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2018/09/02

東京JAZZに行ってみた

土曜日ははじめて東京JAZZに行ってみた。コーネリアスとR+R=NOWと民謡クルセイダースを観てきた。

座って観るコーネリアスは初めてだったが没頭できるせいか、立って観たときよりも何か胸に迫りくるものがあった。ただどういう具合なのか位置的な関係のなのかわからないが、音がやたらでかくて不快に感じるほどで、後半は指で耳を塞ぎながら聴いた。これでちょうどいいくらいだった。むしろ過剰な残響やノイズが適度にキャンセルされてまるで from Nakameguro to Everywhere ツアーの時のようにクリアで快適。ちなみにNHK-FMで生放送されていたのをあとで録音で聴いたら会場で耳を塞いだときと同じようにクリアな音だった。なんなのか。

さすがなのはNHKホール、コーネリアスのステージは映像とのシンクロが要であるが、スクリーンがいいのかプロジェクターがいいのか、その映像がきれいだった。

ロバート・グラスパー率いるR+R=NOW。ジャズと言われるとまずクイーンのバイシクルレースが入っているアルバム名を連想するくらい何もわかっていない自分だが、このバンドが凄い演奏をすることは最初のドラムが聞こえた瞬間これはやばいと思った。手数は多いがしなやかなので小川のせせらぎのように滑らか。後半、ベースのソロが始まると他のメンバーはみんなドラムセットの後ろになんとなく集まって写真を撮ったりじゃれあったりしている自由さ。そのソロにドラムが合流し、ロバートグラスパーはデタラメに弾いてるんじゃないかというキーボードの即興。リズム隊とキーボードがそれぞれてんでバラバラの演奏をしてるうちにいつの間にか位相が揃っていく怒涛のラストに度肝を抜かれた。ジャズってやつは。最後に演奏を続けたまま一人ずつメンバー紹介をして終わる、という
終わり方もかっこよかった。

ステージ上は2台の台車カメラに加えてさすがNHKホール、クレーンカメラが自由自在に伸びていた。10月14日にBSプレミアムで放送すると場内アナウンスが言っていた。楽しみだ。家にBSは無いが。


NHKホールから外に出て、ずっと観たかった民謡クルセイダース、ケヤキ並木のステージは少し雨が当たっていたが満員。ラジオやシーディーで聴いてこれは盛り上がるだろうとは思っていたが、予想通りの大盛り上がり。「東京ジャズの飛び道具です」と自己紹介。日本の民謡をラテンのリズムに乗せて歌い、物珍しさで集まったジャズな人たちのドメスティックな本性を一発で鷲掴み。
例えば、会津磐梯山
 小原庄助さんなんで身上潰した、朝寝朝酒(中略) → 「もっともだーもっともだ」
例えば、炭坑節
 月がでたでた月が出た → 「はー ヨイヨイ」
 さぞやお月さんけむたかろ → 「さぞヨイヨイ」
このドメスティックなコール&レスポンスの快感と言ったら。そしてさらにシーディーにボーカルの塚本さんメグさんのサインを貰い、来てよかったと思ってアラヨイショ ヨーイショ ヨイショ ヨーイショ ヨーイショ と串本節を唱えながら帰宅。

串本節はこんな感じ
https://youtu.be/Pmg60MGEkv0?t=112

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2017/01/28

カウボーイ・ジャンキーズを観てきた

ボーカルのマーゴさんの声がシーディーで感じる印象よりもはるかに声量があって、また歌がものすごくうまくて感激した。

更に2曲目に聴きなじんだCaution Horsesの2曲目"Cause Cheap is How I Feel"のイントロのハモニカが聴こえてくると、なんかほんとに感動してしまってほんとに来てよかったと思った。

3曲目もCaution Housesからの"Sun Comes Up It's Tuesday Morning"。これもまた印象的なハモニカで始まる大好きな曲。途中歌詞が飛んでしまってうなだれるマーゴさん。

当時ベストヒットUSAのチャートなんかで名前は知っていたが高校生の自分には地味すぎてとくに注目するでもなく、それがその後カウボーイ・ジャンキーズを注目するようになったのはニールヤングのPowderfingerをカバーしていると知ったからで、このPowderfingerが入っているCaution Horsesが最初に聴いたアルバム。この1曲目と2曲目がはまったきっかけだったのでその2曲演奏されたのがうれしかった。

