カテゴリー「マラソン」の記事

2019/01/04

今後のマラソンの予定

今年エントリしてるのは、

1月 館山若潮マラソン
2月 京都マラソン
3月 東京マラソン
4月 長野マラソン


館山は2年ぶり。それまでは完走するだけで満足でタイムなど眼中に無く4時間半くらいで走っていたのが、2013年に謎の快走で3時間45分を切り、タイムに色目が出るきっかけになった大会。今年も謎の好走ができるのではないかと期待している。

京都は今年初めて。ひそかに目標にしているiPSの山中伸弥先生(ベスト:3時間25分20秒)と一緒に走れるのが楽しみ。いい走りができるのではないかと期待している。

東京、10年目にしてついに当たった。やっぱり楽しみ。高速コースだという噂なのでいい記録が出るのではないかと期待している。

長野は一年で一番本気を出す大会。昨年は自己ベストを更新できた。今年はいよいよ3時間半が切れるのではないかと期待している。


画像は、期待を込めて正月からお参りしている祠。画像では見えないが良く見ると木札に「足神」と書いてあって、期待している。

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2018/11/27

つくばマラソン

初めてのつくばマラソン。
お膳立てされたコースはとても走りやすく、終始いい気分のままゴールできた。

大会のコンセプト(事前の印象)は「甘えるな」(勝手な想像)
公式サイトや参加案内に、ブドウ糖とティッシュと絆創膏は携行せよ、心肺蘇生法を身に付けよ、飯は三食食え、間食はするな、練習せよ、と言ったことが書かれている。完走タオルとか完走メダルとかそういった虚飾も排除。いいなあと思った。

そんなイメージを念頭に緊張しながら会場入りし実際に走ってみると、走るために必要十分かつ考えられたサポートに加え、各所に設置された会場案内の看板がわかりやすい。路面の凹凸を注意してくれる係の人の声がとても優しい。沿道の応援も温かい。築き上げられてきた伝統の質の高さを感じる。

天気は気温が低くて最高。日差しも並木がさえぎってくれるのであまり気にならない。北に向かって進む序盤は前方に筑波山を望みながら、中盤は関東平野を感じる広々とした眺めに解放感を覚えつつ、無理に追い越さず自然にスペースができたときだけ前に行く。


ちょうど21キロのあたりで交差点を左折したとき道路の左に吹奏楽団。私が来たのを見計らってとしか思えないタイミングで「銀河鉄道999」の演奏開始。今だ。と思って黒のメイタンをマウスにイン。「銀河鉄道999」と「黒のメイタン」の組合せは、昨年のおかやまマラソンで謎の快走をもたらした実績がある。


走っていて笑いが込み上げてくるようなことはあまり無い。逆にあまりあるようだと人に心配されてしまうともいえる。今回はこのハーフを過ぎたくらいから、笑いが込み上げてきて楽しくてしょうがなかった。前半抑えていたので脚が余っていたのもあるし、それで次々の人を抜いていくのも楽しさに拍車をかけたのもあるし、なにより「銀河鉄道999」と「黒のメイタン」が脳のどこかに効いてると思った。

キロ表示の看板にはいちいちいかしたコメントが書いてあるのだが、22キロか23キロの看板「縁石に座って休むことは まったくおすすめめできない」が素晴らしく、また笑う。


コース全体の傾向としては、解放感の前半に対し収束感の後半。ゴールに向けて後半、徐々にカーブが増え建物が増え人が増えていく収束感が、またいい感じに気分を高める。


残すは残り5、6キロ、陸橋を上って下りて朝来た道、筑波大学の黄色い並木道に入り、距離調整の折り返し区間をこなし、残り2キロ。どこも痛く無いし呼吸も穏やか。いかん。力が余っとる。加速。41キロのちょっとした丘で聴こえたロッキーのテーマに合わせ階段を駆け上がってバンザイするイメージで駆け上がったら左の内転筋が攣った。


最後、いちょう並木を左折して陸上競技場に入るとゴールの大時計が12時55分まであと10秒だったので全力疾走。12時55分(正味時間3時間45分)には4秒及ばなかったが、フルを走ってこんなラストスパートができたなんてすごいな。やっぱトラックは走りやすいな、と思いながらゴールゲートをくぐって減速して、イオンウォーターを貰って飲み始めたところで左の内転筋が本格的に痙攣。3分ほど動けず固まったこの充実感。


マラソンを走るようになって10年、何がおもしろいかって自分の記録を更新できたときほどおもしろいことは無い。だからタイムにはこだわりたい方なのだけれど、タイムとは別に「良く走れた」ときのうれしさってのもあって、今回はまさにそれだった。


10月からのハーフ4連戦ははっきり言って失敗だった。目標だった自己記録の更新もならず、走っていてちっとも楽しくなく、ゴール後の爽快感も得られず、マンネリの危機だった。更にタイムにこだわるあまり、調整と称して次のレースまで練習を控えるので、結局全然距離を走れないという悪循環。でも今回、結構良く走れたのは、練習としてそれなりの意味があったのかなと思った。


痙攣が収まって記録証を発行してもらい、続いて紙バッグを渡される。この紙バッグが素晴らしく重宝で、記録証だけでなくその後に受け取る「うまい棒」「醤油」「参加賞(事前選択式で私はランドクシャを頂いた)」などなんでも入る。


ゴール地点からメイン会場に向かう途中に水道があるのもポイントが高い。コンクリートの立ち上げ壁から蛇口が3つ出ている感じの野球部員が使う感じの水道だ。

顔を洗って、荷物をコインロッカーから取り出し、更衣室で着替え。通常の荷物預け所もあるが、コインロッカーがかなり用意されていて、いずれも100円で利用できる。鍵はポケットに入れておいたので、すぐにとりだせた。


水だけ1本買って会場をリーブ。学園都市駅行きのシャトルバスは使わず、つくば駅までの徒歩30分を選択。つくば駅は始発なので座れるというのも理由だが、走ったあとはこのくらい歩いておいた方がダメージが残らないということを最近学習したという理由もある。帰りのエネルギーとして駅近くの蕎麦屋で鴨せいろを腹に入れ、つくばマラソンの紙バッグを持った人達であふれるつくばエクスプレスで帰宅。



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秀逸な紙袋


Top4
自己top4のキロペース推移。こんな右肩上がりは初めて(前半遅いからとはいえ)

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2018/11/19

2018戸田マラソンin彩湖

戸田マラソンはほんと好きな大会で、なんで好きかというと過去2回走って2回とも自己ベストを更新できたからで、過去は2014年、2016年と出ていて、2置きの法則で今年もエントリ。


ゼッケンは事前に郵便受けに届き、スタート時間は11時なので家出をするのはゆっくりで済むのがありがたい。いつもの通勤時間と同じ8時に家出、北総線、武蔵野線、埼京線と乗り継いで北戸田からシャトルバス。ほとんど待たずに座ってスタート1時間前に会場に到着。


天気はいい。曇っている。更衣室で着替えして荷物預けで500円と引き換えに荷物を置かせてもらって、最高に空いている仮設トイレで軽量化(この後ほんの10分ほどで行列になっていた)。スタート30分前に何かのブースで準備運動をしてたので混ざって運動をしていたときに、計測用のチップをカバンの中に忘れてきたことに気付いて荷物預かり所にダッシュ。心拍数140.


