カテゴリー「腎臓」の記事

2018/06/22

術後検診、2年9か月

朝の満員電車に揺られて三か月ぶりのお茶の水。術後の定期検診を受けてきた。

前回と前々回の受診では松本マラソン後の血尿騒ぎ(実際はミオグロビン尿)とかで臨時の受診が入り本来の転移のチェックとかとは別の検査も入ってスケジュールが狂い、その都度担当の先生も変わったが、今回ようやく本来の検診。おそらく今後担当してもらう先生による始めての診察。

予約時間の1時間前に採血を終わらせ待合室で読書をしながら待つ。その新しい担当の先生の診察室の入り口前で待つ。読書をしながらも、「○○さん、〇番診察室にお入りください」と構内放送で呼び出すその声がやたらとドスが効いていてることが気になる。新しい先生はどんな恐ろしい先生なのか。

やがて予約の時間を若干過ぎて私の名前が呼ばれる。ドアをノックし「こんにちは」と言って入ると、机の向こうには椅子から立ち上がって丁寧にお辞儀をするさわやかな青年。「こんにちは、どうぞお座りください」という声もさわやか。どうも呼び出しのマイクの使い方に問題があると思った。

今回は血液検査と尿検査のみ。これまでの経過と今回の結果を比較して説明してくれるが、いままでこんなに丁寧に説明してくれた先生はいなかった。なにしろ過去のカルテの細かいところまで把握してくれているの安心感。そして次回の検査(画像)についても、目的を説明したうえで、最終的な決定はこちらの同意を尊重してくれる。

正直なところ、自分の体をお願いする先生は信頼できるかできないかではなく信頼せざるを得ないのだが、今回、良い先生と巡り会えた気がする。

なにしろ、診察を終えて、「ありがとうございました」といって席を立つ自分を、自ら席を立って「お大事にしてください」といって送り出す先生なんて初めてだ。


検査の結果は、
 クレアチニン 前回やや高かったのが今回正常値
 総ビリルビン やや高め → 個人差がある指標なので過敏になるほどの値ではないが経過観察
 
といったところ。
次回は9月にCT画像検査。


予定よりもかなり遅くなってしまったので会社はあきらめ、帰りに湯島天神に道草。夏越の祓などというのを三回くぐってきた。お茶の水から湯島あたりへの坂道はかなりいいな。

Ws001297


| | コメント (0)

2018/03/19

2年半検診

久しぶりに御茶ノ水。手術後2年半のフォローアップ検査。朝の満員電車に揺られながら、もう相当な昔、記憶のかなたから自分が就職先を決めるうえで「満員電車に乗らずに済む勤務先」「ネクタイをしなくて済む職場」だけを考えていたことを思い出す。たしか情報誌をペラペラめくって3分くらいで決めた記憶がある。バブルだったもんで。それにしても毎朝こんな通勤をしている人たちはすごい体力だと冷やかしではなくほんとに、病院に着くころにはくたくたなおれ思う。

そのダメージが検査に影響しないか心配はあったが、検査の結果に大きな問題は無く一安心。まあ小さな問題はちょこちょこあって、腎臓に関してはクレアチニンが値が正常範囲をわずかに超えている。あと、ヘモグロビンとか赤血球関係が相変わらず正常範囲より低くて満員電車に対する弱さとマラソンの弱さを裏付ける形。

Ws001217 湯島聖堂からニコライ堂

この病院に行った帰りはいつも、朝はん兼昼はんを腹に入れたあと聖橋を渡って、昔聴いたさだまさしの『檸檬』を頭の中で再生しながら湯島天神に参るのが習慣。梅は終わって桜はこれからな感じのはざま感が好ましかった。


それはともかくデイヴィッド・バーンの新譜。良い。先週からこればかり聴いている。


| | コメント (2)

2017/11/17

膀胱鏡検査を受けた

怒られそうなので黙っていたが、実は松本マラソンのあと、茶色いコーラのような明らかにいつもと違う尿が出てしまって、いろいろ検査を受けていた。それが今日ようやく「異常なし」ということになった。

