野県開催ということもポイントだった


それで更に情報を得ようと過去の大会の情報などを調べてみたら、初夏のとってもさわやかな佐久を走ってる写真が魅力的だった。そしてその時、長野マラソン3週間前という最も気力の充実していたタイミングだったため、エントリボタンをクリックする指に勢いがついたというのもある。


当日。鉄道だと始発でも間に合わないので移動はクルマにした。3時に起きて4時に家出、7時過ぎに到着。幸い連休渋滞はかわせた。


佐久ICで高速を降り県道に降りてすぐの岩村田のあたりで、向こうの山並みを背にバルーンフェスティバルの熱気球がたくさん浮かんでいる風景を見て、来てよかったと思った。壮観だった。爽快だった。


7時半前に会場に駒場公園に到着し、第一駐車場は8割方埋まっていたもののまだ空きがあって無事駐車。佐久長聖高校のバスがあってさすが地元。


受付のグランドに行ってもうその時点で風景がいい。つづいて更衣室に使わせてもらう佐久創造館に行くと玄関のところに無造作に把瑠都氏と上野選手がいてびびる。とりあえずニヤニヤしながらその脇を通って館内に入った。二人のゲストがエントリのきっかけだったとか言いながらおれは何をやっているのか。


着替えを済ませ荷物は更衣室に置き開会式に参加。上野選手の指導による準備体操、把瑠都さんのナイスガイ感あふれる挨拶。

Ws001220

開会式が終わって10キロの部までまだ時間があるので暇に任せてアップなどして過ごす。スタート10分前にグランドに集合。天気は良く日差しはチクチク痛いくらいの強さ。スタートするとグランドの砂埃がすごい。乾燥してる。


公園内を2周してから公道に出ると向かい風がきつい。もうすでに心臓が苦しいが、道路の左手の牧場で牛がいたり子ヤギがめーめー鳴いたりしていて楽しい。


前半はずっと向かい風のやや登り基調。暑さもあって無理してないつもりなのにめちゃくちゃ苦しい。しかし5キロくらいで折り返すと風は追い風しかも下り基調になって、この辺から急に元気が出てきた。しかも景色がどんどん良くなって楽しくてしょうがない。


ラスト1キロくらいからの登りが結構きついが、坂の上に一緒にスタートしてすでにゴールして戻ってきたと思われる上野選手が見張っているので手が抜けない。しかも選手がまばらなので上野選手と1対1な感じになって気まずい。というか喜んで右手を挙げながら「ご苦労様です」と言うと、右手を合わせると「いいですよもう少しです」と声を掛けてくれた。やたら力が湧き残り500メートルをダッシュのようなスピードでゴール。
(10キロの部、46分14秒、実質9.6kmくらい)

ゴールしてすぐにゼッケンの裏のセンサーの回収。まだ心拍数が最高に上がっているときに立ち止まったので心臓も止まるかと思ったが大丈夫だった。そのあと記録証の発行。係の人がゼッケンのバーコードを読み取る式。この記録証が秀逸なのはそのサイズ。だいたいハガキの大きさ。普通はA4サイズでもらうことが多くゴール直後のバタバタしてるときに貰っても邪魔で困るものだが、はがきサイズだとペットボトルのふたを開けるにもちょいと指に挟んでおけば済むので楽だった。


あと、ゴール後にスイーツコーナーなるサービス企画で焼き菓子を貰ったが、これが矢鱈うまかった。
Ws001219


解散後バルーンフェスティバルにちょっと寄ったあと、せっかく来たので小諸の懐古園に足を延ばし、たまたま再開直後だった小諸市動物園にも寄ってフンボルトペンギンの前で長居をし、 美術なんかにまったく興味のなかった中学柔道部の県大会が小諸で開催され2回戦敗退した帰りに柔道部の顧問だった美術教師に連れられて拝観して以来の思い出の小山敬三美術館に寄って感動のあまりポストカードを購入し、帰宅。

Ws001218
--

ということで、本日エントリー締切日、締切2時間前に思い切ってエントリしてみた。


| | コメント (0)

2018/03/04

千葉県民マラソン

木更津南ICを降りると正面遠方にニョキニョキと赤白しましま煙突、その根元にプラント。今回、練習のつもりだしハーフだし近場だし、という感じであまり調べもせず、富津の岬を海を眺めながらのどかに走るようなつもりでふらっと来てみたが、そうか考えてみたらこの辺は工業地帯。会場の近くに巨大な重機があったりして楽しい。


風は西風。かなり吹いてる。コース(ハーフ)は、まず西の方向に向かい、富津岬で折り返して中盤は東の方向に向かい、火力発電所でもう一度折り返してラストは西に向かってスタート地点に戻る。
Ws001159

練習のつもりとか言いながらコースが平坦だという噂だったので、あわよくば自己ベストもあるで、とひそかに思っていて、人を風よけにつかうという姑息な手段も使ったが、ラスト5キロは暑さにやられたせいか脱水のせいかランパンのゴムがキツかったせいか腹が痛くなってしまって、向かい風のなか失速してしまい駄目だった。結局思ったペースで走れたのは追い風区間だけ。