ボーカルのマーゴさんは歌わないときはマイクを抱えてうつむいてるし、ギターもベースも動かずに淡々と弾くだけだし、動きと言えばエレクトリックマンドリンの人がタンバリンやハモニカに楽器を変えるときとか、ドラムスの人が時々目配せをするくらい。まったくもって心地いい。ギターの人とドラムスの人がマーゴさんの兄弟。

終盤、彼らを一躍有名にした"Sweet Jane"で場内盛り上がる。名盤トリニティセッション収録のベルベットアンダーグラウンドのカバー。シーディーの何倍も良かった。

そしてラストはトリニティセッションの2曲目に入っているほんといい曲"Misguided Angel"。心地よくていつまでも聴いていたい。

アンコールは、おお、ニールヤングの"Don't Let It Bring You Down"だ。うれしい。

2週間前のピーターバラカンさんのラジオでの案内で初めて来日することを知ったくらいだから、ラジオが無ければ見逃すところだった。27年ぶりの来日だという。なぜこのタイミングでなのかはわからないが、ここ10年くらい自分の中ではカウボーイ・ジャンキーズの再生回数がやたら増えていたので、ほんと日曜午後6時のバラカンビートを聴いてて良かった。"Sun Comes Up It's Tuesday Morning"の歌詞ではないが、 Good news always sleeps till noon とはこのこと。なんちて。


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20170121@billboard LIVE Tokyo (18:00~の回)

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2014/08/02

フジロックに日曜だけ行った

今年はいろいろ都合がつかず日曜日だけ行ってきた。

5時に家を出て、9時に苗場到着。途中、関越トンネルを抜けて山を登り始めたら雨がポツポツ降ってきたので心配したが、苗場についたら雨は降っていないし地面も乾いている。

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民間の有料駐車場にクルマを置いた。翌朝まで2000円。途中買ってきた日焼け止め(虫よけin)を塗って、長靴に履き替えて会場に向かったが、最終的には日焼け止めも長靴も無用だった。今年は。

いつも長い列に並んで待つリストバンド交換も、最終日の今ごろ苗場に到着する自分のようなトンマはあまりいないようでほとんど待たずに完了。ついでにオフィシャルショップでお土産を買う。一番かさばらない手ぬぐい。

まずグリーンステージの右側のハイネケンに近いところで腰を下ろす。芝生は傷んでないし濡れてもないしそのまま寝ころべる状態。しかもハイネケンにもほとんど人は並んでいない。なぜなら涼しいからだ。空は曇って薄暗いし風が吹き始めたら寒いくらいで雨が降るのを待たずにカッパを着たくらいだ。

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というか寒気がする。風邪でも引いたか、寝不足のせいか。
しかもスピーカーからデビッド・ボウイのFiveYearsが聞こえてきて震えに拍車がかかる。自分の中では夜道を1人で歩いているとついつい口ずさむことで有名な曲。


そして猛しばらく震えていると、ようやく田舎へ行こうが掛かってグリーンスタート。近年は最初から奥へ行くことが多かったので久々に全部聴いたような気がした。


最初はオゾマトリ。メヒコ!身体を動かしたらやっと暖かくなった。最後ステージから降りてきたメンバーがその後練り歩きを開始しホワイトステージ方面に歩きだすと、ステージ前にいた者たちがごっそり着いていく。ハメルーンの笛吹き男は実在した。笑った。そのあとメンバーが一人、また一人と楽器を持って何事も無かったかのように帰ってきたのも笑った。

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帰りはこんな感じ


実は、今日のタイムテーブルをほとんど把握してなかった。ポーグスが最後だというのだけは知っていたが、実際にタイムテーブルをちゃんと見たのはこのときグリーンステージに座ってから初めてみた。


とりあえず、やっぱり風邪のような気がするのでそのままグリーンで様子をみることにした。次はBEGINだった。
このBEGINがとてもよかった。話がよかったし歌もよかった。泣くかと思ったくらいだ。食べものの歌に行き着いた話、紙袋じゃないとダメだというメッセージ、高田馬場で日雇い労働をしてた話や憂歌団の話やエイサーの踊り方講座もよかった。


つづいてヘブン、オーサカ=モノレール。ボーカルもバックも最高。泣きそうな顔! ファンキー・チキンができるか! 笑ったし、かっこよかった。グッゴッド!