コーラのような尿については、なんなら学生の頃から「夏の合宿の時に出た」というような話を柔道部や格闘技の仲間から聞いてはいたが、自分が出たのは初めてで、いざ出てみるとこれは結構心配になる。コーラ色は走り終えて2時間後にほんの少量出ただけで、その次からは正常に戻ったけれども、自分の場合は腎臓を切ってるので、念のため病院に行くことにした。

最初にかかりつけ医で尿検査。赤血球が5-10と単位はよくわからないが、正常値0-4のところオーバーしておることがよくなかったらしく、腎臓の手術をした病院で診てもらうよう言われた。
それで、手術をした大学病院で診てもらったところ、10月に撮ったMRI画像からは特に異常は見当たらないが、念のため尿の細胞診をすることになった。これは尿にがん細胞があるかどうかの検査だとのこと。

翌週。再びお世話になってる御茶ノ水の大学病院。細胞診の結果は5段階評価の3。グレーとのこと。それを聞いてにわかに不安になってきたが、別の意味でもっと不安になったのは、次に恐れていた「膀胱鏡検査」を受けることになったこと。尿道からファイバースコープを入れて膀胱内を調べる検査だという。なんという恐ろしい検査なんだ。

その膀胱鏡検査を今日受けてきた。結果は異常なし。きれいな膀胱だとのこと。

コーラのような尿はおそらくミオグロビン尿というやつで、激しい運動やマラソンなどで筋肉がダメージを受けると出ることがあるとのこと。腎臓にとって良くないのではという質問には、まあ1回や2回程度ならさほど心配ないことが多いが、水分補給に注意することは大切とのこと。


ちなみに膀胱鏡検査はこんな感じだった。

検査の前に排尿をすませ看護師さんに案内され検査室に入る。画像モニターが付いた検査装置と検査用の椅子がある。簡単に検査の説明を受け、下だけすべて脱ぐように言われ、看護師さんは出ていく。言われた通り下を全部脱いで待つが、下に何も履いていないことのなんという不自然さ、如何ともしがたい寄る辺のなさ。なすすべなくどっちを向いて待っていたら良いのかもわからず、苦し紛れに検査装置を見る振りなどしていると、看護師さんが入ってきてバスタオルを渡してくれた。

検査の椅子に座るように言われる。両脚の太ももを置く場所があり、それで脚が開く仕組みになっている。主治医の先生が入ってきて検査が始まる。

まずは、椅子に備え付けのちっちゃなカーテンで上半身と下半身を仕切られる。そして椅子が後ろに倒される。「ごめんなさいね、始めますよ」と言って消毒、そして麻酔のジェルの注入。「入れていきます。モニター見えますか、これが尿道です」。ここまであっという間。まだ痛くはない。そして「ここから前立腺一番狭いところなので痛いですが、ゆっくり進めていきますね」。確かにかなり痛かった。イテテと声が出るくらい。

膀胱に入ってしまうと痛みは無くなって、膀胱を膨らますために生理食塩水を少し注入し「ああきれいですね。何もありませんね、はい終わります」と言ったと思ったらもう抜き終わっていた。最初の消毒からこの間2分くらいだったのではないだろうか。何たる早業。

例えばこれ、胃カメラの検査と比べてどっちがつらいかと考えると、ほぼ互角の印象。瞬間最大痛みは膀胱鏡の方が何レベルか上だがその分所要時間が少ない点で救われる。

そのあと、看護師さんに見せてもらったファイバースコープ、直径5mmということだが思ったよりも太くてしっかりしたものだったのでびびった。こんなものが入っていたのか。

感染症を防ぐために水をたくさん飲んで尿を出すようにすることと、排尿時に痛みが出るかもしれないが2,3日で治っていくことなど検査後の説明を受け、抗生剤の処方箋をもらって検査終了。最初の排尿は、麻酔のゼリーと空気少々混ざってた。少ししみた。

| | コメント (0)

2017/03/17

1年半検診

検査があるので朝はん食べないで朝の満員電車。フラフラ。8時半ごろ病院に到着すると手元のガーミン歩数計で歩数約3000歩。一方、出社して一日中コンピュータに向かって解析してるような日は帰宅しても3000歩に満たない。そもそもマラソンの体力以前に人間としての体力が足りてない原因はこの辺にあるのではないかなどと思う。