「身体なまってたんでいい運動した」とスチャダラパーの「ついてる男」を頭の中で再生しながらなんとかスタートに間に合いスタート。


曇り基調だけど時々日差しがのぞくが、水辺の風が適度に体を冷やしてくれる。やっぱこのコースは気持ちがいい。気持ちいいなあと心の中で絶叫しつつもなかなかペースは4分40秒より上がらない、早くもあきらめの気持ちが心を覗かせる。


7キロ過ぎたあたりからやっとエンジンがかかってきた心拍数が上がってきた。キロ4分30くらいで巡行。楽しくてしょうがない。


14キロから、さあここからだと思って序盤のロスを取り返そうとギア1枚かけたら、何が悪かったのかここのところすっかい制圧していたはずの左の坐骨神経痛、さらに左の足裏にマメができた感触。どーすりゃいいのさ、こ・の・きもち とフリッパーズ・ギターのワイルド・ワイルド・サマーを口ずさんだのはこの時さ。


何かペースがくずれ気持ちが崩れ、手元のガーミン時計の平均ペースを見れば自己ベストはおろかこの秋のハーフ4連戦で最悪のタイム確実の様相。なんとか気持ちを持続させる都合で来週のつくばフルの練習モードに切り替えキロ5分ぎりぎりで進行。


ラスト3キロ付近の給水、ここ彩湖は東京と埼玉の水ガメ、その源水なのだなあ(わかんないけど)とその水をありがたく口に含み顔に振りかけ、若干加速してラストのグランド周回に入ると、「100分行ける!あと30秒」と叫び声。


「え?」と思ってラストスパート。かろうじて100分切りがクリアできたのはあの応援のせい。あの声が無かったらだめだった。


こうしてお情けで最低限の100分は切れた。でもこのコース、たぶん距離が短いと思う。


9月の駒ヶ根は別として、10月11月のハーフ4連戦、結局のところ一番タイムが良かったのは最初の寺泊で、その後はいずれみお疲労感を引きずっていた。川内方式失敗。老体の回復力の遅さに対する目測を誤っていたこと、それからレースに警戒してしまって逆に走行距離が減ってしまって肝心の持久力が維持できていなかったこと(10月の走行距離は100キロ足らず)。阿呆だったなあ。でもまあいいや。おもしろかったから。


戸田ハーフ、この会場の道満グリーンパークのいいところはこんな打ちひしがれた気持ちを慰めるきれいな花壇があること。出店の兄ちゃんに進められるまま手にしたチャーシューおにぎりのいかんともしがたい失敗感とともに散策。




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2018/11/11

2018成田POPランに出てきた

2016年に続いて2回目の参加。近場なので気楽。いつもの出勤時間くらいに家出。日本で2番目に運賃が高いことで有名な北総線~成田アクセス線で今回は成田湯川に下車。ここから序盤のコースを逆走するようにして徒歩30分で会場到着。日差しが強くすでに汗びしょ。半袖なのに。だいじょぶなのか。


受付でゼッケンを受け取り参加賞を受け取り体育館で着替え。大会唯一の注意点としてゼッケンに穴が開いてない=安全ピン止めのスキルが必要、というのは前回確認済みなので今回老眼鏡を持参するなど抜かりが無い。参加人数がちょうどよくて快適なうえ、トイレにはスキルの高い誘導員がいてやたらスムース。


スタート15分前に列に並ぶ。めちゃくちゃゆるくて最高。日が照ると怖ろしく暑く、日が陰るとひんやりとする天候。目標は前回よりは早く買ってくること。走り始めてすぐにその前回のタイムを確認してこなかったことに気付く。


成田POPランは、序盤中盤終盤、スキのないコースレイアウト。
下り基調ながらアップダウンだらけの序盤
平坦ながら直角カーブが連続日陰無しの中盤
登り基調なのに登り下りばかりの終盤。


走ってる最中は幸い日差しは控え目だったのが助かった。前回ほどヘトヘトにならずにゴール。ポカリスエットを子供が「はい」と渡してくれてうれしい。荷物受け取りで高校生がニコニコと走りながら荷物を持ってきてくれるのがうれしい。


体育館の更衣室ではシャワーも使えて最高。電話機でグーグルドライブに書いておいた前回の記録を確認。今年の方が1分ほど速かったようで良かったなあと思った。


なんならもう一回ハーフを走る気になれるなら、家までジョギングで帰ることも可能だが、素直に成田湯川までバスで戻った。成田湯川駅はアミューズな要素を排除したストロングな駅なので周辺は昼はんを食べるようなところなどない。セブンイレブンのくるみ大福を持参した本当に良かったと思った。


成田POPランに出てきた(2016)http://coconiimasu.cocolog-nifty.com/coconiimasu/2016/11/pop-0572.html

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2018/10/22

寺泊シーサイドマラソンに出てきた

土曜日、長野マラソンのエントリーを10時13分に成功させ、すぐに家出。前線通過の関越道はトンネルを抜けて湯沢に入ったあたりから雨。前が見えなくなるひどい雨に断続的に見舞われ、こえーこえーと言いながら長岡到着。宿にチェックインしといてから、雨も小康状態なので20km余り先の寺泊へ下見に。道すがら右手に見えた悠々と流れる川が信濃川だと気づいて感動する。長野県で生まれた荒れ狂う千曲川が新潟県で信濃川となり大河として海へと流れる。千曲川流域に育ち五木ひろしの千曲川を聴いて育ったおれはそんなことに旅情を感じ感慨を覚えるのだ。

寺泊に到着し観光客とランナーと浜焼きの匂いで活気づく「海のアメ横」の駐車場に車を止め勘で歩くこと約5分、明日の準備が進むマラソン会場があった。場所だけ確認して「アメ横」に引き返し、減っている腹にはま焼きの匂いは魅力的だったがそれは明日のゴール後の楽しみにして、ここは炭水化物。大会案内で事前にチェックしておいた近くの西山製菓さんに寄り「いが栗だんご」と「大福」で明日のエナジーを補給し終えた頃には、もう海に太陽が沈むところ。信濃川の分水路から眺めた。