気温は17℃くらいまで上がったのだろうか。湿度70%くらいあって風はひんやりしてたのでそれほど感じなかったが、日差しは強かった。日焼けした。


岬の方は防風林があって走りやすかった。波が飛ぶのか道がところどころ濡れていた。コースからは海が見える所はあんまない。磯の香り。「応援に出てくれっていうからよー」というおっちゃんの話し声が聞こえる。おそらく大会アンケートで応援が少ないという声があって動員がかかったものと思われる。申し訳なさでいっぱいだ。我々は走らせてもらっている立場だ。


工業地帯区間も悪くなかった。発電所のあたりすこーし小高くなっているのか、折り返しで来た道を振り返るとなんか古墳群方面に見晴らしがよくて気持ちよかった。


そう、富津には古墳がたくさんあるというのでせっかくだから帰りにでも見てくればよかったのにすっかり忘れていた。


ゴールして、アクエリアス350mlを貰い一気飲み、すぐに記録証を発行してくれて、海苔のみそ汁無料サービスがうまい。海苔といえば参加賞も地元富津産「焼き海苔」。地元ならではの参加賞というのがいい。しかも軽くてかさばらない。持ち帰るのが容易。


Ws001160


| | コメント (0)

2018/02/06

2018愛媛マラソン

今年も運よく当選、愛媛マラソンを走ってきた。だいぶ寒くて手はかじかんだが脚の動きに支障が出るほどではなく、愛媛マラソンの中ではこれまでで一番いい走りができてうれしがっている。


いつも通り前日土曜日、羽田発12:30のJALの便で出発。昨日の金曜日、関東では結構な降雪があって、思い出したのは4年前の初参加の2014年、土曜日に全国的な大雪で飛行機は欠航し新幹線でぎりぎり間に合ったときのことで、今年は一日違いでよかった。今日は晴れていて無事に離陸。

そしていつも通り、客室乗務員さんの愛媛マラソン応援機内アナウンスを聞いて気持ちよく松山に着陸。いよてつリムジンバスはすでに満員で一時的に発券中止の状態。それじゃ定期バスで行こうかと思ったところ、いよてつの係の人が、いま掛け合って増便してもらったので、少し待ってくださいね。いま車庫から出てるところです。いう意味のことを、行ったり来たりしながら案内してくれたので、待つことにした。人のよさそうな人間味ある係の人の立ち回りを観察してると時間を感じなかった。

その後、無事に到着したリムジンバスに乗り、まずはホテルにチェックイン。荷物を置いてから受付会場の南海放送へ。受付の高校生から頑張ってくださいという言葉とゼッケンを受け取り、明日の補給食の展示をチェックし、お濠を渡って公園で参加賞のティーシャツを受け取り、観光協会からの県外参加者への参加賞を受け取り、早くも受け取ってばかりだ。

場内放送は明日の寒さと低体温症対策を繰り返し訴えている。スポーツ店の出店も防寒グッズの品ぞろえを強化している。ウェザーニュースの予報では明日の最高気温3℃とのこと。私はtenki.jpの最高気温1℃風速7m/s曇りを覚悟してきたのでむしろ少し気が楽になったくらいだ。そんなことを思ってにやにやしながら会場を一回りするうち、開会式の時間を逃してしまった。仕方ないので少し早いが夕飯にしようと徒歩で大街道へ行き出雲屋さんで鯛めし。そのあと少し近所をブラブラしてると弱い雨がパラパラと降り出したので、宿に逃げ込み明日の準備。


翌朝、5時半に目覚ましを掛けてその30分前に目が覚めるのは毎年恒例。ホテルの朝はんの時間は少し遅いので近くのコンビニへ調達に。表に出ると風が強くてかなりの寒さ。1時間予報だとこの後さらに気温が下がる予報なのが笑える。こういう悪コンディションの時の方がなぜかワクワクするなあと思いながら速攻で部屋に戻って朝はん。ジョー・ストラマーを聞いたりラジオ体操をしたりしながら準備。9時に宿を出て会場へ。いよてつで。会場まではほんの1キロほどの距離だが、少しでもいろいろと温存する作戦だ。体温とか。脚とか。


ただこの時間になってみると、思ってたより寒くない。日差しが出てきたからだ。荷物を預けて、トイレ行列に並んだらスタートブロック締め切りに間に合わなそうなのであきらめて、割り当てのDブロックに並ぶ。Dブロックの列の右方には日陰を作る木があるが、その日陰よりぎりぎり前方に並べたので日差しを存分に浴びられる。


開会式は、今回も走る愛媛県知事の見事に簡潔な挨拶、市長、ゲストランナー土佐さんの挨拶。といつものようにキビキビ進行したと思ったら、その次の初参加の渋井さん、それまでの人たちから一転こっちが心配になるようなゆっくり口調で、初めて市民マラソンというのに出るけど。朝も早くからトイレに行列して、1時間も前から寒い中スタートの列に並んで、何がおもしろいんや。と言った意味のコメント。笑った。