今日のタスクはまずCT。今回は造影剤を使わないので楽勝。

つぎ採血。いつもは右腕を差し出すところ左腕を差し出してみた。そのせいなのか何なのかわからないが、一刺し目血管が逃げて失敗。看護師さんがひたすら謝るがそんなに痛くなかったし全然問題なし。ただ、なんで逃げたのかが気になる。二刺し目、血管をとらえた痛かった。やっぱ血管にも痛覚があるのだろうか。

つぎは診察。まで時間があるので院内のセベネレブンで適当に朝はんを調達して院内の公園で摂取。スズメがやたら寄ってきてかわいい。

10時診察。CT問題なし。血液問題なし(正確にはヘモグロビンとヘマトクリットが基準以下だったが走ってるといつものこと)。次回の診察日の話をしてるとき主治医の先生がさりげなく

「実は私異動になりますので...」

と言った言葉が処理されないまま頭の隅に残りつつ、日時の確認が終わってその日で大丈夫ですと言った後にやっと状況が理解され

「...え、先生、別の病院に行かれるんですか?」

と問うと

「ええ、まあ。大学病院だから、こういうことは仕方なくて...」

とのこと。


一番最初に受診したときには、言葉数は少なく気難しそうな印象があってちょっと苦手だなあと思ったのだが、それが入院して手術の説明などしてもらうなかでその気難しさは真面目な性格と誠実さの裏返しだということがわかって、執刀してもらうときには全幅の信頼をもてたし、術後の回診のときにも寡黙だけど掛けてくれる暖かい言葉に励まされた。眠れずに点滴台を転がしながら歩行訓練をしている深夜に検査室から出てくる先生に出くわしてこんな真夜中まで仕事してるのかと驚いた翌朝に何事もなかったかのように回診に来てくれたことも思い出す。


突然だったので気の利いたことが言えず、
「先生には本当にお世話になりまました」
とだけ言うと、先生はいままで見たことがない照れた笑顔を返してくれた。


お茶の水のこの病院に行った帰りは、いつも湯島天神に道草をする。もうそろそろ終わりの梅には緑の小鳥。紫色の花を食む神馬のあかりちゃん。そしていつも通り浅草橋まで歩き。



Ws000860

小鳥

Ws000858

あかりちゃん

Ws000859

神田川

| | コメント (2)

2016/09/16

手術後1年の検査

数えてみたらこの1年ほどでお茶の水には15回行っている。JR御茶ノ水駅に15回降りてる。そのほとんどは病院に用があってのことだが、病院以外の用でも仕事関係やイベントで行く機会があって、昨年以前は一度も用が無かったことを考えると、この引き寄せられ方はなんだと思う。


腎癌の手術後のフォロー、1か月後、3か月後、6か月後、9か月後ときて、今回1年後の検査のため、今日も御茶ノ水に行ってきた。家から電車で1時間弱。


内容はMRIの画像確認と血液検査。


MRIは先週の土曜日にお茶の水の別の検査機関で撮影。造影剤を使う予定だったのが、問診票を書いていて1年前の造影撮影の後に発疹が一つ出たことを思い出し軽い気持ちで「発疹」にペケをつけたところ、造影剤は中止になった。


医師との問診で、たった一つだけだしすぐに収まったしその後も造影剤は2回使ったがそのときいはなんともなかった旨も伝えたが、一度でも体の拒否反応が出た場合はただでさえ高いリスクがさらに高くなること、その場合のリスクとは直ちに呼吸困難になるなど重篤な症状も考えられること、その発疹が造影剤の影響かどうか確認する方法はもう無いがリスクの大きさを考えると安全側に考える必要があること、など、とても誠実に説明してくれ、結局造影剤を使わないで撮影してもらった。


どっちかというと体に変なものを入れたくないし、そもそも注射が苦手なので、ほっとしたのも事実だが、一方で主治医の先生にも今回の撮影の予約を入れる際に、じんましんとか発疹とかは出たことないかと聞かれていて、その時には「ないです」と答えてしまっていたことを気に病みちょびっとだけしょぼんな気分。