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念のため近くのラーメン屋でもう一度エナジーを補充し、宿に戻り、シャツにゼッケンを付け、21時、横になり目を閉じた瞬間ゴー・トゥー・スリープ。


翌朝、目覚まし時計は4時30分、目覚めたのは4時50分。疲れている。徒歩5分ほどのコンビニにジョギングで朝はん調達。軽ーく食って6時30分チェックアウト。気持ちよく晴れて、昨日は見えなかった新潟平野が朝日に照らされている。広い。


7時過ぎに会場に到着。案内された駐車場は会場まで歩いて3分。近い。受付で参加賞を受け取り、はま焼の準備をしている出店などを見て回り、車に荷物を置いて走る格好になり少しジョギング。スピーカーから流れる音楽が味わい深い。ステッペンウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」やバネッサパラディの「ビー・マイ・ベイビー」。最近ボーン・トゥ・ビー・ワイルドが「盆と琵琶」としか聞こえなくなってしまったのはスゥインギン・バッパーズ影響の大きさを示す一例だ。


スタート地点で開会式が始まるというので向かう。スタート/ゴールは波止場。雰囲気があって楽しい気分。ゲストの金哲彦さん、中村優さん、海の妖精神まりんがいる。海の妖精神まりんは大会ホームページの秀逸な「新着情報」に毎回登場するもんで、こまめにチェックしていた私の中ではすっかりおなじみになっていた。しかし目の前にいるのはその自分がなじんだ顔となんか違うなあと思った。すると妖精神が振り返った。なじんだ顔がその後頭部にあった。前と後に別の顔があるとはこれは一本取られた形だ。市長さんからは「寺泊は佐渡島から一番近いので、ぜひ見ながら走ってください」との挨拶。重要な情報だ。名前を知ってるのと知らないのとでは走っていても張り合いが違う。


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右下が馴染みの顔(大会HPより)


8時45分、波止場をスタート。方向は陸方向だが気分は船出。ゲート通過まで6秒。右手に海を見ながら海岸線を西に向かい、折り返し、佐渡島を左前方に見ながら来た道を戻る道のり。ずっと海沿い。風は穏やか。天気が良く少し暑さを感じたが、崖の影が結構あり、また給水所をこれでもかというくらい用意してくれているので助かった。


結果は1時間39分01秒。


まあこんなもんでしょう。と東野英治郎の水戸黄門の声で脳内再生したあと、振る舞われた「レモン汁」が美味しくて3杯頂いた。スポーツドリンクがだんだん苦手になってる近頃、スライスしたレモンを水に入れたこの「レモン汁」の飲みやすさ。すーっと体に浸み込むように脱水からおれを救った。行列に並んで「番屋汁」も頂いた。うまかった。

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出店のはま焼き(左)と振る舞いの番屋汁(右)(半分食べた後)

帰る途中、汗を流しに燕市の道の駅国上の「てまりの湯」に寄ったが、この道の駅のトイレの鏡はガラスではなくステンレスを磨いたものだと書いてあった。さすが金属加工の燕市かっこいいと思った。

ところで、ガーミン時計の記録によると自分が走り始めたのは2008年の10月だったようなので、ちょうど10年になる。まだ記録が伸びているのは、ブブカ方式を採用しているから。というわけではなく絶対的にレベルが低いからだと考えられるが、50歳を前にしてあちこちに老化を感じつつも、この秋ももう少し調子が上がっていってハーフの自己ベストを更新するつもりでいるから不思議だ。


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2018/10/01

駒ヶ根ハーフマラソンに出てきた

実は密かに今年はハーフの自己ベストを更新したいとか思っている。前回自己ベストを出したのは一昨年だが、その年は秋に何本かハーフを走って調子が上がり11月の戸田でベストが出た。今回もその作戦で何回かハーフを走る予定。後半の手賀沼か戸田で出せたらなと思っている。さあ、シーズンイン。


その秋のハーフシリーズ第一弾。駒ケ根ハーフマラソンを走ってきた。


シーズン最初、いつもの越後湯沢秋桜マラソンではなく駒ケ根ハーフを選んだのは、春になかがわハーフマラソンに出てこの地の印象がとてもよくまた来たいと思ったから。


駒ケ根ハーフに挑むにあたって作戦を立てた。前日に千畳敷カール、走った後に温泉に行く作戦だ。こんなことは珍しい。無計画で知られるおれだ。ロープウェイの時間とかバスの時間とかも調べた。


そういう慣れないことをすると、昔から「雪でも降るんじゃないか」と言われることになっている。今回は台風が来た。結果、計画はおじゃんだった。


台風の影響はそんな観光計画どころか、大会の開催自体が危ぶまれる事態にまで及び、大会ホームページの暫定的な「開催の方向」という発表を頼りに、10:00新宿発スーパーあずさに乗車。ルックス・ライク・工業用3Dプリンター。
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車内のランニングシューズの民、上諏訪で降車するのは駒ケ根を走る人達、降車しないのは松本マラソンを走る人達であろうか。私は降車。在来線で岡谷まで行き昼はん。
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すでにかなりの雨脚。すでに千畳敷カールはあきらめている。飯田線に乗り換え。初めての飯田線せっかくの飯田線だが車窓は雨降り。


15時過ぎに駒ケ根駅に着。計画が狂った関係でやたらと時間が余ってるので二回目の昼はんをとったり和菓子屋で大福を食ったりしている。雨脚は相変わらずの勢いだが駒ケ根駅前の商店街はアーケードがあって雨を避けられるので助かる。

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そろそろチェックインできる時間となり、苦手な傘をさして、明日のスタート地点に寄り道してから今日の宿に向かう。傘を差しても膝から下が濡れてしまうような雨の中、スタート地点では明日の準備をしているスタッフの姿が見える。ありがたいというか申し訳ないような気分だ。


宿についてチェックイン。予約時には禁煙室の空きが無かったが一応希望だけ出しておいたところ、空きが出たということでちゃんと禁煙室を用意してくれた。うれしい。ついている。


大会ホームページを確認すると情報が更新されており、午後の現時点でもなお開催の方向とのこと。こうなったらありがたく走らせてもらおうと思い、雨で体温を奪われることを想定し対策として夕はん。さっき昼を食ったばかりだ。
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翌朝は4時半に自然起床。雨がやんどる。外に出て会場まで歩くと、スタッフの皆さんが朝早くから準備をされている。交通整理の準備も始まっている。係の人にあいさつしながら、荷物預けの場所や更衣室など確認。