その後、誘導にしたがい、「道後温泉にゃー。山田屋まんじゅうにゃー。和田ラヂヲにゃー」という猫ひろしの掛け声を右手に聞きながらスタート地点の県庁前の道路に移動。和田ラヂヲを採用した点は評価したい。


ビルの日陰を避け日向に位置取りたいという思惑ひしめく中、10時号砲。私は透明ビニルカッパを着たまま3分30秒のロスでスタートライン追加。

Ws001155

スタート前。県庁前。

走ってる道中は、

 ・マイボトル作戦。改良(輪ゴムでストラップ)成功。
 ・平田の坂が楽しくてしょうがない。
 ・いずれつく、のプラカードの人、今年は多弁
 ・ゲストの渋井さんが所在なさそうに一人で走ってたので声を掛けた
 ・立岩川から光徳院まで登って右折し下りに差し掛かる手前の風景がきれい
 ・後半トイレで手がかじかんで服装を整えるのに手間取りすぎて笑った
 ・なのに、背中のポケットに桐灰の「はる」を予備で入れておいたことをすっかり忘れてた。
 ・36kmで計画通り黒のメイタン摂取
 ・平田の坂を上って下ってメイタンが効く予定の平田交差点を左折したところでペースアップ。
 ・その直後、本気を出した渋井さんがすごい勢いで追い抜いていくのでついて行く。
 ・ついて行けるはずがない。
 ・それでもキロ5分くらいで走れてる。メイタンが効いてると思った。
 ・41kmからの1キロは4:37/km。メイタンはすごいと思った。
 ・最後ゴールに向かってお濠を渡る左折、電光掲示板を見ると13:49:06。瀬戸際。
 ・それを見て最後のスパート。

Ws001156

トンネルの応援団

そんな感じで、フルマラソンのラストをフルガスで走れる脚が残ってるなんて出来過ぎ。おれとは思えない快走。タイムもこのコースで一番いいタイムだった。3時間49分53秒(正味 3時間46分20秒)


Ws001154

フルガス5秒前


いい走りができてただでさえうれしい中、完走タオルをかけてもらい。ハイタッチ攻めを受けさらにうれしい。そしてお接待コーナーに向かい、真っ先にいただくのはいもたき。走りながら食べるのは苦手な自分にとってゴール後の松山青年会議所がふるまってくれる「いもたき」こそが楽しみだった。いもたきの温かさで背骨がしびれる。いもたき最高。寒い日はいもたきに限ると俺の胃袋が思った。それからパスコのパン(うまかった)、JALのスープ(手も温まった)、JA愛媛のおにぎり(喉カラカラでもふっくらしっとり)、ヤマキのスープ(だしが効いてる)、などでおなか一杯。


Ws001157

いもたき(上)とJAえひめ謹製おにぎり(の入った袋)(下)

着替えるのを忘れて食ってたらさすがに体が冷えてきたので、上着だけ羽織って会場をリーブ。本格的に冷え切ったところで道後温泉に到着。参加賞の入湯券で神の湯につかる。きもちよすぎて何も考えられない。極楽。


職場に愛媛大学から新卒で入ったのが一人いて、たびたび「愛媛に帰りたい」と口にする(本人は東京出身)のだが、よくわかる。自分も愛媛に帰りたい。来年も抽選に当たりますように。


| | コメント (4)

2017/11/13

おかやまマラソンに出てきた

20回目のフルマラソン。前半よりも後半の方がタイムが良くてびびった。こんなの今回が初めて。そればかりかトータルの1キロ平均5分20秒に対して、37キロ以降は軒並み4分50秒台、しかもラスト41-42キロに至っては4分38秒というのは何事か。さらに走り終わってこんなにダメージが無かったのも珍しい。何が良かったのか。練習もあまりできてなかった。体調も良くなかった。コースが良かった。ほぼ平坦。天候が良かった。10℃弱で日差しが無く風も無い。


前日の午後、新幹線で岡山入り。エントリしたあと気づいたのだが岡山は遠い。新幹線の運賃を調べて茫然とした。


岡山駅から受付会場のスポーツアリーナないしは桃太郎アリーナないしはZIPアリーナまで徒歩20分とのこと。バスで行こうかと時刻表を下調べしたときいろんな表記があって迷った。今はZIPアリーナらしい。まあ結局歩いた。もう日が沈みかけていて寒かった。受付してEXPO会場で大手まんじゅうを試食して、せっかく来たので後楽園を散歩したかったがそこまで行く余裕はなかった。もっと早い時間にくればよかった。相変わらずの計画性の無さ。


Ws001024

受け付けでもらった応援カード。うれしい。


寒さのせいか何だかめまいがするので、うどん屋でうどんの大盛を食い、山田養蜂で念のためローヤルゼリーのドリンクを買い、宿に戻ってEXPO会場で買ってきたマスカット大福とキビ団子とパンを食う。どういうわけかやたら腹が減っている。