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絶妙な背中の角度


このあとホワイトステージに行ったのはツイッターのフォロワーさんのみーやんさんの「長野が生んだ怪物を観に集まるべし」という意味のツイートを見たからで、なるほど、怪物だった。知らないくせにかっこつけた単語を使えばドープだった。がんばって知ってる単語で表現すれば、ゆらゆら後期とかROVOとかを聴いてて気持ちいい感じの気持ちよさだ。


そのあとカフェ・ド・パリに行って、始めるまで隣でやってたスラックラインを見て、時間が来たので中に入ってプレザベーションホール・ジャズバンドを観た。自分はあんま詳しくないのだがピーターバラカンさんの番組で紹介されたので着たクチだが、そんなおれにもわかるくらいおじいちゃんたちの演奏はまじ本物。何が違うのかわからないが明らかに違うことはわかる。だれもが楽しくなる音楽。いい音楽。発音はプリザベーションじゃなくてプレザベーション。というのもピーターバラカンさんの受け売り。


オレンジコートに戻ったら加山雄三が歌ってた。すごい人で満員。大人気。盛り上がっていた。佐藤タイジはいつもかっこいいなと思いながらカレーを食った。そういや朝からおにぎり1個しか食ってなかった夕方4時半。

次は、ホワイトステージでアウスゲイル。途中から。声がシガーロスっぽいのはアイスランドの発音なのか、Rの発音がのどの奥で転がすような感じだからなのか。シガーロスとコールドプレイの中間くらいの温度で心地よい。あれ、なんか聴いたような曲が、と思ったらニルバーナのHeartShapedBoxだった。良かった。

アウスゲイルの時に少し日差しが出たがこれが今日唯一の日差し。ずっと小雨っぽいのが降ったりやんだり。しかし水たまりができるほどではなくて、ヘブンからオレンジに行く道にも、オレンジのトイレ前にも、どこにもグチャグチャな場所はなくて快適だった。


次はどこに行くか決めていなかったが、BEGINが憂歌団の話をしていたのでオレンジコートで憂歌団を聴いた。誰だったか忘れたけど、フェアグランドアトラクションが出てきたときは憂歌団かと思った、と言った人がいた。ちょっとなるほどと思った。でもボーカルが全く違う。あっちは天使の歌声。こっちは酔っ払い(笑)。ヘブンのスカタライツの音が入ってきて怒ってたが、そんな話をしながら進行があまりにぐだぐだなのでメンバーが怒らないかこっちが心配したくらいだ。しかし改めていい声だ。内田氏のギターもかっこいいし、木村氏のぐだぐだなダジャレにピクリとも表情を動かさないドラムの人はRCサクセションの人なのかな。とてもよかった。


そしてオレンジコート最後は、ソウルレジェンド。まずはボビーラッシュ。「おまえは出来るのか?」的なアクションでバンドの一人一人にソロをやらせ、かならず最後に「こいつはできるぜ」てきな表情で観客に拍手を求める。このお約束感、ファンキー漫才は、JBとは芸風が異なるとはいえ、オーサカ=モノレールでさっき予習したとはいえ、その上を行くあさってさだった。途中一回ギターの人に何か厳しい口調で注文を出すラッシュ氏。それを観た俺に緊張が走ったが、次の曲が終わったときに「やれば出来るじゃないか」みたいな感じで笑って肩を叩いた。最高だった。
次に出てきたシル・ジョンソン、若干こまったじいちゃんというか、リハーサルとかあんまやってなかったような雰囲気で、あと観客にやたら歌わせる。最後にシルジョンソンとボビーラッシュが競演したときも、打ち合わせがされてなくて、後輩のボビーラッシュが気を使って控えめに困っていた。ぐたぐだで笑った。でも終わったあと、みんなで写真を撮ってて、仲が悪いわけじゃないみたいで良かった。
ボビーラッシュが良かった。そして何しろバックのメンバーがものすごかった。ドラムの人は何かといえばスティックを回すし、飛び上がっがりする。じいちゃんなのに。ギターは日本人の人だけど、楽譜を見ながらやってるけどなんであんな手数の多いくて注文が多くて忙しい演奏が楽譜を見ながらできるのか。ホーン2人は若い。いいあんちゃん。ベースはBBキングのバンドのメンバーだとのこと。

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この笑顔。そこはかとなくGUEENのフレディ波多江さんに似てると思わないか