牛丼屋で朝はんかるーく食って宿に戻った頃にまた雨が降り出した。走る格好に着替えて荷物をまとめチェックアウトする頃は、雨は止んでいる。降ったり止んだり。台風らしい天気になってきたが、まだ風が無いのが幸い。


会場で荷物預けに荷物を頼んで外にでようとしたときに、また激しい雨。出るに出られずみんな屋根の下でしばらく雨宿り。隣人と自然に会話が始まる。


スタート時間が近くなって観念、数百メートル離れたスタート地点にエイヤーと移動。スタート地点では左右のアーケードが雨からのシェルターとして見事に機能している。


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スタート5分前みんなアーケードからわらわら出てきてスタートブロックに並ぶと、申し合わせたように雨も弱まるのが見事だ。弱雨の中、9時スタート。


前半は下り基調、後半は上り基調のコースだと聞いているので、後半に備えて脚を貯めておかねばとは思うものの、台風で気分が高まってるのかついペースが上がる。序盤7キロはキロ4分30秒台のペース。夏以降7キロをキロ5分以内ですら走れてないおれだが、どうなのか。


前半下り基調と言っても実際には下って下って上っての繰り返しのようなコース。ガーミンロガーの「階数」が反応するくらいの上りがいくつも現れる。地脚ができてない奴はどんどん脚を削られる。そして8キロくらいに設けられた試練の「アップダウンヒル」で叩きのめされる。つまり自分がそうだったので間違いない。こんなに上りに弱いとは思わなかった。


「アップダウンヒル」を上って下ると橋の上でアイスを配ってくれている。事前に聞いていて楽しみだったのに、消耗しすぎて受け取る元気がない。距離は残り半分。絶望的な気分だ。


その橋を渡ったら左折。天竜川右岸の堤防区間に入った。水かさを増した天竜川の流れは荒々しく、茶色の濁流を間近に並走していたら野生の記憶が目覚めたのかなんだか元気が出てきた。気分が晴れてきた。いつの頃か忘れかけてた荒ぶる胸の思いだ。アクセルためてルーズな空見上げる。(アクセルを"ためる"という意味が実はわかっていない)


と、空も晴れてきた。時折り日差しがのぞく。ようやく景色を見る余裕もできた。左右のアルプスの山こそ見えないが、稲刈りが進んだ秋の伊那谷に心癒される。


中盤が終わって後半。前半下った分を今度は上る寸法だ。雨の中コースに出てくれている地域の皆さんの応援が心に染みる。大声でなく近くの人に話しかけるように励ましてくれるのが印象的。「来年はいい天気になるからまたおいな」と優しそうなおじいさんの声が聴こえる。ぜひ来たいと思ってアクセルためる。


後半はだいぶペースを落として、1時間50分をかろうじて切るくらいでゴール。いいよいいよ。シーズン最初はこのくらいで。例年第一弾に選んでる越後湯沢でもいつもこのくらい。しかもガーミン獲得高度は越後湯沢を超えてる(改めて確認したら越後湯沢の高度上昇453mに対し駒ヶ根312mだったのでこれは間違い。何を見ていたのか老眼のなせる業)し、それでこのタイムなら上出来。と御都合主義的脳内処理を経て満足に浸る。


完走タオル、記録証、ドリンク、梨をいただき、メイン会場に移動。荷物を受け取り着替え、濡れたウエア類を持参した大型ジップロックに仕舞い、濡れたシューズは持参した吸水のための雑紙を詰めてから靴袋へ。珍しく抜かりが無い。


参加案内に入っていた抽選会の券でタブレット端末をタッチする式のくじを引きレトルトカレーが当たった。同じく参加案内に入っていた交換券で今度は「かっぱすいとん」の振る舞いを受ける。ありがたい。草餅色の団子が入っているところが「かっぱ」なのだろうと推察。頓智が効いている。
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続いて、ソフトクリームを持っている人がいたのでそっちに向かおうとしたその時、会場案内から飯田線の最終列車の案内が聴こえてきた。12時46分の列車を最後にそれ以降の列車は運休と言っている。まじか。時計はもう11時50分を回っている。まだ走っている人もいるが大丈夫だろうか。


苦手な傘をさし駒ケ根駅に移動。徒歩数分。運行状況を確認したところ12時46分最終で間違いないらしい。とりあえずその場で切符を購入してから、昼だけは食っておこうと駅前商店街に戻り「水車」で駒ケ根名物ソースカツ丼。店内は大混雑で列車の時間に間に合うか少し冷や冷やしたが大丈夫だった。うまかった。時間ジャストな感じで飯田線に乗り込む。こちらも大混雑を予想したが、まったく混まずに座れた。1時間に1本の飯田線。1本前は自分がコールした時間くらいなので、それに乗れた人はかなり脚の速い一部の人だとすると、鉄道で帰る予定の人残り大半はこの列車に乗らないと今日帰れない。あるいは高速バス利用者が多いのだろうか。後泊の予定だったらいいのだが。


などと余計な心配をしながら終点の岡谷に到着し、そして数分後に出発する今度の特急スーパーあずさ20号がこれまた新宿方面の本日最終、それ以降は運転取りやめだと知る。なんなのか、この瀬戸際で助かってる感じは。ついてると言っていいのだろうか。


スーパーあずさは甲府で混雑のピーク。指定席車両のデッキや通路も開放してホームにあふれた人々=この後の便を予約していた寝耳に水な人たちだということがその後の愚痴を聞くとわかる=を受け入れる。


列車は11分遅れで新宿到着。総武線、都営浅草線と乗り継いで18時過ぎに最寄り駅着。またしても自分が家まで歩く間だけ晴れていて苦手な傘を使わずに家到着。ついているといっていいのだろうか。次は3週間後、寺泊シーサイドマラソンだ。


それはともかく、スーパーあずさ、富士見駅近く、車窓から思わず撮影した、旧立場川橋梁。なんじゃこりゃ的構造。
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2018/05/06

佐久鯉マラソン~信州なかがわハーフマラソン

春の信州シリーズの後半として、5/4佐久鯉マラソン、5/5信州なかがわハーフマラソンに出てきた。後半ということは前半があったのかということになるが、あった。4/15長野マラソン。後付け。

4時に家出、16号~外環~関越~上信越道で7時過ぎに会場到着。曇っていて風が冷たい。寒い。今年はバルーンが飛んでなかった。受付を済ませ、自販機の缶コーヒーで腹を温めながら開会式を待っていると日が出てきた。そうすると途端に暖かく新緑に包まれた初夏の景色が美しい。