ウエアにゼッケンをつけて、すぐに就寝しようとしたところ、枕元の棚のようになっているところにゴキブリ登場。にらみ合いが長引き就寝時間大幅に遅れる。結局捕まらず。


翌朝、4時に起きて朝はんを食べに外出。近くの松屋や吉野家はこんな時間でも酔っぱらった若者で満席。セブンイレブンの弁当を買い持ち帰って食う。


7時前にチェックアウト。荷物を背負ってランニングシューズを履いた行列に合流し昨日も歩いた会場までの道を行進。


Ws001025

路面電車。大手まんじゅう。


昨日受付会場だったZIPアリーナが自分の割り当てられた更衣室兼荷物預け。ささっと着替え、荷物を預ける。荷物係の高校生が掛けてくれる応援の一言がうれしい。


恰好は、下はロングタイツ、上は自転車のジャージにアームカバーとビニール袋に穴をあけたものを被った。外に出たときは少し寒かったが、スタートブロックに熱源が(人間が)集まりだすと寒くないくらいの陽気。


走り出すと、沿道からはアンパンマンとピカチューの人気が高い。アンパンマンは背格好からして愛媛マラソンでも毎年近くを走っている人のようだ。たぶん。


今年は給水対策にボトルを持ってきた。ドレッシング用の300ccのボトル。給水所ではここに水を移して飲む。タイムはロスするけど、量を確認できることと、飲み口があるのでむせずに確実に飲めることが利点だ。脱水には注意するよう医者に言われているが、かなり成功したと思う。10キロ当たりボトル2本を目安に給水。これ以上飲めない。


Ws001027

ボトルには背中にポッケのついた自転車ジャージに限る


5キロを過ぎたあたりで今日の目標を曖昧に定めた。キロ5分25秒くらいでどこまで行けるか。先月の松本では5分30秒を目安に走ったのでそれよりは速くした寸法だ。


14キロくらいのところ、ギター・ベース・ドラムの3人組がベンチャーズ的な演奏をしていたのがいい感じだった。佐藤鉄工所という建物の前だった。走りに勢いがつくリズムだった。給水が成功している関係でその先15キロ地点でトイレ休憩30秒のロスがあったが、その遅れを次の1キロで直ちに取り返したくらいの勢い。いつぞやの長野マラソンで失敗したのはこの急加速パターンだった、などということはこの際忘れよう。


すこーし足が止まってきたかなと感じたのは35キロくらい。そこまでの平均がキロ5分23秒。36キロのラップが5分50秒。


今だとばかりに満を持して黒のメイタン(カフェイン入りのエナジージェル)をボトルにインしたのが37キロの給水所手前。この瞬間のために1週間カフェイン断ちをしてきたのだ。へっへっへ。給水所の水で薄めて飲み干し堤防の上に出る。すると近くの学校のグランドから聴こえてきたのはゴダイゴの銀河鉄道999だ。あとで大会パンフレットで確認すると東山中学校ブラスバンド部の皆さんによる演奏だ。絶好のタイミング、絶好の選曲でカフェインついに点火。


Ws001028

黒のメイタン

そしてここから急に人が変わったのではないかというような走りが始まり、後楽園脇の桜並木を疾走、「おい!ハイネケンがんばれ」というおっちゃんの声援が拍車をかけ、38キロからのラップが4分56、4分53、4分53、4分55、最後42キロのラップに至っては4分39とは何事か。


Ws000218

オレンジ色のおかやまの終盤が笑える自分の過去の成績トップ5との比較(横軸距離、縦軸ペース秒)


記録こそベストにはだいぶ及ばないが、終盤こんなに良く走れたのは大きな収穫。自己ベスト更新の絶好のお膳立てを練習不足で逃してしまったのではないかという気もしなくもないが、それにしても終盤の走りは気持ちよかった。


ゴールして渡されたアミノウォーターを一気飲みし、着替えで腰に巻くには小さいがバッグに入れて持ち帰るには都合のいいサイズの完走タオルとかっこいい完走メダルを親切な高校生に掛けてもらい、大手まんじゅうをキムラヤのバナナクリームロールパンを受け取り、記録賞を発行してもらって、ZIPアリーナに戻り着替え。


Ws001026

ゴール後に貰った大手まんじゅうとキムラヤのバナナクリームロール。


EXPO会場で昨日試食させてもらった大手まんじゅうのブースでお土産購入義理を果たし、何か食べたいが飲食ブースはどこも行列なのでシャトルバスで直ちに岡山駅に行き、新幹線発車時刻までのおよそ1時間で余裕の昼飯。14時53分ののぞみで岡山をリーブ。


コースも応援もスタッフもとても良い印象だったので、いつかまた出たい。交通費を貯金して。


| | コメント (0)

2017/10/29

手賀沼エコマラソン2017

台風22号の影響で完全に雨の予報。同日開催の横浜マラソンは早くも中止を決定。正直言って手賀沼も中止になってくれないかと前日の時点で思っていたが、大会ホームページを見てたらちょっと楽しくなった。