ではあったが、今日、そのことを咎められることもなく、その発疹についての主治医の先生からヒアリングがあり、次回からは造影剤無しで行きましょう、ということになった。そして腎臓の状態は問題なし。血液も問題なし。次回からは半年毎のフォローにしましょう、となった。よって御茶ノ水に行く機会は今後減る見込み。なんとなく残念。

ちなみに血液検査では、手術後に上昇して最高時で207(γGTP)44(ALT)まで上がった肝臓の数値は今日114(γGTP)22(ALT)。γGTPはまだ高いが傾向としては徐々に下がっている。


あと今回ひそかに実験したこと。前回3か月前の検査でクレアチニンとカリウムの値がちょっとだけ高かったので、1週間走るのをやめてみてクレアチニンが下がるか、野菜の食べ放題を我慢して人並の量に制限することでカリウムが下がるか。という実験をしてみた。


結果、両方とも下がった。まったくの正常値。どう思うか。


「制御因子を同時に2つ変化させているのは実験として如何なものか。」


的を射ている。まったくもってその通りだと思う。
したがってこの結果をもって野菜も走るのもやめるわけにはいかんだろう。
と都合よく考えたい。


がそんなわけにもいかない。私の実験のまずさはともかく、各々の因果関係については「運動や食事で変化しますからね」と先生も仰るところ。なので、野菜が好きで好きでしょうがないところ大食いだけはちょっとだけ気をつけようと思う。走ることについては「nbbさんはもう何をしてもいいですよ」という先生の言葉を真に受けて今後も続けようと思う。


さしあたって次のマラソンは越後湯沢秋桜ハーフマラソン。25日の日曜。病院から帰って夕方走ってみたが、実験のため1週間走らなかったためか採血のため朝はんを抜いたせいか、調子はさっぱりだった。

今日近所で発見した猿の腰掛。本文と関係なし。
Photo


| | コメント (0)

2015/10/11

歩いている

勘違いしていた。手賀沼は3週間後ではなくて2週間後、富山マラソンは4週間後じゃなくて3週間後だった。びびる。


午前中は病院から発送した荷物が届いて、それを開梱して洗濯したり片付けたり。地上50cmよりも低いものに手を伸ばすときは慎重に腰をかがめるので一人で能を演技しているかのごとく動作が緩慢であり、力もキャットパワーくらいの力しか出せないので作業ははかどらず、それだけでだいたい午前が終了した。


午後、将棋が終わって囲碁が終わった教育テレビをなんとなくつけたまま、雨もやんだし歩きに行くかと思って靴下と格闘してると、テレビでは民謡の番組が始まり、飯山、茅野、寒天、といった単語が聞こえてきて、おやと思ってテレビ(というかコンピュータ。ワンセグ)の前に行った。冬場の出稼ぎで飯山から茅野に寒天作りに出かけた大塚さんという方が当時の苦労を話していた。そして天屋節という民謡を歌った。私の父も若い頃にまさに飯山から茅野に寒天作りに行っていたと聞いている。想像以上に過酷な労働だったことを知り、故郷の父を思った。


カレンダー感覚をすっかり失って世間が三連休だったことにも今日上司にメールして気づいたのだが、自分の身体が思い通りにならない連休というのはなんかこう、もったいないというかありがたみがないというか残念感が高い。しょうがないので、とりあえず歩いている。まあこれはこれで楽しい。

| | コメント (0)

2015/10/10

退院した。

おかげさまで、本日退院しました。

家までは電車で帰れた。約1時間の乗り継ぎ。一時はタクシーで帰ることも考えて料金を調べてびびったりしていたが、大丈夫だった。座席には座れたが進行方向横向きの座席、加速と減速のときの腹斜筋にたいする揺さぶりには少しおっかなびっくりではあったが。

10時に退院して、帰る前に一つ検査。造影CT。腎臓の切り取った部分には仮性動脈瘤が出来るリスクがあって、それが出来ていないか確認するための検査。造影CTは手術前にも一度腫瘍を確認するためにやっている。造影剤を注入するとき、注入された腕から順番に胸、胃、下腹部と熱感がする。その感じは強い酒を飲んだときの胃の感じに似ていると思った。あと、今日は注射が痛かった。