開会式の前に準備体操を列の前でこなす。それはもちろん大会ティーシャツに「把瑠都」と書いたゼッケンをつけたニコニコしているゲストの把瑠都さんを間近で見るためだが、明日エストニアに帰国するというのに良く来てくれた。準備体操も普段そういうのはすっかり省略してしまっている自分には結構ためになった。

開会式。佐久市長からもその旨、国会議員そして大統領になるため帰国するという紹介があり拍手が起こる。大統領になってほしいという拍手だろうか。それとも来てくれたことに対する拍手だろうか。そして把瑠都さんの挨拶はそうした紹介とは関係なく屈託がない。続いて競技委員長からの競技説明。マイクの高さがあってないことに気付き、すかさず歩み寄りマイクの高さを合わせる元大関・把瑠都。さすがだ。競技委員長も一言「すみません」だ。


もうこれを見ただけで来たかいがあった。満足な気分で更衣室に向かい着替え。着替えて更衣室から出てくるとファミリー2kmの部を走る把瑠都さんがちょうど通り掛かったところ。苦しそうな表情。ニコニコしてない把瑠都さんを見たのは今回後にも先にもこの瞬間だけだ。

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10kmの部。和やかに9時45分スタート。まずは公園内を2周。1周目、やたら脚が軽い。準備体操の効果だろうか。2周目。早くも胸が苦しい。浮かれすぎ。公園を出て3km過ぎて、今年も子ヤギさんたちがめーめー往年してくれて、これだけで来たかいがあったと思ってちょっとアクセルを踏む。5kmで折り返してここまでは追い風。ここからは向かい風。スタートから前に行ったり後ろに行ったりしてた帽子にエストニアと日本の国旗を立てて大会を盛り上げていた御人もその旗を帽子からリムーブし手に持ち帰るほどの風。


胸の苦しさが解除されたのはこのあとしばらく下った残り3kmの看板あたり。残り1kmからの今年は上野選手がいない上りを一人でこなし、残り500m、別の部の小学生と並走。強敵。なかなか抜けない。将来の世界選手権候補に違いない。ゴールして、今年も秀逸なはがきサイズの完走証。水をもらって把瑠都さんのチョコをもらって、昼はんは出店の佐世保バーガー。応援しながら半分食ったところでバーガーのバー具の部分を地面に落とす失態。バーガーを食うのは難しい。

そんな爽快な佐久をお昼にリーブ。小諸あぐりの湯で汗を流し、国道142経由で、次の目的地、なかがわハーフ略してナカハマの受付に向かう。


途中、駒ヶ根に入り、白をまとった駒ヶ岳が雲の隙間からうっすら見えただけで感動。いちおう長野出身だけど、北信出身なので南信に来たのは初めて。山が違う。山塊がいちいちでかい。駒ヶ岳を見上げる角度が違う。ははーと恐れ入る。


一旦、今日の宿(駒ヶ根ICちかく)の位置を確認して、そのまま中川村へ。


受付会場に近づき、橋を渡る。この明日スタート直後にわたる橋が、もうすでに俺の心をつかむ。受付会場の駐車場に車をとめて徒歩で速攻で橋に引き返す。なんて深いんだ。眼下に深く緑の川。


受付。ゼッケン引換券を見せるとゼッケンを渡す前に「道、どうでした?遠くから大変でしたね」と。「いや結構スムーズでした」とここまで策を走ってきたことを忘れて答えるくらい心揺さぶられ、さらに俺の心つかまれる。「今年最後なんで特別のゼッケンです」と言って、シルバーゼッケンを渡される。先日の長野マラソン以来だが、ナカハマは今回初出場なので申し訳ない限りだ。

続いて抽選。「こんにちは」と言っておじさんに声を掛ける。「こんにちは」と返したおじさんに封筒を見せて「どの箱でもいいですよ」と言われた左から2番目の箱から1枚引く。14番。案内された14番のテーブルに行くと、「わー、あたりですよ」と別のおじさん。洋ナシジュースをいただく。

もうすでに俺は中川村に移住してもいいんだという気分で、ナカハマンの後頭部を写真にとったりした後、ひとまず中川村をリーブ。宿ちかくの飯屋、ソースカツ丼で明日に備える。

翌朝。駒ヶ根の宿から朝8時に再び中川村に到着。第五駐車場からスタート会場に向かう道のりの景色が、さらに俺の心をつかみ、つい隣を歩く見知らぬおじさんに声を掛ける。「今日は暑くなりそうですね」「そうやね。26℃っていうてたよ」「予報ですか、天気」「うん」「でも空気渇いてるから(さわやか)」「そやね。」


更衣室はあるが、そこらで適当に着替え、荷物預けもあるけどその辺に適当に荷物を置き、開会式。司会進行の「村にはおじいさんおばあさんしかいないと思ったら大間違いです、小学生から歓迎の言葉です」といった意味の紹介を受けた小学生の歓迎の言葉、「いままで生きてきてこんなに大勢の人を見たのは初めてです」

続いて地元の音楽家やダンサーによるパフォーマンス。その後半は、この大会を始めるきっかけとなった小澤さん(71)への感謝として捧げられ、それに対し小沢さんが深々とお辞儀をしハンカチで涙をぬぐう場面を、たまたま間近で見ていた初出場の自分も涙をぬぐう。

そのあと、競技役員から競技説明。出だしで「この流れでいきなりまじめな話ですみません。」

続いて、準備体操のエアロビクス「時間が押してるので手ばやにやります」

スタートゲート前に集合。スタート前のコース説明。うわさには聞いていたが秀逸。たぶん実行委員の、たぶんオフィシャルのブログを書いてる方だと思うが、スタート前のほんの5分くらいの時間に笑いあり涙ありで飽きさせない。これを聴けただけでも来たかいがあったとさえ思う。

以下、記憶をもとに意訳(録音できなくて残念...)