たとえば、大会パンフレットの訂正に関するこんな記述だ。
Ws001023

思わず甲斐バンドを歌っちゃったじゃないか。少し落ち着いたらどうなんだ。アンナー。


朝4時に起きて朝はん軽ーく食って、5時半に大会ホームページを確認。開催するとのこと。直ちに家出。仲間と合流。手賀沼は仲間と一緒に走る唯一の大会だ。いつものウエアに50円のビニールポンチョを羽織ってスタート。


幸いだったのは、今年からゼッケンが事前配布されるようになり、当日の受付が不要になったこと。毎年受付が行われる公園の芝生は雨が降ると足元がグチャグチャの水溜りになるのでそこにシューズを付けたらもう走りたくなくなることうけあい。またその受付地点からスタート地点までの経路も細く、昨年は晴れていても大渋滞だったことを考えると、雨だったらもっとひどいことになっていたような気がする。そういった意味で雨の今年、事前配布でほんとによかった。


一つ心配だったのは楽団。手賀沼エコマラソンと言ったら楽団。中でも6キロ過ぎくらいを受け持つ風早中学の楽団が私は好きで、はっきり言って毎回これが楽しみで参加していると言っても過言ではないくらいだが、ただ今回はこんな雨のまさかとは思うが応援の演奏に駆り出されたら気の毒なので応援無しでお願いしたい気分だった。

スタート地点、市立柏高の演奏が無いとのアナウンス。賢明な判断。楽器がだめになったらことだ。4.5キロ地点、雨の関係で演奏ができない二松学舎高校の楽団の皆さんが拍手で応援してくれて感激する。そして6キロ過ぎ。あった風早中のテント。中には誰もいなかった。ほっとした。横風もある地点こんなところにいたら風邪をひく。


そんな中でも和太鼓の人たちは元気なんだよなあ。2か所で応援してくれてた。すごいよ和太鼓の人たちの元気は。ただ太鼓の革が心配。


スタート3分後に50円のビニールポンチョを勢いよく脱ぎ捨てたのを折り返して風向き反転向かい風になったときに若干後悔しつつ、ゴール後に走るのをやめたとたん俄かに寒さが襲ってきてさらに後悔しつつ、ポカリとバナナをグチャグチャの受け取ってスタッフの高校生に感謝しつつ、水溜りで泥だらけのシューズをすすぎつつ、なんとかクルマに戻り、仲間と合流、大会パンフレット付属の珍来の餃子半額券を携えて珍来に直行。

| | コメント (0)

2017/10/03

松本マラソン

松本に行くのは何回目だろかとか考えながら松本入り。柔道の大会で来たのは中学の時分、友人と旅行に来たのは会社に入って1年目、心当たりはその2回だけだな。こんなに少なかったか。

前日の夕方にスーパーあずさで松本入りし、国宝松本城、市立博物館、重文旧開智学校、時計博物館を駆け足でめぐる。参加案内に同封されていた無料入場券がありがたい。秋晴れの松本城は青空に映え、旧開智学校は木製の階段の手すりとか表板が開閉する式の児童机とか見て楽しかった。時計博物館は残念ながら入館時間に間に合わず。手首のロガーの歩数は1.4万歩。回復のため山賊焼定食で補給し明日に備える。


Ws000946 Ws000947 Ws000948 Ws000949 Ws000950
松本駅、アルクマがお出迎え(写真左)。そして青翰堂書店、松本城、児童机、旧開智学校。

当日、朝はん軽ーく食って、6時45分松本駅へ。気温は8℃。ランパンがちょっと寒い。カウンターを手にした係員が乗車人数で列を区切っている。整然としている。10分ほど待って乗車、10分あまりでスタート会場に到着。

降車の流れに乗って更衣室の体育館へ。着替えと言っても上を脱ぐだけなので一瞬で済ませ、荷物預けへ。場所がわからなかったので係の高校生に聞くと「あっちです」と端的に答えてくれる。コンテナの振り分けはゼッケンの末尾番号式。この方が混雑が少ないような気がする。

荷物を預けたらもうすることが無くなったので、スタート地点へ行くことに。スタート地点の場所がわからなかったので、係の高校生に聞くと「あっちです」と親切に教えてくれた。全体的に案内標識が少なかったような気がしたが、係の人と交流できる利点を感じる。自分の方向感覚の鈍さも感じる。

スタート地点ではようやくブロック分けが始まったところ。私があてがわれたBブロックに行ってみたものの、Bブロックの部分がちょうど日陰になっていてちょっと寒い。まだ時間が早いのでいったん脱出。近くの駐車場で日向ぼっこ。放送では今の気温15℃と言っている。完全な晴れなので日なたは暖かい。

ブロック閉鎖時間が近づいたのでBブロック末尾に並び、信濃毎日新聞社小坂社長が「軽井沢ハーフ」の名前を度忘れして皆の心をつかんだ挨拶などを聞き、8時30分号砲。ゴー・フォー・ブローク。