--
Oさんはいい人だった

その検査が控えていて検査の4時間前からは食べてはならぬ、ということだったので前日用意しておいた捕食を食べようと、5時に起きてデイルームに行った。Oさんがテレビを見ていた。なんでも眠れずに2時からずっとここにいるとのこと。それからしばらく話をした。家族は家族で忙しいのだから病気を治すのは自分の担当。そう考えてなんでも前向きに取り組むことが大切だと思っている、紙おむつの付けかた一つとっても、将来自分が介護される立場になったときの勉強だと思っていろいろ研究している、と話してくれた。私の過去のTIAや今回のドックで腫瘍が見つかったことについて話すと、2回も生かされている。運が良いのはご先祖やご両親が良いからですよ。と言ってくれた。いい人だった。退院当日になって最後に話ができてよかったとお互い。


--
その後、荷物を整理。今回自分は1回入院手続きだけしてすぐに数日外泊、もう一度荷物を持って入院したこともあって、荷物が多かった。機内持ち込みサイズのキャリーバッグ一つには入りきれないので、提携しているコンビニの荷物発送サービスにお願いして、入りきれない分を段ボール1つにいれ、キャリーバッグと段ボール箱2個口で発送した。

Dsc_0341

--
荷物が片付いて、受け持ちの医師の最後の回診。走る先生。この先生にはいつも励まされた。そして最後の担当の看護士は一番お世話になったOさんだった。最後のあいさつが出来てよかった。いつも室内の掃除をしてくれるおじさん「今日で退院ですか。よかったですね」と控えめにとてもやさしそうな声で言ってくれた。もう少し入院しようかなと思った。


--
家に帰ると、3週間後の手賀沼エコマラソンの案内、4週間後の富山マラソンの案内が郵便受けに入っていた。ランニングシューズに履き替えて半歩き半ジョグ。ジョグの速度はまだキロ10分、歩くのと変わらない速度だが、明らかに良くなってきている。

| | コメント (2)

2015/10/09

明日は退院(手術8日後)

昨日はできなかったけど、今日出来たこと。
・インチキ技を使わず、普通に腹筋を使ってベッドから起き上がる
・道を歩いていて人を追い越す

その他、痛みに関しても目覚ましい勢いでなくなっていくのでほんと生きていて楽しい。街がきれい。


--
入院しているといってももう検温も一日一回だし、ほとんどすることはなく、唯一のテーマがリハビリ。今日も外出をしてきた。神田カレーグランプリが開催中なので、あちこち回って一応入院中なので食べるのは自制し、匂いだけチェック。そのあとふらふら歩いて、ワテラス、ソラシティなどで佇んで病室に戻った。昨日の歩く速度は平均4.0km/hだったが、今日は4.5km/hだった。富山マラソン完走ペースはまだ遠いが手応えはある。ワテラスに設置されたなぞの風船。


Dsc_0335_edited

--
夕方、研修の学生で私を2週間担当してくれたIさんが、挨拶に来てくれた。Iさんは優秀な看護師さんになりそうな気がする。頑張って欲しい。逆に、マラソン頑張ってください。あまり無理しないで。と言われておっさん感激。


--
退院日が土曜日なので、入院セット(入院中のタオルとか寝間着)の精算を済ませた。まだ行ったことがなかった16階のレストランにも初めて言って、いい景色を見ながら黒酢ざくろジュースを飲んでみた。ただいま洗濯中。そのあと、ビーエスで自転車の世界選手権、サガンが勝ったレースを見る予定。

| | コメント (0)

2015/10/08

外出してみた(手術8日後)

担当医師の許可をもらって、午後3時間ほど外出。退院に向けてのリハビリという名目。


病院は御茶ノ水駅のすぐ近く。楽器屋街を下り、神保町の本屋で少し立ち読みし、靖国通りをスポーツ店街の方に少し歩き、コンビニで愛媛マラソンの参加費を振り込み、御茶ノ水通りを戻って距離にして大体3キロ。