・スタート直後に牧ヶ原橋を渡ります。年々老朽化が進み強度は今最低の状態です。この3900人が一斉にわたると、おそらく橋は崩落。先ほどドローンで感動的な映像を録ると言いましたが、それは皆さんが橋から落ちていく姿になる可能性があります。
・スタートから3kmは急な上りです。たいていはこの3kmで疲労困憊。リタイア寸前に陥ります。ハーフマラソンでたった3kmでリタイア。嫌ですね。やめるなら今です。
・この大会には実行委員長がいますが、影の本当の立役者が小沢さん。小沢さんがこの大会を立ち上げました。その小沢さん、実は今、ある病気と戦っていて、人生のラストスパートに入っています。小沢さんにひとこと頂きます(小沢さん、胸がいっぱいで何も言えません。ただ、ありがとう、ありがとうと」
・3kmの登りを過ぎると、給水所があります。その給水所にいるのが、「あいこ」さん、です。皆さんぜひ「あいこさんありがとう」と声を掛けてください。これが私からのサプライズです。このあいこさん、小沢さんの奥さんです。
・登り終わると、ずっと下りです。昨年のトップ選手はこのくだり、100を9秒台で走ってました。
・下り終わると次の強敵が待ち構えています。いわゆる田舎の香水です。みなさんリタイア寸前です。
・そんなに速く走ることはありません。各所に私設エイドもあります。なるべくゆっくり走って長く村を堪能し、体重を増やしてゴールに帰ってきてください。


自分は北信の出身で、実は南信にくるのは今回初めてだったのだが、みんな朗らかで、沿道で応援してくれるじいちゃんばあちゃんもみんな笑顔で、小学生のスピーチから始まるユーモアあふれる感じというのは、南信だからというのかどうかはわからないけど、北信とは違うものがあるなあ、いいなあと思った。


そしてスタート。ご案内の趣旨に倣い時計は見ない。橋を渡ると確かに上り。10%くらいだろうか、自分なら自転車で間違いなく足を着く傾斜。そこを6分から6分30くらいのペースで楽しく登る。なんでペースが分かるのか。それはちょっとだけ時計を見たからだ。


「それカメラですか?」空手の胴着の走者から声を掛けられる。今回実は親指サイズの小さいビデオカメラをもって走っていて、坂を上る背後に見える山があまりにきれいだったのでそれを向けていたのだ「ああ、ええ」と相変わらず気の利かない返答。


これに限らず、ランナー同志でこんなに会話があるマラソン大会は初めて。そして、撮影したはずの絶景が操作ミスのせいでほとんど録れていなくてびびる。


苦しいけど美しい坂を登り終えて下り。前方に白い山。気持ちよく下ったり、道端で応援してくれていた老夫婦お手製の梅漬けがあまりにうまくて感動のあまり引き返し感謝を述べたり。


そんななかもしかして一番驚いたことは給水所。これでもかとばかりに私設も含めて3km毎かそれ以上頻繁にあるのだが、どの給水所も紙コップが散乱していない。みんなちゃんとごみ箱に入れる。なんなら入れ損ねて地面に落ちたコップを引き返して拾って入れなおす奴までいる(おれ&others)。なんなんだこれは。というか、自然にこういう気持ちにさせる何かがここにはあった。こんな美しい村を走らせてもらってることへの感謝、じいちゃんやばあちゃんや沿道の人たちへの感謝。


「おもてなしという一方的なものを私たちは考えていない、そうじゃなくて大事なのはわかちあい。村のじいちゃんばあちゃんの応援にもし何かを感じたら、ぜひそれを伝えてください」という意味のことを何かで読んだ気もする。コトラーで言えばマーケティング3.0、spiritの段階が実現されているともいえる(ほんとか)。


7kmくらい、あまりにアルプスがきれいなのでやはり道端で応援してくれている方に立ち止まり「あの、白い、あの、きれいな山はあれ、駒ヶ岳ですかね」と思わず尋ねると「ああ、あれはね、南駒、南駒ケ岳です」と応えてくれる。「ああ、そうなんですか南駒ケ岳なんですね、そーか、南なんですね、いやー、きれいなもんでずっと見ながら走ってました。じゃあ駒ヶ岳は?」「ええ、あの右側に少し頭が見えているのがね」「あーあー、あれがね、そうですか、駒ヶ岳は」

1,2分立ち話をしていただろうか。おじさんにお礼を言い、踵を巻き上げたきれいなフォーム、4分30秒台で再スタート。「わーい」と叫びつつ(心の中で)。


そうしてところどころで立ち止まり、わーいと(心の中で)叫びつつダッシュする、などして、田んぼ、水力発電所、天竜川、などを見ながらあっという間に残り2km。有名な「ガリガリ君エイド」で自分的にはおそらく30年くらいぶりのガリガリ君をかじりながら最後の急坂を登り、そして最後下って、レッドカーペット敷かれたゴールをゴール。


ゴール後にはフルーツやリンゴジュースの振る舞いがあり、さらに、おにぎりとバナナとドリンクが入った袋を貰う。おにぎりは市販ではなくラップに包まれたお手製だというところに感激。回復をスーパー助ける。3千数百人分を握ってくれたのだろうかと思う。

そういえば後半15kmくらいの天竜川の堤防に花の植わったプランターが延々と並べられていて、疲れが出てきた頃、しかも向かい風の中、心癒された。これも想像してみれば手間のかかる地道な作業にちがいなく、それを人手不足のなかあえてやる、選手が疲れるポイントだからやってくれてるのだろう、心意気に胸が一杯になる。

これに限らず、運営のあらゆるところに工夫やアイディアが感じられ良く考えられてるなあと感じた。いずれもお仕着せではなくて手作り、しかも手間暇かかる類いのもの。熱意のあるメンバーだからできたこと。だからこそ魅力にあふれ愛される大会になったのだろう。そして継続が難しくなった理由でもあるのだろう。


ゴール後、最後のランナーがゴールしたあと、みんなでゴールのレッドカーペットを走る「終了式」をするというので待つ。なかがわハーフマラソン、今回で最後。数名の有志で運営していた中スタッフの人員確保が難しくなってのことだと聞く。ゴールから結構時間がたっているのに、みんななんとなくブラブラしてそれを待っている。そして最後のランナーがゴールし、終了式。ゴールゲートの上に上がった、小沢さん、実行委員の方にみんな手を振り感謝の言葉を掛けながら最後のゴールをくぐる。こんな大会に最後参加できてほんとに良かった。


帰り際すれ違った数名に中学生に「ありがとうございました」と声を掛け活舌の悪さに怪訝な顔をされるも、満足な気分で駐車場へもどる。途中、すれ違う参加者に「ご苦労さまでした」と声を掛けられる。こんな大会初めてだ。自分もまねして追い越すたびに「ご苦労さまでした」と声をかける。スタート直後に並走した空手家と偶然出会い、2,3言葉を交わし、駐車場到着。


ただちに参加案内に割引券が入っていた「こまくさの湯」に行き、駒ヶ岳を展望しながら汗を流す。仕上げに「ミニソースカツ丼セット」。マラソン大会が終わってもいつかまた来たい。

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2018/03/22

佐久鯉マラソン(昨年)

エントリが迫ってきて、今年も出たくなってきて、しかし今年はほかの予定との関係が厳しくどう移動できるかが課題なので、昨年を参考にしようと去年書いた自分のブログなど見てみたところ、見当たらない。どうも書いたままポストしてなかったようなので以下、昨年の大会のこと今頃投稿。

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(20170504)