練習量を鑑みペースを抑えてるのでらくちん。松本城までの下りもその後の川沿いの道も楽しい。登りも苦にならず越後湯沢が効いていると思った。風が涼しくて気持ちいい。日差しが強い割にはそれほど暑さを感じない。

補給所が良かった。給水所1カ所につき、十分に間隔をあけてスポーツドリンクの机が4つ、水の机が4つはあったんじゃないだろうか。混雑する最初の机を避けて最後の机のスポーツドリンクを取り、走りながら飲んで、むせて、それでも次のテーブルから水を取る余裕があるという抜群の配置。長野マラソンよりも余裕があったんじゃないだろうか。食べ物のある補給所では、食べ物のテーブルのあとにもちゃんと水のテーブルがあるというありがたさ。

松本空港のスカイパーク。なんて気持ちのいいコース。リンゴ畑の脇の上り坂もまだ大丈夫。ゴール地点をいったん通り過ぎてからは、折り返してきた走者とすれ違いに走るいわゆるスライド区間。速い人たちを横目で見ながら走る。結構楽しい。

32キロを過ぎると計算しやすい残り10キロ、漠然とした目標の4時間まであと1時間5分ある。1キロ6分半で間に合う。楽勝。と思ったとたん、ペースが落ちてきた。風がだいぶ強まってきた。脚はだいぶ弱まっている。

37キロ、残り5キロで残り35分。1キロ7分で間に合うじゃないか。精神の弱さが発揮され、さらにペースが落ちる。ゴールの競技場が近づき、序盤からずっと近所を走っている山雅ジャージの人が声援を受けるが彼も私と同様もう序盤の元気はない。

競技場の外をぐるっと半周して競技場に入るとゴールまで陸上トラック。適度な反発がやたら走りやすい。なんとか4時間を切ってゴール。

おしぼり、完走タオル、完走メダル、スポーツドリンク、 凍らせたリンゴジュース 、おにぎりを順番にいただいて、体育館で着替え。スポーツドリンク、おにぎり、リンゴジュースを順番に飲み干して、シャトルバス乗り場の方向をまたしても親切な係の人に教えてももらい、予約しといた帰りのスーパーあずさまで時間の余裕がなかったことを後悔し、予備で持参したパンをかじりながら会場をリーブ。


Ws000951 Ws000952 Ws000953
スポーツドリンクの種類によっては(アクエリアス)胃に合わなくて後半飲めなくなるのだが、
このスポーツドリンク飲みやすかったゴールドパック株式会社あずみ野工場製造 SPORTS
WATER(写真左) そして塩尻駅でアルクマの見送り(写真右)

| | コメント (2)

2017/09/25

越後湯沢秋桜マラソンに出てきた2017

前日入りし、越後湯沢の駅で前日受付を済ませ、温泉街を散歩。曇っていて涼しい。夕飯は人参亭のロースかつ定食。


翌朝、宿で朝はんを済ませて会場まで散歩。太陽の出力はすでに全開。秋晴れ。ROMスポーツの店員さんと「秋桜マラソンはいつも天気ですね」「いつも晴れですね」と会話。やっぱみんなそう思ってる。私が参加した過去7回もすべてこんな快晴。

Ws000942


天気が良いと何が良いかというとなにしろ景色が良い。山の緑、川の水、田んぼの稲穂の黄金色がやたら美しい。そんな気持ちのいい景色の中、前半6キロひたすら登り坂。約200メートルの登坂。タイガーマスクが颯爽かつ周囲を顧慮しながら丁寧に抜いていく。


天気が良いと何がつらいかというとなにしろ暑い。いくら水を飲んでも間に合わない。木陰に入った時の天国感と日なたに出たときの地獄感の差がすごい。やっぱ暑さは気温よりも日差し。


6キロ登った後はダウンヒル。平地ではありえないスピードで川沿いを下る。これがこのコースの楽しみ。この区間は木陰も多くて気持ちいい。勢い余ってタイガーさんを追い越した。


山の区間を終えると残りの距離は大体半分。スタート会場を一回通り過ぎる。温泉街に向かってもうしばらく下り基調が続く。気持ちいい風が吹いてる。


立体交差をくぐってすぐにぐるっと回り込みその上を温泉街に向かって登る。汗が止まってきた。脚も止まってきた。越後湯沢の駅を過ぎて温泉街中ほどで折り返し。タイガーさんがかなり迫っている。


来た道を戻り、立体交差をぐるっと降り、スタート会場の運動公園へ向かう。残り3キロ、来るとき下りだったので帰りは上り。最後の給水所の前と後に倒れて手当を受けてる人。


残り1キロ。ラストスパートの人たちにどんどん抜かれながらゴール。給水をもらいに行き飲んでいると。すぐ後ろでゴールしたタイガーさんも給水をもらっていた。覆面の中身が万が一かつて教えを受けた師匠だった場合あいさつをしないと失礼なので、思い切ってインタビューを敢行。
「もしかして佐山さんですか?」
答えは
「いやいや。でも住んでるところは狭山市です。」
とても爽やかなタイガーさんだった。