終わって急いでホワイトステージに向かう。アウトキャストが明らかに楽しそうなステージ。非常に迷ったが1曲だけ聞いてグリーンステージへ。


グリーンではジャックジョンソンの最後の曲(アンコール?)がちょうど終わったところだった。時間を間違えたようだった。でもジャックジョンソンも聴きたかったのでちょっとだけだけど聞けて良かった。髪の毛を伸ばしているのかどうかは確認できなかった。


しょうがないのでポーグスまでポカリスエットを飲んで待つ。終わったらクルマで帰らなくちゃいけないのでビールは飲めない。ポカリスエット(正確にはイオンウォーター)を飲んでいると、ジャクソンブラウンのDoctorMyEyesが掛かる。毎年グリーンでジャクソンブラウンが掛かるんだよなあ。ほんといつか来るといいなと思う。


そして最後、ピットに入ってポーグス。なんか機材が調子悪かったのか開始が十数分遅れたけど、アコーディオンの人が膝スライディングで登場!シェインのぐだぐだ振りが憂歌団の木村さん以上で若干心配!でも楽しい!2曲目でモッシュが出来てやたら人にぶつかってくる奴がいて気が散る場面もあったが、そいつは近くにいた別のスキンヘッドの兄ちゃん(not俺)が押し返して解決。しかしシェイン、あんな酔っぱらってるし2曲に1回くらいのペースで袖に行って休憩するし歩きもヨボヨボなのにのに、歌いだすと声はでかい。さすが。やっぱあの声じゃないとだめだな。でシエスタもサウザンツ・アー・セイリングも無かったけど最後サリー・マクラナンでバイ・ミー・ビア・アンド・ウイスキー・コズ・アイム・ゴーイン・ファラウェイ(ファラウェイ!)と歌って終了。ポーグス、イギリスではもうライブはやらないとかいう情報もあったので、これで見納めなのかなと思いながらも。


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予定の1時間で終了してアンコールの声が鳴りやまなかったけど、声は元気だけど動作がヨボヨボしてたシェイン、これ以上無理かもな。アンコールは無いと悟って撤収。最後振り返れば、スマッシュの日高氏がでてきて「ごめんねー、これ以上無理なんだ」と言った。偽モリッシー以来ともいえる貴重な「ごめんねー」が聞けたところで脚加速。

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ごめんねーの瞬間


1時半。苗場をリーブ。あまりに眠いので、谷川岳PAで仮眠するものの、寒さで目が覚めた気温15℃。その後何度か仮眠を繰り返して、6時ごろだったかに帰船。って書くと船に乗ったみたいだがそうではなく船橋に帰宅。出社時間に間に合ってしまったけどどうしたものか途方にくれた。

というようなことを一週間遅れで、ホームページが無くなった代わりにメモとして、乱れ打ち。
無くなったんだよホームページ。うっかり契約を変えたら。うかつだったなあ。
オールアポロジーズだ。ぜんぶ俺のせいだ。
02の頃から書いてたのにな。

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2005/08/05

ロバートバーンズを想う

■フジロックから帰ってきてすぐamazonで注文した,エディ・リーダーの「Sings The Songs Of Robert Burns(邦題:ロバートバーンズを想う)」が今日届いた。昼休みに聴いた。ああいいなあこれ,って思わず言った。トラディショナルな曲のアルバム。解説を読むと,ロバート・ハーンズという人は学校の授業で出てくるような200年前の詩人だそうで,スコットランドの心と呼ばれているらしい。日本で言うと高野辰之のような感じだろうか(作風は違うけど)。このCDの歌を聴いていると,はじめて聴いたのにも関わらず遠い昔の土地や人に思いをはせるようなそんな気持ちになり,例えば『おぼろ月夜」を聴いたときと同じようなしみじみ感を感じる。私の祖先はスコットランド人なのか。いやそうではない。こういったものは国や時間を越えた普遍的なものがあるんだろうと思った。オーケストラを使っているけど素朴感を失ってないしむしろ温かみをもたらしていると言え,その辺にプロヂューサのこのプロジェクトへの理解が感じられる。そしてエディの歌も,ほんとにこの人の歌には何も言うことが無いくらい良くて,自ら書いている解説もこの作品を理解する上での良い手助けとなっていて,彼女のこの作品を作ることへの喜びと満足感が伝わってくる。ほんとに良くて,今後もこういうのをもっと作って欲しいと想った。でもよく見たらこれ、2003年の作品なのな。もっと早く買っとけっつの。
■そんなこと書いていたら,昔の文部省唱歌とかが聴きたくなってきた。どこかにいいのは無いだろうか。NHKの「みんなの童謡」もなかなか良いが。
■フジロックでみんなも一緒に歌えって言って歌詞を教えてくれたけど,忘れてしまって気になっていた曲もやっぱり入っていた。「Willie Stewart」や「Charlie Is My Darling」だ。
■そしてやっぱり解説と歌詞の対訳は中川五郎さんだった。良かった。これぞという作品はだいたいそうだ。エイミー・マンの新作もやっぱりそうだった。自分の中では帯に中川五郎さんの名前があるだけでじゃあ買ってみるかなって気になる。
■そのエイミー・マンがどうやら出演しそうな朝霧の申し込みが始まった。申し込もうかどうしようか考え中。エイミー・マンのソロ公演に行くか朝霧にするか、だ。