今回初めての参加。エントリーしたきっかけはバルトだったと思う。漢字で書くと把瑠都だったと思う。そして上野選手。この二人のゲストに目がくらんだ。長野県開催ということもポイントだった


それで更に情報を得ようと過去の大会の情報などを調べてみたら、初夏のとってもさわやかな佐久を走ってる写真が魅力的だった。そしてその時、長野マラソン3週間前という最も気力の充実していたタイミングだったため、エントリボタンをクリックする指に勢いがついたというのもある。


当日。鉄道だと始発でも間に合わないので移動はクルマにした。3時に起きて4時に家出、7時過ぎに到着。幸い連休渋滞はかわせた。


佐久ICで高速を降り県道に降りてすぐの岩村田のあたりで、向こうの山並みを背にバルーンフェスティバルの熱気球がたくさん浮かんでいる風景を見て、来てよかったと思った。壮観だった。爽快だった。


7時半前に会場に駒場公園に到着し、第一駐車場は8割方埋まっていたもののまだ空きがあって無事駐車。佐久長聖高校のバスがあってさすが地元。


受付のグランドに行ってもうその時点で風景がいい。つづいて更衣室に使わせてもらう佐久創造館に行くと玄関のところに無造作に把瑠都氏と上野選手がいてびびる。とりあえずニヤニヤしながらその脇を通って館内に入った。二人のゲストがエントリのきっかけだったとか言いながらおれは何をやっているのか。


着替えを済ませ荷物は更衣室に置き開会式に参加。上野選手の指導による準備体操、把瑠都さんのナイスガイ感あふれる挨拶。

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開会式が終わって10キロの部までまだ時間があるので暇に任せてアップなどして過ごす。スタート10分前にグランドに集合。天気は良く日差しはチクチク痛いくらいの強さ。スタートするとグランドの砂埃がすごい。乾燥してる。


公園内を2周してから公道に出ると向かい風がきつい。もうすでに心臓が苦しいが、道路の左手の牧場で牛がいたり子ヤギがめーめー鳴いたりしていて楽しい。


前半はずっと向かい風のやや登り基調。暑さもあって無理してないつもりなのにめちゃくちゃ苦しい。しかし5キロくらいで折り返すと風は追い風しかも下り基調になって、この辺から急に元気が出てきた。しかも景色がどんどん良くなって楽しくてしょうがない。


ラスト1キロくらいからの登りが結構きついが、坂の上に一緒にスタートしてすでにゴールして戻ってきたと思われる上野選手が見張っているので手が抜けない。しかも選手がまばらなので上野選手と1対1な感じになって気まずい。というか喜んで右手を挙げながら「ご苦労様です」と言うと、右手を合わせると「いいですよもう少しです」と声を掛けてくれた。やたら力が湧き残り500メートルをダッシュのようなスピードでゴール。
(10キロの部、46分14秒、実質9.6kmくらい)

ゴールしてすぐにゼッケンの裏のセンサーの回収。まだ心拍数が最高に上がっているときに立ち止まったので心臓も止まるかと思ったが大丈夫だった。そのあと記録証の発行。係の人がゼッケンのバーコードを読み取る式。この記録証が秀逸なのはそのサイズ。だいたいハガキの大きさ。普通はA4サイズでもらうことが多くゴール直後のバタバタしてるときに貰っても邪魔で困るものだが、はがきサイズだとペットボトルのふたを開けるにもちょいと指に挟んでおけば済むので楽だった。


あと、ゴール後にスイーツコーナーなるサービス企画で焼き菓子を貰ったが、これが矢鱈うまかった。
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解散後バルーンフェスティバルにちょっと寄ったあと、せっかく来たので小諸の懐古園に足を延ばし、たまたま再開直後だった小諸市動物園にも寄ってフンボルトペンギンの前で長居をし、 美術なんかにまったく興味のなかった中学柔道部の県大会が小諸で開催され2回戦敗退した帰りに柔道部の顧問だった美術教師に連れられて拝観して以来の思い出の小山敬三美術館に寄って感動のあまりポストカードを購入し、帰宅。

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ということで、本日エントリー締切日、締切2時間前に思い切ってエントリしてみた。


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2018/03/04

千葉県民マラソン

木更津南ICを降りると正面遠方にニョキニョキと赤白しましま煙突、その根元にプラント。今回、練習のつもりだしハーフだし近場だし、という感じであまり調べもせず、富津の岬を海を眺めながらのどかに走るようなつもりでふらっと来てみたが、そうか考えてみたらこの辺は工業地帯。会場の近くに巨大な重機があったりして楽しい。


風は西風。かなり吹いてる。コース(ハーフ)は、まず西の方向に向かい、富津岬で折り返して中盤は東の方向に向かい、火力発電所でもう一度折り返してラストは西に向かってスタート地点に戻る。
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練習のつもりとか言いながらコースが平坦だという噂だったので、あわよくば自己ベストもあるで、とひそかに思っていて、人を風よけにつかうという姑息な手段も使ったが、ラスト5キロは暑さにやられたせいか脱水のせいかランパンのゴムがキツかったせいか腹が痛くなってしまって、向かい風のなか失速してしまい駄目だった。結局思ったペースで走れたのは追い風区間だけ。


気温は17℃くらいまで上がったのだろうか。湿度70%くらいあって風はひんやりしてたのでそれほど感じなかったが、日差しは強かった。日焼けした。


岬の方は防風林があって走りやすかった。波が飛ぶのか道がところどころ濡れていた。コースからは海が見える所はあんまない。磯の香り。「応援に出てくれっていうからよー」というおっちゃんの話し声が聞こえる。おそらく大会アンケートで応援が少ないという声があって動員がかかったものと思われる。申し訳なさでいっぱいだ。我々は走らせてもらっている立場だ。


工業地帯区間も悪くなかった。発電所のあたりすこーし小高くなっているのか、折り返しで来た道を振り返るとなんか古墳群方面に見晴らしがよくて気持ちよかった。


そう、富津には古墳がたくさんあるというのでせっかくだから帰りにでも見てくればよかったのにすっかり忘れていた。


ゴールして、アクエリアス350mlを貰い一気飲み、すぐに記録証を発行してくれて、海苔のみそ汁無料サービスがうまい。海苔といえば参加賞も地元富津産「焼き海苔」。地元ならではの参加賞というのがいい。しかも軽くてかさばらない。持ち帰るのが容易。


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2018/02/06

2018愛媛マラソン

今年も運よく当選、愛媛マラソンを走ってきた。だいぶ寒くて手はかじかんだが脚の動きに支障が出るほどではなく、愛媛マラソンの中ではこれまでで一番いい走りができてうれしがっている。