実は今年は10月1日の松本マラソン(フル)にエントリーしたもんで、その1週間前に走ろうとは当初考えてなかった。ところが様子が変わってきたのは夏場あまりにも走れず10月のフルが不安になってきたからで、練習として強制的に走るためにいい大会は無いかと思って探したところ、8月初旬、秋桜マラソンがまだエントリーできると知り、急いでエントリーしたのだった。やっぱり出て良かった。楽しかった。

お土産の駒子もち。


Ws000944

2016 越後湯沢秋桜マラソンに出てきた(2016)

2015 手術をすることになった

2014 越後湯沢秋桜ハーフマラソンに出てきた(5回目)

2013 越後湯沢秋桜マラソン2013にでてきた


| | コメント (0)

2017/04/17

2017長野マラソン

朝はん軽ーく食べたあと、前日受付のビッグハットまでのクルマ移動。4時間の道中は、自作むすび2個、カステラ5切れ、メダリストを溶かした水500、ヨーグリーナ500、梅干し、を胃袋に詰め込みエナジーと水を貯える。受付を済ませEXPOへ。赤のアミノバイタルを手配するため直線的にアミノバイタルブースに向かうと、明日の25キロの補給所で赤のアミノバイタルを10000本配るというありがたいことを言っているので、2本買う予定のところスタート前に飲む赤1本だけを購入。長野マラソン神社で「お気持ち」リストに自分の名前があることを確認して、にやにやしながらEXPOを出る。明日の10キロ地点の桜が満開でうれしい。

Ws000866 Ws000867


その後いつも通り実家に前泊し栄養をたらふく補充。フカフカの布団で翌朝4時に自然起床。からだのどこにも痛みが無い。朝飯軽ーく食べて、ジョグで北飯山駅へ。1.2kmの道のり、1年ぶりに履くアディゼロジャパンブースト2がやたら進む。飯山線でコーナーショップを聴きながら北長野到着。2番手で電車を降り、先頭で改札通過。


なんか去年もおんなじことを言ってた気がするが、今年の3週間前の30キロ走がやけに好調で、目標の3時間半のペース4分58秒に余ることキロ4分56秒で全然余裕だったことが唯一のよりどころ。今日の予想最高気温22℃というのが少しだけ心を曇らせるが、まあ予定通りキロ4分55秒で押していく算段。


やけにシューズが進むので調子に乗ってジョグで東和田の運動公園到着。


Ws000868_2


参考:雪の2013年

いつもならアンダーワールドのボーンスリッピーが掛かっていて気分が盛り上がるところ今年はかかっていなくて悲しいなどという感想をツイッターに書いて、もうその辺の余裕のなさからしてダメだったと今にして思う。その後ちゃんとボンスリはかかったし、なんならドゥービーすらかかった。荷物をあずけたあとの10分でトイレに並んでみるもののスタートブロック入り3分前に間に合わないと判断してトイレ行列を離脱しスタート整列に。


今年はなんの間違いかと思うDブロック。ゼッケンも2000番台と若い。並んだところの5メートルほど先で、なにやら笑い声がおこっていて何事かと思っていると、その後の選手紹介で、NHKのランスマの企画で走る諏訪出身のお笑いの方だとのこと。人気な感じだった。この集団は追い越さねばと思った。


最初の5キロ。すでに暑いが、ブーストがやたら進む。予定通りキロ4分55秒。脚も呼吸も余裕だが、なぜかハートレーとが160を超えていてビビる。このペース、練習なら140くらいなのに。


善光寺さんを右手に大門の交差点を左折、長野マラソンで最高に気持ちのいい中央通りの下り。恒例の男声合唱団による「信濃の国」ポイントでは、昨年は「御岳・乗鞍・駒ヶ岳」の部分を聴きながら通過したが、今年は「四方にそびゆる山々は」を聴きながら通過。よし、昨年より速い。


10キロ地点。スタート前にクリアできなかった尿意がやっぱり気になるので、桜の木の下のトイレにイン。50秒のロス。


コースに戻ると、いきなり自分のブロックより後ろのEブロックのゼッケンばかりで焦る。加速して帳尻を合わせようとしたのがあとあと響いたような気もする。


犀川の堤防から落合橋で左折すると、飯綱、黒姫、妙高の北信五岳が正面にそびえて身震いする。エムウェーブで折り返すとこんだ四阿だ。「横手、四阿、飯網を 映して清き千曲川」という母校の校歌を朽津様ざるを得ない瞬間だ。恒例のYMCAポイントでも得体のしれないエネルギーを体に感じてまだなお脚は進む。


五輪大橋の登りで脚が止まった。というか心臓が止まるかと思ったので無念スピードを緩める。はっきりと目標達成は無理だと悟る。ここからキロ5分が切れなくなる。「結局暑さでまいっちまう」というスチャダラパーの曲が頭のなかでリピートする。