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2005/04/14

ブライト・アイズ

■『新日本紀行ふたたび』の第一回の放送を録画しておいたのだが、今日やっと見る時間ができたので見た。北海道の今は廃線となってしまったローカル線の「幸福駅」にまつわる話だったがとにかく、いい番組だなあと思った。受信料2倍払ってもいいと思った。そのかわりくだらない番組を垂れ流す民放テレビ局には慰謝料を請求したいくらいなものだ。ただし、テレビ東京は許す。

■今日は、会社の自分の所属する部署の団結式=宴会 だったのだが、なんか案内状には出欠/欠席の選択肢が提供されていて、っつーことは自由参加なのだなと判断した自分は不参加を表明したのだが、なんかいざ今日の定時終了の鐘が鳴って見ると、その後もなかなか帰宅しない同僚が大多数を占めているのを見て、大丈夫なのか?我が本部の決断力は?と思った。

■届いたのはもうだいぶ前だったと思うのだが、宴会を辞退したおかげで時間ができた自分は、R.E.M.の『レコニング』とブライトアイズの『I'm Wide Awake, It's Morning』をようやく聴いた。今、特に言いたいのはブライトアイズの方だ。
以前、同時リリースの『Digital Ash in a Digital Urn』がかなり良かったって書いた気がするけど、もう一つのこっちのほうはもうすごいよ。ライナーノーツには「ボブ・ディラン」とか」「ニールヤング」とかの名前が比較対象として並んでたけど、自分は歌詞を読んで第一印象としては「ブルース・スプリングスティーン」とか「ポールサイモン」を連想した。ライナーノーツにはさらに「ジャクソン・ブラウン」なんて名前もあったけど、なんだ、全部自分が好きな名前じゃないか。しかもなんと対訳は中川五郎さんだ。中川五郎さんが一枚かんだ作品には外れが無いという法則が今回も発動された。ここにその歌詞の一部を紹介したいななんて思ったけど、どこを選んだらよいのか、すべての行が秀逸すぎて迷うほどで、たとえばこんなだ。

 何の目的も無い戦争を戦えといわれたら
 勝つ側につくことにこしたことはないよ
 こんなことすべてがどうして始まったのか
 ちゃんとわかってる人なんて誰もいないんだ
 だけど僕らはどうやって終わらせるか
 それを確かめることに躍起になってる

 誰か他の人のような声だったら
 僕だって有名な歌手になれたかもしれない
 でもいつだってふできなもののほうがずっと素晴らしい
 さあ、とことんやってやろう
 どでかい音を出すんだ

これは歌詞カードの一番最後の部分をそのまま書き写したのだけど、ブッシュを再選させないためのツアーにスプリングスティーンやR.E.M.とともに中心メンバーとして参加したブライトアイズがこの歌を歌った場面を想像する。背筋がぞくぞくする。なんであの諸悪の根源=チンパン・ブッシュが今だにワールド・リーダーでいるのか、それだけがただただ無念でならないのと同時に、その次の5行が持つ清々しさといったらどうだ。これこそが自分が彼の最初のアルバム以来このミュージシャンに惹かれる最大の理由だ。ちなみに目付きは中村一義に似ている。さすがだ。