いつも通り前日土曜日、羽田発12:30のJALの便で出発。昨日の金曜日、関東では結構な降雪があって、思い出したのは4年前の初参加の2014年、土曜日に全国的な大雪で飛行機は欠航し新幹線でぎりぎり間に合ったときのことで、今年は一日違いでよかった。今日は晴れていて無事に離陸。

そしていつも通り、客室乗務員さんの愛媛マラソン応援機内アナウンスを聞いて気持ちよく松山に着陸。いよてつリムジンバスはすでに満員で一時的に発券中止の状態。それじゃ定期バスで行こうかと思ったところ、いよてつの係の人が、いま掛け合って増便してもらったので、少し待ってくださいね。いま車庫から出てるところです。いう意味のことを、行ったり来たりしながら案内してくれたので、待つことにした。人のよさそうな人間味ある係の人の立ち回りを観察してると時間を感じなかった。

その後、無事に到着したリムジンバスに乗り、まずはホテルにチェックイン。荷物を置いてから受付会場の南海放送へ。受付の高校生から頑張ってくださいという言葉とゼッケンを受け取り、明日の補給食の展示をチェックし、お濠を渡って公園で参加賞のティーシャツを受け取り、観光協会からの県外参加者への参加賞を受け取り、早くも受け取ってばかりだ。

場内放送は明日の寒さと低体温症対策を繰り返し訴えている。スポーツ店の出店も防寒グッズの品ぞろえを強化している。ウェザーニュースの予報では明日の最高気温3℃とのこと。私はtenki.jpの最高気温1℃風速7m/s曇りを覚悟してきたのでむしろ少し気が楽になったくらいだ。そんなことを思ってにやにやしながら会場を一回りするうち、開会式の時間を逃してしまった。仕方ないので少し早いが夕飯にしようと徒歩で大街道へ行き出雲屋さんで鯛めし。そのあと少し近所をブラブラしてると弱い雨がパラパラと降り出したので、宿に逃げ込み明日の準備。


翌朝、5時半に目覚ましを掛けてその30分前に目が覚めるのは毎年恒例。ホテルの朝はんの時間は少し遅いので近くのコンビニへ調達に。表に出ると風が強くてかなりの寒さ。1時間予報だとこの後さらに気温が下がる予報なのが笑える。こういう悪コンディションの時の方がなぜかワクワクするなあと思いながら速攻で部屋に戻って朝はん。ジョー・ストラマーを聞いたりラジオ体操をしたりしながら準備。9時に宿を出て会場へ。いよてつで。会場まではほんの1キロほどの距離だが、少しでもいろいろと温存する作戦だ。体温とか。脚とか。


ただこの時間になってみると、思ってたより寒くない。日差しが出てきたからだ。荷物を預けて、トイレ行列に並んだらスタートブロック締め切りに間に合わなそうなのであきらめて、割り当てのDブロックに並ぶ。Dブロックの列の右方には日陰を作る木があるが、その日陰よりぎりぎり前方に並べたので日差しを存分に浴びられる。


開会式は、今回も走る愛媛県知事の見事に簡潔な挨拶、市長、ゲストランナー土佐さんの挨拶。といつものようにキビキビ進行したと思ったら、その次の初参加の渋井さん、それまでの人たちから一転こっちが心配になるようなゆっくり口調で、初めて市民マラソンというのに出るけど。朝も早くからトイレに行列して、1時間も前から寒い中スタートの列に並んで、何がおもしろいんや。と言った意味のコメント。笑った。


その後、誘導にしたがい、「道後温泉にゃー。山田屋まんじゅうにゃー。和田ラヂヲにゃー」という猫ひろしの掛け声を右手に聞きながらスタート地点の県庁前の道路に移動。和田ラヂヲを採用した点は評価したい。


ビルの日陰を避け日向に位置取りたいという思惑ひしめく中、10時号砲。私は透明ビニルカッパを着たまま3分30秒のロスでスタートライン追加。

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スタート前。県庁前。

走ってる道中は、

 ・マイボトル作戦。改良(輪ゴムでストラップ)成功。
 ・平田の坂が楽しくてしょうがない。
 ・いずれつく、のプラカードの人、今年は多弁
 ・ゲストの渋井さんが所在なさそうに一人で走ってたので声を掛けた
 ・立岩川から光徳院まで登って右折し下りに差し掛かる手前の風景がきれい
 ・後半トイレで手がかじかんで服装を整えるのに手間取りすぎて笑った
 ・なのに、背中のポケットに桐灰の「はる」を予備で入れておいたことをすっかり忘れてた。
 ・36kmで計画通り黒のメイタン摂取
 ・平田の坂を上って下ってメイタンが効く予定の平田交差点を左折したところでペースアップ。
 ・その直後、本気を出した渋井さんがすごい勢いで追い抜いていくのでついて行く。
 ・ついて行けるはずがない。
 ・それでもキロ5分くらいで走れてる。メイタンが効いてると思った。
 ・41kmからの1キロは4:37/km。メイタンはすごいと思った。
 ・最後ゴールに向かってお濠を渡る左折、電光掲示板を見ると13:49:06。瀬戸際。
 ・それを見て最後のスパート。

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トンネルの応援団

そんな感じで、フルマラソンのラストをフルガスで走れる脚が残ってるなんて出来過ぎ。おれとは思えない快走。タイムもこのコースで一番いいタイムだった。3時間49分53秒(正味 3時間46分20秒)


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フルガス5秒前


いい走りができてただでさえうれしい中、完走タオルをかけてもらい。ハイタッチ攻めを受けさらにうれしい。そしてお接待コーナーに向かい、真っ先にいただくのはいもたき。走りながら食べるのは苦手な自分にとってゴール後の松山青年会議所がふるまってくれる「いもたき」こそが楽しみだった。いもたきの温かさで背骨がしびれる。いもたき最高。寒い日はいもたきに限ると俺の胃袋が思った。それからパスコのパン(うまかった)、JALのスープ(手も温まった)、JA愛媛のおにぎり(喉カラカラでもふっくらしっとり)、ヤマキのスープ(だしが効いてる)、などでおなか一杯。


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いもたき(上)とJAえひめ謹製おにぎり(の入った袋)(下)

着替えるのを忘れて食ってたらさすがに体が冷えてきたので、上着だけ羽織って会場をリーブ。本格的に冷え切ったところで道後温泉に到着。参加賞の入湯券で神の湯につかる。きもちよすぎて何も考えられない。極楽。


職場に愛媛大学から新卒で入ったのが一人いて、たびたび「愛媛に帰りたい」と口にする(本人は東京出身)のだが、よくわかる。自分も愛媛に帰りたい。来年も抽選に当たりますように。


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