25キロの補給地点で赤のアミノバイタルをもらったあと右の内転筋が痙攣しもうジョグしかできない。30キロ松代のところでは初めて歩いた。なにしろ暑い。ここまですべての給水所で水は飲んでるが汗が止まっていてやばい感じ。30分で1リットルの発汗量を誇るおれだ。全然間に合っていないのかもしれない。3時間半の目標はとうに諦めているが、もはや自己ベストとか4時間とかも言ってられない。生きてゴールすることに方針を切り替え。歩くのもやむなし。


松代P.A.脇のふたこぶラクダの坂を越えて千曲川の堤防に出たころだろうか、31キロか32キロか33キロかもう記憶もあやしいがキロ表示を持って応援してくれてる女子高生二人組の「ガンバです↑」「ガンバです↓」と高音と低音を交代で繰り返す応援がおかしくておかしくて笑いが止まらなくて肩と腹筋が攣った。だいぶ頭がおかしくなっているようだが、これでちょっと元気がでて正気を取り戻した。


34キロ岩野橋の手前で黒のメイタンをイン。5分くらいでカフェインが効いたのかさらに頭がはっきりしてきて、それにつられるようになぜだか脚の痙攣まで収まってくる。脳みその仕業なのか。


36キロくらいでカフェインも切れてきたのかまた両足が痙攣。歩く。すると「歩いてる人を見るとつられて歩きたくなりますね」と話しかけられ、その人も私の前に出て歩き出す。大笑いするうち痙攣が治り、また走り出す。やっぱり脳みその仕業なのか。走り出したその先、スタートで近くにいた諏訪出身のお笑いの方がストップしている。がんばろう。いつか着く。自分のことは棚に上げて応援。


その後も、痙攣、歩き、復活、を繰り返しながら進むが、もうこのころは歩く方が内転筋の痙攣がひどくなり、走ってる方がましという状況で、キロ6分半くらいで死なない程度に走る。


39キロで堤防区間を終え、最後の直線区間に降りるところで正面に飯綱山。ここでようやく魔法の呪文を思い出す。2015年の長野マラソン川柳の一つ「記録より 走る喜び かみしめて」。そうだ、これだった忘れてた。遅ればせながらこの名句を思い出してからは脚が痙攣することもなく、楽しい気分もよみがえり、速度こそ上がらないものの歩くことなくゴール。やっぱり脳みそなのか。


タイムは目標に遠く及ばない3時間53分58秒。ほんとに落ち込むが、翌朝の信毎によれば順位は2100番。なんとかゼッケン番号よりは若い順位だったことに、ちょっとだけらくらくした。完走率は77.8%だったとのこと。


まあまずかったことははっきりしている。まず、長距離に慣れてない。そもそも月150キロしか走れてない。30キロ走が好調だったと言っても気候のいい日の話でしかない。暑さに弱い。サプリメントに頼りすぎ。呪文を忘れていた。


そんなことを考えて夕方実家の玄関から高社山を見ていると隣家の白猫が寄ってきたので一緒に小一時間うずくまって反省会。来年は今年よりもうちょっと力を付けて臨みたいなと思った。


翌朝、いい目覚め。実家の朝はん軽ーくいただき、コンビニで信毎を購入し、ソメイヨシノ、八重、コブシ、アンズ、レンギョウ、急な暖かさでいろんな花が一斉に咲き乱れる信州北信濃をリーブ。

Ws000870
たんぽぽ


| | コメント (0)

2017/03/25

3週間前30キロ

最近驚いたのは、3時間半で走るにはキロ5分のペースでは遅いということ。実は4分58秒が最低ライン。あぶないところだった気付いてよかった。もう少しで本番をキロ5分目安で走って最後の.195kmで絶望するところだった。


長野の3週間前なのでとりあえず30km走。そのキロ4分58秒で走れるか試してみた。最近足裏とか故障の不安があるので最初ゆっくり5'10くらいから入って、体が温まったら徐々に5'00、4'55、4'50と上げていき最後5キロは4'45。トータル2時間28分で平均キロ4'56だった。どうしたのだろう。まだ余裕がある。調子がいいんじゃないだろうか。


タイムトライアルではないので比較するのもなんだが、はっきり言って去年の3週間前の30キロ走より3分速い。去年より距離を走れてないのに、去年より体重も3キロ増なのに、去年より速かった。なんなのか。


食事だろうか。昨日の昼は付き合いで大盛チャーハンを食ってしまった。夜もその勢いで大食いをしてしまった。そのおかげでエネルギーが切れなかったということじゃないだろうか。結構本気でそう思っている。


あとは道端でストレッチをしていた野球少年たちだろうか。私が通りかかると「こんにちは」「がんばってください」「ひゅーひゅー」と応援してくれた。こちらの効果は限定的だと思っている。


いずれにしてもこれで3時間30分切りを狙ってもいい確認ができた気がするので狙ってみっかなと思う。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