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2005/03/31

シカゴブルース

■amazonからDVD『シカゴブルース』が届いた。注文したのは昨日なのにもう着くのがすごい。昼休みにDVDドライブを搭載している共用機で早速みた。1970年代に製作され,NHKでも放送されたドキュメンタリーだそうだが,日本語字幕付きなのがいい。歌詞にまで日本語字幕が付いているから,自分のようなものにはありがたい。理解が深まる。まだ半分しか観てないけど、ブルーズというのは黒人の厳しい生活に根ざした、ほんとにリアルな音楽なんだということが彼等の顔を見ているだけで伝わってくる。

■家に帰って、ジャックジョンソンのCDにおまけで着いてきたDVDを最後まで見た。ほんとにかっこいいんだけど、さらに嬉しかったのは、ライブ・イン・ジャパンの項目で、去年の苗場でのステージなんかを収めた映像なんだけど、その最後が「Full length film comming soon」という字幕で終わっていて、もしかしたらあのフジロックでのベンハーパーとの競演なんかも含めた映像作品がでるということなのだろうか、もしそうなら嬉しすぎる。

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2005/03/18

余韻

■R.E.M.のライブが終わってから、なにか郷愁、あるいは別れの感覚にも似た一種物悲しげな感情に捕らわれてしまった一方、仕事に対しては普段とは見違えるような積極的でやる気に満ちた気持ちになれるのは、例えてみれば中学校を卒業した卒業式の直後のような気持ちに似ており、自分で書いててなんだが、いい歳して何言ってんだと思った。ああ、今ごろ大阪公演、盛り上がってんだろうな。フジロックに来てくれ。頼む。

■法事と駐車場の抽選会と重なってしまった件、今日、管理事務所に電話してみたところ、代理人を立てるように言われた。しかし代理人つってもなあ、近所にお知り合いはいないし、かと言って知人にこんなニュータウンくんだりまでご足労願うっていうのもなかなか気が引けるところで、結局のところお隣のキムラさんにお願いするしかなさそうなのであった。

■それにしても今ごろ、大阪では...

■仕事中、大阪支店の誰々がいないと言う話が聞こえて来るにつけ、なにー?おまえこんにゃろ、明日までに報告書を提出するよーに、というか、是非感想をお聞かせ願いたい、などど思ってしまうのは、そもそも彼がグランキューブ大阪に行ってるわけもなく、ちょっとどうかしてると思った。いや待てよ、奴にR.E.M.のベスト盤を前に貸した記憶が...

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2005/03/11

iPod

■町田町蔵にはいくつかの声色があるが,そのうちの一つが何かに似てるなあと思っていたのだが,わかった。ミッドナイトオイルだ。ピーターギャレットだ。

■今日iPodのシャッフル機能が拾ってくれていいなと思った曲,Pavement『AT&T』,The Beatles『Wait』,The Auteurs『Life Classes / Life Model』R.E.M.『Around The Sun』など。R.E.M.の新作がいいんだよなあ。発売直後はちょっと地味だなと思い,あまり良くない残念だと別の場所に書き,ほとんど聴き返すことが無かったが,そんな自分はばかものだった。とかく期待が大きいほど先入観が過剰になり本当の価値を見失ってしまう。最近自分はこのパターンが多いと反省。それにしても,iPodのシャッフルプレイの素晴らしさだ。まあiPodに限ったことではないけど,数千曲という大量の曲をランダムに再生するとあら不思議,不要な先入観を排除した状態で曲が聴ける。何度も聴いて飽きた曲でもフレッシュに聴ける。もういらなかったはずの資産に再び価値を与えてくれるという見方もでき,そもそもThe AuteursなんかこうしてiPodに入れない限りもう2度と聴くことは無かったであろうと見られているCDの1枚であり,そんなCDいっぱい持ってるけど,処分しなくて良かったな思わせてくれるiPodなのであった。

■かといって,なんでもiPodに入れてしまえばいいというわけでは無い。いくらお気に入りの一枚だからと言っても清水ミチコの『幸せのこだま』を登録してしまったら事だ。『夢見るシャンソン人形』のあとにミッちゃんの『放送特別フランス語講座』が続いてしまったらどうだ。シガーロスの荘厳な無国籍語の曲の後に『放送特別ヤバテ語講座』が続いてしまったらどうだ。その辺が難しいところだ。

■そういえば,清水ミチコの13年ぶりのCDが出たそうだ。たいへんだ、買わなくちゃ。

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