まだ時間があったので、聖橋をわたって湯島聖堂へ。さだまさしの檸檬という曲に出てくる「白い石の階段に腰掛け」たいと思ったもののどれが白い石の階段なのかわからず。


Dsc_0324_edited

その後さらにまだ時間があったので神田明神にもお参りしてみてから、病院に戻った。
トータル4.8km(6953歩)、平均ペースはキロ12分。


最初、神保町の三省堂についた時点でまだ歩行距離が1キロ未満だというのにすでにヘトヘトだったのに驚いたが、それでも立ち読みしながら少し休んでまた歩き出すと、だんだん調子が出てきたような気がした。


長いこと入院して外に出ないでいるとやっぱり気持ちが弱ってくるんだなと思ったのは、親切にしてくれる看護師さんご飯を運んでくれるおじちゃん掃除をしてくれるおばちゃんたちと別れるのはつらいなとか、家に帰ってちゃんと生活できるのだろうかとか、弱気なことを考えがちだったこと、そして今日3時間外をほっつき歩いただけで俄に気分が前向き、退院したらあんな事しようこんなことしようと楽しみでしょうがなくなってきたからで、やっぱ人間、外に出ないとだめだと思った。


--
今日のOさん(1)
O「今日はいい天気ですね」 看護師「そうですね。朝は寒かったですけど晴れましたね」 O「標高1000メートルだともっと寒いです」看護師「そ、そうですか・・・・」

今日のOさん(2)
(Oさん、酸素マスクをつけている)
看護師「酸素91%ですね」 O「幻覚がみえました。」 看護師「何か見えましたか」 O「酸素分圧が低いと見えるそうですね。登山者が見るとうわさで聞いてましたが、はじめてみました」

Oさんは登山が趣味なのだろうか。目が離せない。

--
体重が更に減って昨日と今日いずれも60.6kg。デイルームに貼ってある給食表をみたら、一日1800〜1900kcalくらいに設定している模様。今日はたい焼き、アミンバイタル、飲むヨーグルトで500kcalくらい補充してみたけど、外出で300kcalくらい余分に消費しているので、まだ足りんかな。神保町でカレーを喰ってくればよかった。


| | コメント (4)

2015/10/07

起きれた(手術7日後)

私と同じ日の午前に手術をした同室のTさんが、今日退院していった。自分も今日退院すればよかったかな、と思わなくもなかったのは、いままで一緒に戦いつつ進捗状況を報告しあってきた同士という気持ちがあったからで、一抹の寂しさを感じたからだ。

「良かったですね、お大事にしてください。」「私は先に家に帰ってゴロゴロしてようと思います。お大事にしてください」

Tさんは笑顔で退院していった。

--
昨日できなかったのに今日できるようになったこと
・ベッドから自力で(電動アシストを使わず)起きることに成功
・靴下を履くことに成功
・ジョグ

差し当たって、前者2つは帰宅するまでにクリアして置かなければならないと思っていた2つの課題が解決できた。やっぱり今日退院してもよかったのではあるまいか。

ちなみに起き方は、(1)痛い方の右腿を右手で抱える。(2)左膝を横に寝かして体を捻る。(3)左掌を左骨盤の下に差し込み、肘を支点にして手首で補助しながら状態を起こす。 だ。


--
右の中殿筋に走る300ボルトの痛みについてどこかで経験していたはず、ベッドの降り方もどこかで同じことをしたはず、とおもっていたのだが、思い出した。やっぱり右足首の靭帯を手術したときだ。ということは、中殿筋に関しては先生の言うとおり麻酔の影響で麻痺しているだけなのだな。腹斜筋の痛みは神経の損傷と麻酔の影響両方あるのかな。

--
基本的にもうなにもすることが無いのだが、今朝は、30分安静後の採血をした。術後に血圧を調整するホルモンが狂ってしまうことがあって、その値は体を動かすとすぐに変化してしまうので、このような方法で採血するのだとのこと。採血はドクターが直接やってくれた。針を刺したのも抜いたのもわからないくらいの、モスト・ペインレス採血・エバーだった。さすがだ。


--
今日また新しい人Oさんが入室してきた。手術後の最初の食事について看護師が説明していると
看護師さん「お粥と柔らかいものだけ出ますが食べられるものだけ食べてくださいね」
Oさん「バナナは?」
看護師「はい?食べたいの?」
Oさん「いや、出るのかなーとおもって」

誰もバナナのことなど話していないのであった。
Oさんから俄然、目が離せない。

| | コメント (2)